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ツグミの水飲み

12月9日、うっかりブログに書き損ねていましたが、11月から毎週火曜日の夕方は、東京都立大学へ出張しており、

プレミアムカレッジ(50歳以上の方が入学できるオープンカレッジ)の非常勤講師を務めていました。今年の座学の

講座は9日が最終日。都市の自然と里山、特に生物多様性に関する講義を最後まで熱心に話を聞いて下さりました。

少々間が空いてしまいますが、12月24日にフィールドワークとして長池公園の現地見学ツアーを予定しています。

日中は、巡回清掃で堀之内方面の公園緑地を廻りました。堀之内番場公園に隣接する大栗川の護岸は、冬の渡り鳥の

ホットスポットとなっており、これまでにクイナやタシギ、コガモなど多くの冬鳥が確認されています。そろそろ、

何か珍しい冬鳥でもいないかと立ち寄ってみると、おなじみのツグミが水際に降り立っていました。翼がだらーんと

下がっているので、知らない人が見たら怪我でもしているのでは・・と心配になりそうです。これがツグミの通常の

スタイルなのでご安心下さい。ピンと胸を張り、翼をだらんとさせている、ツグミならではのポージングなのです。

ツグミが降り立った目的は水飲みでした。他の多くの鳥と同様、嘴を水に付けて掬い取ったあと、上を向いて喉元に

流し込む動作を繰り返しています。以前、野鳥の水飲みをムクドリとキジバトを例に取り上げたことがありました。

キジバトはミルクで子育てをする習性があるため、幼い頃から吸引力、つまり水を吸い上げる力が備わっています。

そのため、下を向いたままストローを吸うようにして水を飲むのです。水の飲み方もよく見ると個性がありますよ!

そして、こちらの写真はよく見ると目が白く霞んで見えます。これは、瞬膜という薄い瞼を出して目を保護している

状態です。口元からこぼれ落ちた水が眼に入らないよう、ゴーグルのような役割を果たしているのかもしれません。

個人的に大好きなツグミ。見かけると、ずっと観察していたくなってしまいます。こちらもどうぞ→ツグミの長風呂

珍しい種類の野鳥を求めて彷徨うのも良いですが、身近な小鳥をじっくり観察する楽しさも味わってみて下さいね!


 
 
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