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ハナイカダと自然共生サイト間交流会
4月17日、各地でハナイカダの花が咲き始めています。「花筏」といっても、流れに落ちた 桜の花びらのことではなく、れっきとした植物の名前。雑木林でおなじみの落葉低木です。 葉の中央に花を咲かせ、雄花と雌花が別の個体に咲く雌雄異株の植物です。写真は雌花で、...
3 日前


鬱金と紅華と雑草ブーケ
4月15日、長池公園の桜は大半が散ってしまい葉桜となりました。季節が過ぎるのはあっと いう間です。そんな中、姿池を挟んだ芝生の斜面の頂上に1本ずつ花盛りの桜があります。 芝生広場側の1本は鬱金(ウコン)という桜です。オオシマザクラをもとに作出された、日本...
4 日前


上柚木公園で春の自然観察会
4月14日、上柚木公園の指定管理者「スポーツ&グリーン上柚木」との共同企画イベントが 上柚木公園で開催され、講師を務めました。初めての試みとなる「春の自然観察会」です。 地域の方を中心とする18名の皆さんにご参加いただき、春の雑木林で自然を堪能しました。...
6 日前


ホシザキカタバミとおさんぽマルシェ
4月12日、先日の記事で載せ忘れていましたが、河川堤防草地で見つけたカタバミです。 カタバミは5枚の花びらが特徴ですが、丹念に見ていくと花びらが通常よりも多いものが 見つかります。中には雄しべの一部が弁化したものもあり、重弁状になった個体は品種の...
4月13日


ミツバツチグリのお花畑
4月11日、樹木点検中、松が谷のいせまいり公園で目に飛び込んできたのがこちらの光景。 公園の一角が黄色に染まっています。近付いてみると、満開のミツバツチグリの群落です。 里山の雑木林ではよく見る植物ではありますが、こんな場所に、それもここまで高密度の...
4月13日


チョウゲンボウと江戸川植物さんぽ
4月10日、講座の下見や調査を兼ねて、都内(江戸川区や小金井市など)を廻ってきました。 普段の行動圏がもっぱら多摩川流域に限られているので、江戸川周辺の散策は新鮮です。 広大な江戸川の河川敷に降り立つと、堤防草地の低空でホバリングしている猛禽類が目に...
4月13日


フチトリヒメヒラタタマムシと季節の自然観察会
4月9日、お天気に恵まれたこの日、今年度1回目となる季節の自然観察会を開催しました。 長池公園の旬の自然を行き当たりばったりで楽しむ当企画ですが、相変わらずの亀の歩みで 南エントランスゾーンまで足を伸ばしました。フデリンドウやカントウタンポポのお花畑、...
4月12日


コスミレとノジスミレ
4月6日、自宅の駐車場の隙間にコスミレが咲いていました。ここには今まで無かったので、 きっと近隣の自生地からアリたちが種子をせっせと運んで持ち帰り、発芽したのでしょう。 コスミレという名前に反して、この辺りで見られるスミレの中では花も株も最大級なのが...
4月7日


やまざと広場でお花見
4月5日、お花見日和の週末となりました。見附橋周辺と芝生広場のソメイヨシノが見頃を 迎えており、驚くほどの人出でした。一方、南エントランスゾーンは訪れる人もそこまで 多くなく、満開のオオシマザクラをゆっくり楽しめました。さらに、その足もとには・・...
4月7日


キヌイトツメクサとチャボタイゲキ
3月29日、ここ一週間で一気に春が動きましたが、週末は雨模様。まさに三寒四温ですね。 ブログに書き留めるのを忘れていましたが、アブラコウモリやクビキリギスもすでに初認 しており、やはり、生き物暦的には順調に季節が進んでいっているようでほっとします。...
4月2日


春霞と陽光桜と訪問者
3月26日、大気中を舞う黄砂や花粉によって遠景が霞んで見えます。花粉症の方にとっては ムズムズして溜まらないはずの気候ですが、「春霞」という美しい言葉でも表現されます。 そんな春らしい穏やかな陽気の下、バス通り沿いのヨウコウ(陽光桜)が満開を迎えました。...
3月28日


イワツバメの秘密とパーキッズ今年度最終回
3月23日、先日22日からツバメ初認の報せが届いていますが、私もこの日に確認しました。 私用で五日市方面に出かけた際、武蔵五日市駅前をツバメが飛び交っているのを車窓から 観察しました。その後、あるお寺の上空をイワツバメの群れが何度も飛び回っていたので...
3月24日


春の里山で企業活動支援
3月22日、市内北西部の里山、上川の里特別緑地保全地区へ出張してきました。北沢谷戸を 中心とした総面積約50haの広大な緑地帯で、市内有数の生物多様性を誇る素敵な場所です。 ドコモやコカ・コーラなどの企業をはじめ、NPO法人、地域団体などが市と協定を締結し、...
3月23日


エナガの糸引きと雑木林講座
3月20日、ここ数日、エナガの群れを観察しているとこんなシーンをたびたび目にします。 枯れ葉に作られた蛾の繭らしきかたまりにぶら下がり、嘴で糸を引っ張り出しています。 絶えず動き回っているので、採餌に忙しそう・・と思っていたのですが、どうやらこの子は...
3月21日


今年もカタクリ1年生
3月18日、長池公園ではカタクリがいくつも蕾を付けています。もちろん、開花を心待ちに しているのですが、群落全体の生育状態の観察も欠かせません。その際、特に注目するのは 花を付けた株ではなく、1年目や2年目の若い世代です。種から発芽したばかりの赤ちゃんが...
3月20日


アズマヒキガエル産卵と旬の植物
3月17日、夕方に所用で沖ノ谷戸公園を訪れると、田んぼの水たまりに気配がありました。 水中に目を凝らすと、アズマヒキガエルが交尾しており、周囲には細長い卵塊が連なって いました。待望の産卵です。まだ確認できていませんが、長池公園でもそろそろでしょう。...
3月20日


スギナの溢泌(いっぴつ)
3月15日、雨の週末となりました。今年は2月下旬の「雨水」の時期に雨が少なかったので、 この頃の雨が木々を眠りから目覚めさせる“木の芽起こし”の役目を果たしてくれますね。 先日、野猿峠の野原で見かけた光景です。時間はお昼前くらいですが、まだ朝露が残って...
3月17日


イヌコリヤナギ開花(投稿800件目)
3月14日、のらりくらりと日々の自然の記録を綴ってきたこちらのブログも、おかげさまで 投稿800日目を迎えました。いつもありがとうございます。そして引き続きお付き合いの ほど、宜しくお願いします。皆さんのお散歩がより豊かなものになるように願いを込めて!...
3月17日


アオイスミレと観察会告知
3月11日、東日本大震災から14年、今年は大船渡市で大規模な山林火災も発生しました。 震災で亡くなられた全ての方々へ哀悼の意を表しますとともに、ご冥福をお祈り致します。 再来年度中に新設されるという防災庁。今後の災害対策強化の切り札になるでしょうか?...
3月13日


パーキッズでタマノホシザクラごしごし
3月8日、自然館から築池へ下る階段沿いにはスギがまとまって生えています。杉の木広場と 呼んでいるこの場所を通りがかった際に、幹にいくつも穴が開いているのを見つけました。 この穴の正体はキツツキの一種、アオゲラの食痕と思われます。幹内部に潜む甲虫の幼虫や...
3月9日


堀之内沖ノ谷戸公園から見た富士山
3月7日、朝から緑地作業で堀之内沖ノ谷戸公園の竹林整備を行いました。作業の休憩時間に メンバーが揃って向かったのは近くの展望広場です。空気が澄んで素晴らしい眺望でした。 雪を纏った富士山もひときわ存在感を放っていました。左手には丹沢の山々が連なります。...
3月9日


多摩丘陵の自然を守る会創立40周年記念展
3月5日、明日6日より長池公園自然館展示室2で「多摩丘陵の自然を守る会(以下守る会)」の 創立40周年記念展示会が開催されます。守る会は、由木地区を拠点に自然環境保全活動を 行ってきた団体です。私たち指定管理者との関わりも深く、希少植物の保全などで連携を...
3月6日


足指異常のハクセキレイ
3月4日、午後は都内へ出張のため、お昼まで明日から始まる展示会の準備に集中しました。 作業を終え、ヤマアカガエルの産卵状況を確認するためにながいけの道を往復しましたが、 産卵状況は変わらず、自然館中庭1、第一デッキ1、第二デッキ0という寂しい結果でした。...
3月5日


続・鳥たちと過ごす雪の日
3月3日、先週からやっと始まったヤマアカガエルの産卵ですが、自然館中庭の池でも卵塊を 確認することができました。今年は雨が少なく、だいぶ遅れています。ようやく恵みの雨が 降り、これから相次いで産卵が行われるでしょう。朝からの雨はやがて雪に変わりました。...
3月4日


サンシュユと自然館中庭の雑草
3月1日、朝から悲しい知らせがありました。姿池で先日の記事で取り上げた子と思われる トモエガモの亡骸が見つかったということです。やはり、昨日の時点でだいぶ衰弱していた のでしょう。直接的な死因は不明ですが、回復することなく息絶えたものと考えられます。...
3月3日


羽を痛めたトモエガモ
2月28日、気が付けば2月も最終日。3月の展示会の準備などに追われる中、来年度の予定も 次々に入ってきて落ち着きません。また、明日から駐車場の施錠時間も夏時間になります。 新年度に良いスタートを切るためにも、3月は一日一日を大切に過ごしていきたいですね!...
3月1日


メジロとタチカンツバキ
12月27日、年内最後の巡回点検で、各種サインを掲示しつつ堀之内方面を廻ってきました。 秋葉台公園のトイレの周りではタチカンツバキが花盛り。メジロたちが集まっていました。 花蜜の好きなメジロにとって、ツバキの仲間は、梅や桜と並ぶ重要な蜜源となっています。...


トモエガモとハシビロガモ
12月24日、今年も築池に滞在中のトモエガモは全部で5羽、それもなぜか雄ばかりです。 つくいけの道から水面の枝をそっと覗いてみると、トモエガモがまったり休んでいました。 藪の隙間からとはいえ、こちらの存在にはとっくに気が付いています。それでも逃げようと...


浅川の写真展と堆肥運搬
12月23日、長池公園自然館展示室1で「第13回 あさかわコンクール入選作品展」の展示が 始まりました。(会期は1月7日まで。)八王子を代表する河川、浅川の魅力が満載の写真展と なっていますのでぜひお立ち寄り下さい。偶然にも、この日は八王子駅方面に用事があり、...


里山保全隊活動納めと観察会告知
12月16日、朝から都内へ出張してきましたが、昼すぎに自然館へ戻ると、美しい光景が・・ 赤と黒の対比が美しいトキリマメの果実です。二色効果で小鳥を誘引しますが、実際には 美味しいわけではないようです。エンドウマメのようなサヤ入りタイプの果実を持った...


ケヤキめくり始めとパーキッズツリー登場
12月15日、初冬の公園をお散歩していると、思いがけない美しいシーンが見つかります。 例えばこちらは黄金色の天狗の葉っぱ!ハリギリの葉ってこんなに綺麗だったのですね。 里山では、多くの木々が落葉する前の最後の輝きを見せてくれます。旬は今のうち・・...


スギ樹皮下の生物多様性
12月14日、八王子市環境保全課主催「学生ボランティアによる緑地保全活動」が谷野町の 斜面緑地(一般立ち入り不可)で開催され、講師を務めてきました。創価大学、法政大学、 工学院大学、東京工科大学の各学生の皆さん、里山レンジャーズの一期生3名と二期生1名、...
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