top of page

別所小学校おおぞら学級と姿池清掃

11月13日、長池見附橋たもと(下流側)の植え込みで、シロヨメナが見頃を迎えていました。

「野菊の仲間は似たような花が多くて見分けられない!」という声をよく聴きます。本種は

幅の狭い純白の舌状花(花びら)と、深緑の細長い葉が特徴です。他の野菊と比べて、林縁の

やや暗い環境を好み、生育環境からもある程度の種類に絞り込んで調べることができます。

木漏れ日に輝くシロヨメナは“可憐”という言葉がピッタリで、個人的に好きな野菊です。

シロヨメナの咲く長池見附橋の下、姿池では、別所小学校おおぞら学級の皆さんと一緒に

池清掃を開催しました。毎月、長池公園で自然学習に取り組んでいる子どもたちですが、

池の掃除は初めての試みです。専門学校東京テクニカルカレッジの学生や緑地管理チームの

面々も応援に駆け付け、賑やかに行われました。築池から越流してきた水生生物の観察も

行い、水の生きものに詳しい公園スタッフのKさんが、丁寧にレクチャーしてくれました。

池清掃と並行して、特定外来生物のオオクチバスとブルーギルの捕獲駆除も行いました。

水の引いた池に降りてきたハシボソガラスや付近を偵察飛行していたダイサギたちの狙いは

彼らだったのでしょうか?清掃中には頭上にオオタカも現れ、鳥たちを黙らせていました。

午後からは、地域の自然や歴史を調べている長池小学校3年生のグループが来館し、質問に

お答えしました。地元の子どもたちの「学びと体験の場」として、毎日フル稼働中です!

おまけ。自然館中庭で見つけた“草紅葉”たちです。さてそれぞれ何という草花でしょう?

 
 
bottom of page