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今年もハシビロガモ

10月9日、公園スタッフのFさんが、朝の築池見回りで3羽のハシビロガモを確認しました。

昨年の12月24日にもハシビロガモが飛来しており、日本へ渡ってきたばかりの時期には、

一時的に築池へ立ち寄っていくことがあります。ちょっと一服していくか・・という感じ?

ハシビロコウほどではないにしろ、他のカモ類と比べて“嘴広”な嘴がとても特徴的です。

この嘴を水面へ差し込むようにして、水面近くのプランクトンなどを掬いとって食べます。

3羽とも褐色系の色合いですが、秋のカモあるあるで、雌雄ともにまだ地味な姿なのです。

先日7日には、別のスタッフのMさんが長池の奥で5羽のオシドリを確認しました。彼らも

渡りの途中に立ち寄ったのかもしれません。近年は、秋と春先を中心にオシドリの飛来が

コンスタントに確認されており、ドングリ落果期のちょっとした“名物”となっています。

さて、この日は長沼町方面の民有緑地を調査してきました。林縁の一角には、秋ならではの

植物がいくつも集中的に生育していました。順に、ジョウシュウカモメヅル、ヤマハッカ、

カントウヨメナです。朝の短い時間でしたが、数々の里山植物との出会いに癒されました。


 
 
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