別所小学校1年生と秋の色集め
- ひとまちみどり由木 指定管理者
- 11月6日
- 読了時間: 2分
11月4日、別所小学校の元気な1年生の皆さんが、秋を探しに長池公園へやってきました。
前回、チュウゴクアミガサハゴロモ探しに夢中になった面々。今回は“色”がテーマです。
かつて、日本人は自然の中に様々な色を見出して、自由に名前を付けていました。そんな、
伝統色の中から選び抜いたオリジナルのカラーチャートを配布して、まずはお手並み拝見。
くちば色、なでしこ色、とうもろこし色・・おんなじ色の葉っぱや木の実は見つかるかな?
次は見つけたものの色を何かに例えて、今度は皆さんが色の名前を作る番です。素敵な色が
たくさん生まれました。きらきら色やオーロラ色など、想像力を掻き立てる響きですよね!
綺麗な落ち葉やどんぐりを拾い集めたり、赤トンボが遊びに来たり、色探しのミッションは
里山の秋を思い思いに味わう時間でもあります。全員が最高の表情で楽しんでくれました!
授業のあとは、今月15日に開催されるフォト講座(日本自然保護協会・ソニー共催)の下見を
行いました。現在、展示室2で開催中のフォトコンテスト入賞作品展とのタイアップ企画と
して毎年恒例となっているイベントです。今年のメイン講師は、昆虫写真家の尾園暁さん。
歩き慣れたコースも、プロの眼にかかれば発見と驚きの連続です。わいわい盛り上がって
歩いていると、常連の来園者もどんどん合流して、気付いたら大所帯に。まるで桃太郎!
自然観察を通して仲間がどんどん増え、楽しみや感動も広がっていく。心地が好いですね。
出会った生きものの一部です。ナカジロサビカミキリ、テングチョウ、アカボシゴマダラ。
触角をおさげのように下に降ろしているナカジロサビカミキリは、ヤマグワの枯れ枝を見て
いたら偶然見つけたものです。「木のコブにしか見えない!」と夢中で観察したのでした。
本番はどんな出会いが待っているでしょう?自然の隠し絵を存分に楽しみたいと思います。































