top of page

みちくさもみじ

10月28日、園内の草花に名札を設置しつつ植物を学ぶ「道草くらぶ」の活動を行いました。

愉快で陽気な面々と、この日も珍道中が始まりました。植物の名前は必ず聞き間違えるし、

何回も同じ質問を繰り出す皆さん、期待を裏切りません笑。でも、楽しいのが一番ですね!

雑草にも目を向けてもらいたいという思いから、今回は地味でありふれた草花にも名札を

付けてみました。そんな中、ひっつき虫の王道の一つであるヒカゲイノコヅチに目を奪われ

ました。見て下さい!この美しい草紅葉!これまでも、葉の色付く草花をたびたび紹介して

きましたが、思いもよらない雑草が紅葉しているのを見つけたときの感動はまた格別です。

ながいけの道など、園内の各所に群生しているカラスノゴマも葉が赤く色付いていました。

真っ赤も良いですが、1枚の葉が緑から赤へとグラデーションになっているのも綺麗です。

この時期、ほとんど花の目立たないカタクリ観察路では、白いブラシのような姿が印象的な

サラシナショウマの花が咲いていました。思わず触ってみたくなる可愛らしい花ですよね!

散策中に出会った植物と昆虫の一部です。アカバナ(植栽)、アズマレイジンソウ(移植品)、

オオニガナ、カラミンサ・ネペタ(花壇植栽)、ハチオウジアザミ(植栽)とキタキチョウ、

ヤクシソウとクチナガガガンボ、ヒカゲイノコヅチの穂先に止まったオオアオイトトンボ。

ゆっくり時間をかけて、新たに19枚の名札を設置し、古いものや時期が過ぎたものは回収

してきました。自然館周辺やながいけの道での観察のヒントとして、ぜひご活用下さい!


 
 
bottom of page