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キツネノカミソリとウマノスズクサ

7月31日、協同出版から教育関係の雑誌の取材をお受けしました。体験学習施設の運営を

通じて、これまで多くの子どもたちや学生さんと接してきた私たちにとって、教育活動は

事業の大きな柱になっています。学校教育のサポートはもちろん、「パーキッズ」をはじめ

自ら企画運営を行ってきた活動もあります。特に環境教育においては、学校と家庭だけでは

なく、地域社会の力が不可欠だと考えており、それを実現する“場”として公園ほど優れた

空間は無いでしょう。インタビューを通して、教育的観点で見た公園の在り方、可能性に

ついて、改めて振り返ることができたような気がします。どんな記事になるか楽しみです!

話は変わりますが、すっかり林床も緑一色となった盛夏のカタクリ自生地には、この時期の

お楽しみ、キツネノカミソリが顔を出しています。樹林内が明るい春のうちに葉を広げて、

光合成によるエネルギー生産はすでに済ませてあるので、夏は花茎だけがお目見えします。

当てずっぽうで地面に刺しておいた「キツネノカミソリ」の草名ラベルの周囲に、ちゃんと

花茎がいっぱい出てきてくれました。ナイス。このほか、駐車場にも数株咲いていました。

自然館前(第一会議室の脇)に植栽されたウマノスズクサは、いつの間にか花盛りでした。

ラッパ型の花は雌性先熟で、匂いに誘われてやってきたハエをしばし中に閉じ込めてしまう

脅威の生態を持っています。また、ジャコウアゲハの幼虫がこの葉を好んで食べ、植物体に

含まれる毒成分を体内に取り込んで身を守ることも知られています。話題が尽きませんね!

何かいないかなとウマノスズクサの茂みを掻き分けると、アオマツムシの幼虫がいました。

自然館周辺や中庭では、キキョウ、メハジキ、マキエハギなども開花して賑わっています。

真夏でも元気に咲いていてくれる草花の存在は、多くの昆虫にとってありがたいはずです。

それは私たちも同じで、窓越しに咲く色とりどりの草花が暑さを忘れさせてくれています。


 
 
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