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別所小学校おおぞら学級のロゼット観察

12月11日、午後から別所小学校おおぞら学級の定例プログラム(今年最終回)を実施しました。テーマはロゼット。

植物を年間テーマとして続けてきたプログラムですが、花の季節も終盤なので冬越しする草花に着目してみました。

ロゼットとは、植物が地表に放射状に葉を広げた状態のことです。冬を越す手段としてこの形態をとっているものも

あれば、一年中、ロゼット状態で生育するものもあり、その理由は環境や生活史によって様々です。しかしながら、

種類の異なる雑草たちが揃いも揃ってこうした姿になるのには、必ず要因があります。「どうしてこんな姿なの?」、

「どうして葉が重ならないよう平面的に広がっているのかな?」そんな質問を投げかけながら、実際に触ってみたり

踏んづけてみたりしながら、観察してもらいました。ちなみに写真の植物はキレハミミイヌガラシのロゼットです。

言われなければ誰も見向きもしない、冬の雑草に寄ってたかって観察する子どもたち。じつに素晴らしい光景です!

春から植物を見続けてきた成果ともいえるでしょう。そしてこれからは道草を食わずにはいられなくなるでしょう。

ロゼットの意義を考えるのはとても難しかったと思いますが、考えてみること自体が大切なのでそれで良いのです。

思い返せば、この授業は、植物に気付く、意識して観る、ということから始まりました。やがて花に来る昆虫にも

注目するようになり、虫目線で植物を見てみることになりました。そして今回は植物自身の立場になってみて考えを

巡らせたわけです。そうやって、視点を変化させながら植物を捉えてきたことも、効果的だったのかもしれません。

観察できたロゼットの一部を紹介します。じつはこの中で2枚、同じ種類がダブッているのですが、わかりましたか?

写真の順番に、アメリカフウロ、イヌガラシ、オオイヌノフグリ、オオジシバリ、オオバコ、オランダミミナグサ、

キタウラジロチチコグサ、キランソウ、コハコベ、シロツメクサ、スイバ、セイタカアワダチソウ、タンポポ類、

チチコグサモドキ、ツメクサ、トキワハゼ、ナズナ、ナズナ、ハルジオン、ヘラオオバコ、ミチタネツケバナです。

そう、ダブりの正解はナズナ。ナズナのロゼットは、切れ込みの浅いものから深いものまで、じつに多型なのです。

・・と自信満々ですが、私もロゼットの識別は得意ではなく、間違えることも多いので誤りがあったらすみません!

おまけ。朝は田んぼ付近で様々な小鳥を目にしました。写真は水浴びに来たツグミとイカル、可愛らしいモズです。

 
 
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