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みなみ野敬愛保育園の子どもたちと自然遊び

11月14日、公園スタッフが朝、尾根幹線道路でホンドタヌキを見かけたと話していました。

同日、鑓水方面でもタヌキの目撃情報。そして私もトイレを閉めに行った帰りの車中から、

フサフサの冬毛のタヌキを観察しました。時間は17時半頃、場所はトンボ池裏の園路です。

タヌキ自体は珍しい動物ではありませんが、この日はひょっとしてタヌキの集会?お祭り?

自然館中庭では、開花のもっとも遅い野菊の仲間、アワコガネギク(キクタニギク)が開花。

南関東で黄色い野菊は本種だけなので、見分けは簡単です。この辺りには自生しておらず、

本来は恩方方面や高尾方面まで行かなければ出会えません。葉っぱの形も変化に富んでいて

面白いので観察してみて下さい。雑種のシロバナアブラギクもマダケ林下に咲いています。

午前中、みなみ野敬愛保育園3歳児クラスの皆さんがはるばる遊びに来てくれました。園の

ある七国周辺もみどりが豊かなので、日常の園外活動でも役立つような自然遊びを中心に、

ガイドを行いました。開始早々、館内の剥製に夢中になる子どもたち、保育士さんたち!

大人が楽しめば子どもたちはもっと楽しい、さすが、そのことをよくわかっておられます。

秋は草花を使った遊びがたくさんあるので、歩いては遊び、歩いては遊びの繰り返しです。

私は、対象となる年齢層によって、動植物の魅力を伝える手段を様々に使い分けています。

相手は3歳児ですから、秋の自然を味わってもらうためには、五感を使って遊ぶのが一番!

山柿色の帽子をかぶった子どもたちと一緒に、私も存分に楽しみ、そして癒されました。

おまけ。今年2回目・・またしてもツタウルシにかぶれてしまいました。帰宅後にお風呂に

入ると両腕が痒くてたまりません。ウルシオールにめっぽう弱いフィールドワーカーです。

ちなみに長池公園では、ツタウルシは園路から見える場所には自生しませんのでご安心を。


 
 
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