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展示室1に新しい仲間
12月22日、所用で高尾の森自然学校を訪問しました。冬枯れの草原ではモズやホオジロが見え隠れしていました。 モノトーンの枯野を眺めていると、ひときわ目立つ真っ赤な植物に気が付きました。気になると正体を確かめずには いられません。草や灌木を掻き分けて見てみると、ミツバアケビの紅葉でした。アケビやミツバアケビは黄褐色とか 紫褐色に色付くイメージがあり、これほど鮮やかなものは初めて見ました。今シーズンは、木々の紅葉も草の紅葉も 当たり年なので、普段はあまり美しく紅葉しない種類の植物がいつもとは違う表情を見せてくれることがあります。 所変わってこちらは長池公園自然館展示室1の常設コーナー。大学の先生と学生さんが集まって何だか賑やかですね。 骨格や透明骨格標本を手掛けて下さっているヤマザキ動物看護大学の面々です。新しい展示が追加された模様です! 今回、新たに仲間入りした標本たちです。修復作業を終えて戻ってきたホンドタヌキの骨格、ニホンイタチの骨格、 そしてアブラコウモリの透明骨格標本です。里山の野生動物は、全身が毛で覆われていることもあって、どれもよく..
Dec 27, 2025


シティーハンター
12月21日、冬至が迫り、暗くなるのがだいぶ早くなりました。子どもたちが公園で遊べる時間も限られています。 相模原市内の公園で遊び終えて引き上げようとすると、チョウゲンボウのペアが飛んできました。夕暮れ時は街なか でもチョウゲンボウやハヤブサを見かけることが多い時間帯。大きなビルなどに止まって、最後の狩りのチャンスを 伺っているようです。秋から冬にかけて、ハクセキレイやムクドリなど多くの小鳥が街路樹や施設の屋上ボイラーに 集まり、大規模なねぐらを形成するので、ねぐら入りのタイミングに合わせてやってきているのかもしれませんね。 チョウゲンボウのいるビルの下には、彼らの狩りの残骸が落ちていることがあります。私はこれまでに、カワセミや ツバメ、メジロ、スズメなどの翼がまるごと落ちているのを拾ったことがあります。なかなか豪快な解体方法です。 さて、この時は望遠レンズを持っていなかったので、標準レンズでの撮影です。案外、雰囲気が伝わるでしょうか? 道すがら、色付いた葉っぱの数々が目を引きました。1枚目の植物は、なんとあのヘクソカズラです。秋にはこんな...
Dec 25, 2025


二度あることは三度ある
12月20日、最近、ある珍しい鳥に出会いました。近隣での過去の観察記録も改めて振り返ってみたいと思います。 11月30日、子どもたちを連れて松が谷方面の広場で遊んでいた時のこと。「ティティティティッ」という聞き覚えの ある声が聴こえてきました。ニシオジロビタキに違いない!そう直感して声のする方を探すと、尾羽を上げた姿勢が 特徴的なシルエットがケヤキの枝先を飛び回っています。その後もしばらくじっくりと観察することができました。 後日も何度か見に行きましたが、私はそれから確認できていません。現況は不明ですので、場所の公表は控えます。 本種は全国的にも珍しい渡り鳥の一種。最近では越冬個体の記録が増えており、例年、関東でも数ヶ所で確認される ようになっていますが、かつては見つかると新聞に載るほどでした。私が初めてこの鳥に出会ったのは今から22年も 前の2003年まで遡ります。学生だった当時、府中の浅間山公園まで電車とバスを乗り継いで見に行ったのでした。 噂どおりの愛くるしい姿に魅了されたのですが、大砲レンズがズラリと並び、手懐けるための餌がばらまかれてい
Dec 22, 2025


落ち葉清掃の癒し
12月19日、大塚にある竜ヶ峰公園とふきつけ公園の落ち葉清掃を実施しました。どちらも小さな公園ですが、特に 竜ヶ峰公園は山側から流れてくる落ち葉がてんこ盛り状態。回収した落ち葉の総量は、およそ250kgに達しました。 そんなハードワークを癒してくれるのが、時折、姿を見せてくれる小鳥たちです。「ニーニー」と鳴きながら行動して いるのはヤマガラ。「ゲゲッ」と小声で呟きながら近付いてくるのはルリビタキです。鳥見歴も30年くらいになると ちょっとした小鳥のささやきでも、どこにどんな種類が何羽くらいいるか、などの情報が瞬時に頭に入ってきます。 現場の作業に集中していても、つまり、見ようとして意識をしなくても、五感でバードウォッチングできるのです。 大好きなエナガの群れも現れました。この真ん丸な体がたまらないですね!思わず掴みたくなってしまうほどです。 世の中はシマエナガグッズで溢れていますが、より身近な存在のエナガのグッズが増えてくれたら嬉しいのに・・! 突然、「チリリリリ」と甲高い声で鳴き交わし、すっと動きを止めました。上空にはハイタカ。さすが目がいいな
Dec 21, 2025


木の皮が・・
12月18日、巡回清掃で堀之内東山方面の公園緑地を廻ってきました。足もとからトラツグミが飛んでいきました。 ところで、先日の講座で撮影したこちらの写真をご覧下さい。大きなクヌギのゴツゴツした樹皮を写した一枚です。 じつはこの写真の中に、1匹の生きものが隠れています。まずはノーヒントで。写真を拡大して探してみて下さい! もう少しアップにしてみます。これでわかれば、あなたは素晴らしい観察眼の持ち主です。ヒントはある昆虫です。 ここまで拡大すればさすがに見えますでしょうか。真ん中やや左に、その名もキノカワガという蛾の一種がいます。 これまで、様々な昆虫の擬態を見て、そのたびに感激してきましたが、こちらのキノカワガはかなりの衝撃でした! 成虫という無防備に近い姿で越冬するキノカワガ。樹皮に張り付いていることで小鳥の目を掻い潜っているのです。 体や翅の模様はもちろん、凹凸まで、背景の樹皮とそっくりです。最初、クヌギカメムシの卵でもないだろうかと、 何人かでこのクヌギを観察し始めたのですが、講座の参加者の一人がじっと身を潜めるキノカワガの存在に気付き、...
Dec 21, 2025


冬の自然観察事始め
12月17日、講師の仕事で、東久留米市の落合川遊歩道と南沢湧水群を散策してきました。下見では主に水辺に注目 していたためにちゃんと見ていなかったのですが、遊歩道にはハリグワやギンドロ、アブラチャンなど、ユニークな 樹木が色々と植栽されていました。それらの冬の姿を観察するだけでも、十分に楽しめてしまう散策コースでした。 しかし、なんといってもこの日の主役は冬越しする生きものたちです。一行は、この時期になると、樹皮や葉っぱ、 樹名板など色々なものをめくっては、生きものが潜んでいないか確認せずにはいられません。私がそんなことばかり 繰り返しているのが、皆さんにもまんまと伝染ったようです。お昼休憩の時間には、ベンチの前のケヤキの樹皮裏を チェックし始めました。1~5枚目は同じ1本のケヤキ樹皮下から見つかった生きもの。順にトホシクビボソハムシ、 モンクチビルテントウ、ムツボシテントウ、ヒメコバネナガカメムシ(※左端はヒレルクチブトゾウムシ)、そして、 それらに比べるとひときわ大きな体のヒゲジロハサミムシです。6枚目は、ムクノキの樹皮下から複数匹見つかった.
Dec 21, 2025


鳥たちの都市生活
12月16日、専門学校の講義と試験監督で都内へ出張した帰りに、街なかの某公園に立ち寄り、食事を取りました。 ベンチに座って塩むすびを頬張っていると、池を泳いでいた2羽のオオバンが地上に上がってきて採餌を始めました。 オオバンは水草や魚、貝や甲殻類など、色々なものを食べる雑食性。水中でも陸上でも、美味しそうなものを探して どんどん口に入れているように見えます。そんな様子を見ていたら、パクッとイチョウの葉っぱを咥え上げました。 何でも食べるとはいえ、落ち葉を食べるのは見たことがありません。イチョウの葉は確か抗酸化作用があるとかで、 健康のために食べたりお茶にしたりすることがあるそうですが、生きものでは鹿が食べているのを映像で見たのと、 蛾の一部が食べるという話を聞いたことがあるくらいです。さあ、どうする?・・と期待半分に様子を見守ります。 残念!わりとすぐにポイッと捨ててしまいました。葉っぱをどかそうとして咥えた状態で移動しただけのようです。 それにしても、街なかのオオバンは本当によく人慣れしています。30年くらい前までは、今ほど数も多くなかったと.
Dec 19, 2025


コアカザトウムシ
12月15日、午前中は下柚木小学校で学校林を活用した秘密基地作りのための授業支援を行いました。学校林のある 小学校は市内でも数えるほどしか無いと思います。校庭だけでは決して味わえない本物の自然、地域に培われてきた 貴重な里山文化の歴史がそこには在ります。そして、下柚木小学校の学校林にはニホンアナグマの巣穴があちこちに あったり、希少なリンドウやウメガサソウなども自生していたりと、生物多様性の観点でも大きな価値があります。 今後も、子どもたちにはもっともっと学校林に入って、この環境でしか体験できない時間を過ごしてほしいですね! 所変わって、こちらは長池公園の雑木林トレイルの一コマです。初冬の雑木林内はとても静かでモノトーンの世界が 広がっています。そんな中、色付いたサルトリイバラやメギ、そしてオオモミジの葉がひときわ目立っていました。 葉を落としたナルコユリは、整列した果実がまだ仲良く残っています。(採取した株を自然館受付の花瓶に展示中!) 雑木林トレイルを歩いたのには目的がありました。昆虫写真家の法師人響さんが講師を務める昆虫観察会イベントの..
Dec 17, 2025


間接頭かき
12月14日、空いた時間に近場の公園を散歩していると、足もとからアオジが出てきました。ひと休みのようです。 こちらも小休止することにしてその様子を眺めていたら、器用に頭をかいていました。鳥は手が翼になっているので 当然、脚で頭をかくわけですが、じつは頭のかき方は二通りあります。脚をそのまま頭に持っていく直接頭かきと、 脚を翼の上に通して行う間接頭かきです。写真を見ていただければわかるとおり、アオジは間接頭かきを行います。 ヨガのワンシーンのような間接頭かきですが、スズメ目の小鳥の大半はこの間接頭かきを採用しています。対して、 より大型の鳥や水鳥の多くは直接頭かきを行います。種によって頭のかき方が決まっているのです。しかしながら、 その理由はわかっていません。翼の上を通すか下を通すかということで脚の長さが決め手になりそうなものですが、 カワセミのように短足な鳥(←失礼!)でもわざわざ間接頭かきをします。頭かきだけを集めた図鑑が欲しいですね! こちらがじっと休んでいたからか、アオジのほうも珍しくリラックスモードでしばらくの間、一休みしていました。..
Dec 17, 2025


よく柿食う客
12月13日、八王子市松木にある大石やかた斜面緑地で、大学生の保全ボランティア活動の指導を行ってきました。 東京都立大学、工学院大学、中央大学から総勢17名が参加し、下草刈りやフェンスのつる取りなどを実施しました。 学生の皆さんが積極的に地域のみどりの保全に関わって下さることはとっても頼もしく、意義深い取り組みですね。 集合場所の近くに植えられたカキノキには、たくさんの小鳥が集まっていました。中でも賑やかだったのはメジロ。 小鳥界屈指の甘党として有名です。ムクドリなど大型の鳥が食い散らかした後のカキがついばみやすいようでした。 大きなサイズのものでは、メジロ自身よりも大きい実もあります。そう考えると、まさに“ごちそう”ですよねえ! 入れ代わり立ち代わり鳥が現れます。メジロほど長居はしませんでしたがオナガやツグミも姿を見せてくれました。 収穫されないカキが多くの鳥たちの生活を支えているのですね。夜はハクビシンなどが訪れているかもしれません。 カキノキ以外にも、初冬ならではの実りが、鳥たちの来訪を今か今かと待っていました。ナンテンとセンダンです。..
Dec 16, 2025


秋葉台小学校のびのび学級の落ち葉かき
12月12日、秋葉台小学校のびのび学級の皆さんと一緒に、秋葉台公園の広場の周辺で落ち葉かきを実施しました。 朝から凍てつく寒さでしたが、熊手を使って落ち葉をせっせとかき集めるにつれ、徐々に体が温まっていきました。 掻いた落ち葉は堆肥づくりに用いられ、落ち葉を取り除いた林床は草花や生きものの多様性を育むというこの作業の 意義について、スタッフからしっかりレクチャーを受けました。落ち葉かきは、地域に受け継がれてきた里山仕事の 一つです。小学生の皆さんが毎年その担い手として作業してくれるようになれば、末永く継承されることでしょう。 子どもたちがシートに集めた落ち葉の山の中から、一瞬だけ白い物体が見えたので、「ちょっと待って!」とすかさず 声をかけて拾い上げたのがこちらです。さて、何の羽でしょう?セキレイ?エナガ?・・じつはシジュウカラです! シジュウカラの尾羽はグレーで青っぽい縁取りがあるのが普通なのですが、もっとも外側の1対の尾羽だけはこんなに 白くて美しいのです。飛んだ時などにもこの白いラインがキラリと目立つので、皆さんもぜひ観察してみて下さい。.
Dec 15, 2025


別所小学校おおぞら学級のロゼット観察
12月11日、午後から別所小学校おおぞら学級の定例プログラム(今年最終回)を実施しました。テーマはロゼット。 植物を年間テーマとして続けてきたプログラムですが、花の季節も終盤なので冬越しする草花に着目してみました。 ロゼットとは、植物が地表に放射状に葉を広げた状態のことです。冬を越す手段としてこの形態をとっているものも あれば、一年中、ロゼット状態で生育するものもあり、その理由は環境や生活史によって様々です。しかしながら、 種類の異なる雑草たちが揃いも揃ってこうした姿になるのには、必ず要因があります。「どうしてこんな姿なの?」、 「どうして葉が重ならないよう平面的に広がっているのかな?」そんな質問を投げかけながら、実際に触ってみたり 踏んづけてみたりしながら、観察してもらいました。ちなみに写真の植物はキレハミミイヌガラシのロゼットです。 言われなければ誰も見向きもしない、冬の雑草に寄ってたかって観察する子どもたち。じつに素晴らしい光景です! 春から植物を見続けてきた成果ともいえるでしょう。そしてこれからは道草を食わずにはいられなくなるでしょう。.
Dec 15, 2025


ヘンペイソウ
12月10日、朝から江戸川区にある東京ECO動物海洋専門学校で講義を行ってきました。環境業界で働く立場として 学生の皆さんに向けて様々な“お仕事の現場”を紹介する授業です。将来、公園管理や環境教育に関わる人材が一人 でも多く育っていくことを期待したいと思います。お昼を挟み、その足で東久留米まで移動し、ある講座の下見へ。 東久留米駅を降りてすぐの場所にある小さな公園に、小判のような面白い形をしたイネ科植物が群生していました。 ヘンペイソウ(宿根コバンソウ)です。春に見られるコバンソウやニセコバンソウ、チュウコバンソウなどと混同され ますが、それらとは別の種類で、ワイルドオーツとも呼ばれる北アメリカ原産の栽培種です。枯れてもなお美しく、 切り花やドライの花材として使われることも多いので、野草愛好家よりもむしろ園芸家のほうが親しみがあるかも? 目的地の南沢湧水群は、落合川の源流域に広がるとても素敵な場所です。澄んだ水の流れには、ナガエミクリの葉が たゆたい、淡水魚の魚影もあちこちで見かけました。街なかを流れる川とは思えないほど、豊かさに溢れています。.
Dec 15, 2025


ツグミの水飲み
12月9日、うっかりブログに書き損ねていましたが、11月から毎週火曜日の夕方は、東京都立大学へ出張しており、 プレミアムカレッジ(50歳以上の方が入学できるオープンカレッジ)の非常勤講師を務めていました。今年の座学の 講座は9日が最終日。都市の自然と里山、特に生物多様性に関する講義を最後まで熱心に話を聞いて下さりました。 少々間が空いてしまいますが、12月24日にフィールドワークとして長池公園の現地見学ツアーを予定しています。 日中は、巡回清掃で堀之内方面の公園緑地を廻りました。堀之内番場公園に隣接する大栗川の護岸は、冬の渡り鳥の ホットスポットとなっており、これまでにクイナやタシギ、コガモなど多くの冬鳥が確認されています。そろそろ、 何か珍しい冬鳥でもいないかと立ち寄ってみると、おなじみのツグミが水際に降り立っていました。翼がだらーんと 下がっているので、知らない人が見たら怪我でもしているのでは・・と心配になりそうです。これがツグミの通常の スタイルなのでご安心下さい。ピンと胸を張り、翼をだらんとさせている、ツグミならではのポージングなのです。
Dec 15, 2025


散乱する羽と里山保全隊活動納め
12月8日、wixブログの不具合で、下書きの保存や一度投稿した記事の再編集ができない状態が続いており、色々と 試してみたものの、改善の見込みがありません。仕方がないので、この状態で記事を公開していくことになります。 (12月25日追記)その後、2週間以上が経ってしまいましたが、スタッフの皆さんのご尽力により、改善しました! 少し前のことですが、大きなイチョウの木の下にハクセキレイの羽が点々と散乱していました。一か所にまとまって いるのではなく、広範囲に散らばっていました。おそらく、ツミやハイタカなどの小型の猛禽類に襲われて、樹上で 羽をむしられたのでしょう。猛禽類の鋭い嘴で器用に抜き取られた羽が風に乗り、散らばったものと考えられます。 一方、別の場所では、キジバトの全身の羽が一か所にまとまって落ちていました。こちらは地上や地上付近の倒木で 羽をむしる習性のあるオオタカの仕業に違いありません。翼の羽、尾羽、羽毛など、全部揃えたら1羽のキジバトが 蘇ってしまいそうなほど、綺麗に全部むしり取っています。同じ、鳥を捕食する猛禽類でも、その調理場所や解体の
Dec 14, 2025


今季初トラとヒナコウモリ続報
12月7日、今年は冬鳥が多く、いつどこで出会いがあるかわかりません。南大沢駅の近くの 住宅地で子どもたちと遊んでいると、足もとの草むらから大きめの鳥が飛び立ちました。 斜面樹林のシラカシの根元に止まった姿を見ると、今季初の確認となるトラツグミでした。 肉眼でもはっきりと模様が見えるほどの距離なのに、望遠レンズを持ち合わせていなかった ことが悔やまれます。昨年は、自宅のすぐ裏の斜面地に居付いて楽しませてくれましたが、 今年はどうでしょうか。以前と比べて身近な場所で見かける機会が増えたのは、探すのが うまくなったからなのか、それとも都市の樹林地が成熟し、トラツグミの飛来数そのものが 増えたからなのか、よくわかりません。繁みでガサガサ音が聞こえると、ついガビチョウか コジュケイだろうと思い込んでちゃんと見ていませんでしたが、こういう出会いがあるから 油断はできません。長池公園にも来ているかもしれないので、ぜひ注意してみて下さいね! ところで、当ブログではこれまで何度も話題にしてきたヒナコウモリについて、続報です。 過去記事はこちら→ ヒナコウモリとポ
Dec 9, 2025


エゴツルクビオトシブミの冬越し
12月6日、八王子市主催の緑地保全人材養成講座「里山レンジャーズ」の今年度最終回が、 市内の民有緑地で行われました。全6回の講座の最後は、冬の里山仕事として落ち葉かきや 下草刈りを行ったほか、樹名板の製作と設置、今後の活動計画の話し合いも実施しました。 作業前の現地確認では、スギの樹皮裏で冬越しする生きものを調べてみることにしました。 以前も同じスギの木で、トゲヤドリカニムシをはじめ多くの生きものが見つかっています。 今回、もっとも驚いたのはこちらの甲虫です。こんな時期にこんなところで見ることになる とは思ってもみませんでしたが、エゴツルクビオトシブミのメスが隙間に潜んでいました。 エゴツルクビオトシブミは、毎年必ず見かける顔なじみの甲虫ですが、姿を見かける季節は 初夏の一時期で、エゴノキの葉を巻いているシーンや葉上に止まっていることがほとんど。 それ以外の季節はどこに消えてしまうのか、見かけることはほぼありません。あとで子ども 向けの昆虫図鑑を開いてみたら、たった一行の短い解説の中に、「成虫で越冬する」という 重要なことがさらりと書かれており、
Dec 9, 2025


落ち葉掃除の現場監督
12月5日、秋葉台公園のケヤキの広場で落ち葉清掃を実施しました。足もとは芝生ですが、 すでに頭上のケヤキが葉を落とし終えており、膨大な量の落ち葉が降り積もっていました。 ブロアーと熊手を使って、落ち葉の山をいくつも作っていきます。それらをシートで運んで 軽ダンプの荷台に積み込む、その繰り返しです。熊手で落ち葉を掻き集める際、ザッザッと 心地好い音がします。その音に聞き耳を立てながら、近くで待ち構えている子がいました。 見守り番長のジョウビタキ(雌)です。今シーズン、この公園内を縄張りにしている子です。 「はいその辺、もうちょっと葉っぱどかしてね、頼むよ~」という感じで、落ち葉の下から 這い出してくるミミズや小さな昆虫を狙って、じっとそばで待機しています。監督ですね! 作業する私たちを警戒する様子は全くありません。それどころか、カメラを向けてみると。 「ちょっとちょっと~、本当にやる気あるの?ちゃんと掃除してくれない?」とばかりに 首をかしげてこのポーズ。いやいや本当は、獲物に集中して凝視しているところでしょう。 可愛らしい現場監督がいてくれるおか
Dec 8, 2025


寒椿の咲く頃に
12月4日、午前中は所用で松が谷方面の公園を廻ってきました。各地にルリビタキが渡って きており、“ゲゲッ・・ヒッヒッ”という地鳴きが、時折、藪の中から聴こえてきました。 到着はジョウビタキよりも一足遅く、カンツバキの花が目立ってきた頃という印象ですね。 東中野公園では、いつもの手すりに褐色タイプの子(若い雄か雌)が姿を現してくれました。 この手すりの周辺では、例年、全身の青い成熟した雄個体を見ることが多かったのですが、 今シーズンはこの子が独占したもようです。背景にカンツバキの花飾りを添えてみました。 今秋もあちこちを飛び回っているリュウキュウサンショウクイ。松が谷遊歩道さんぽみちで 2羽のリュウキュウサンショウクイが、エナガの群れに紛れ込むように行動していました。 先日の記事でも書いたように、11月から12月は本種を観察するのに適しています。間もなく 他の種類の小鳥と連れ立って行動するのをやめて、彼らだけで小群を作るようになるため、 樹冠近くで採餌することが増えていきます。こちらもつい今のうちと焦ってしまいますね。 それにしても、南関東の里山や
Dec 7, 2025


インタープリター研修
12月3日、この日は「わらべうた保育の日」に制定されています。有名な手遊びの一つである “せっせっせーのよいよいよいっ(414141=4×3・1×3)”の語呂合わせが由来だそうです。 わらべうたといえば、私は映画『かぐや姫の物語』の挿入歌「天女の唄」が特に好きです。 皆さんは思い入れのあるわらべうたがありますか?この日は、職員向けに環境教育に関する 研修を実施したので、その冒頭にアイスブレイクも兼ねて、特に小さい子どもが笑顔になる 「ドングリを使ったわらべうたの手遊び(どんぐりころちゃん)」を皆さんに紹介しました。 どんなわらべうたなのか気になる方は、ドングリ持参の上、スタッフまでお声掛け下さい! 研修では、最近私たちが特に力を入れて取り組んできた近隣小学校の授業対応や出張講座、 パーキッズ活動などで必要となる心構えやノウハウについて、改めてレクチャーしました。 基礎的な講義だけでなく、オリジナルの対話型ワークショップをいくつか取り入れることで より実践的な内容を目指しました。いつも顔を合わせている職員向けとはいえ、本気です!...
Dec 6, 2025
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