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抱卵中のガビチョウ

8月4日、南大沢学園一番街内の集会所で、由木の植物に関する講師講演を行ってきました。

地元を舞台にした話ということもあって、会場の皆さんも熱心に耳を傾けて下さりました。

主催の健歩の会は、立ち上げから今年で丸9年になるそうです。四季折々の自然や街並みを

楽しみながら散策を楽しんでおられます。今度はぜひ“お散歩”にご一緒したいですね!

ところで、自然館スタッフが長池公園の園路のそばで抱卵中のガビチョウを見つけました。

昆虫を探していたら目が合ってびっくりしたとのこと。早速、覗きに行ってみると、確かに

目線の高さの茂みに巣があり、ガビチョウが座り込んでいました。ガビチョウは雌のみが

抱卵を行うので、この子は雌です。不在時に確認したところ、水色の卵が1-2-1の配列で

並んでいました。ガビチョウの産卵数としては平均的ですが、時期的にはだいぶ遅いので、

今年2回目の繁殖である可能性が高いでしょう。特定外来生物なので、このようなケースは

対応に迷いますが、彼らの繁殖生態について詳しく知る貴重な機会でもあり、ひとまずは

驚かさないように配慮しつつ、継続観察してみたいと思います。それにしても、ずいぶんと

無防備な場所にあるので、卵やヒナの段階でヘビやカラスに狙われる可能性も高そうです。

自然館周辺では植栽されたメハジキ(立川市産および八王子市高月町産)の花が見頃です。

花盛りのメハジキや咲き始めたばかりのサワギキョウの花へ盛んに吸蜜にやってきている

オレンジ色の昆虫がいます。スジボソフトハナバチです。ハチドリのように花から花へと

飛び回るスジボソフトハナバチは、盛夏の里山の風物詩ともいえるのではないでしょうか。

おまけ。里山サポーターとして活躍中の高校生Mさんと自然館スタッフMさんのM.Mコンビが

園内の主要箇所で見られる草花に、草名ラベルを設置してくれました。探してみて下さい!


 
 
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