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展示室1に新しい仲間

12月22日、所用で高尾の森自然学校を訪問しました。冬枯れの草原ではモズやホオジロが見え隠れしていました。

モノトーンの枯野を眺めていると、ひときわ目立つ真っ赤な植物に気が付きました。気になると正体を確かめずには

いられません。草や灌木を掻き分けて見てみると、ミツバアケビの紅葉でした。アケビやミツバアケビは黄褐色とか

紫褐色に色付くイメージがあり、これほど鮮やかなものは初めて見ました。今シーズンは、木々の紅葉も草の紅葉も

当たり年なので、普段はあまり美しく紅葉しない種類の植物がいつもとは違う表情を見せてくれることがあります。

所変わってこちらは長池公園自然館展示室1の常設コーナー。大学の先生と学生さんが集まって何だか賑やかですね。

骨格や透明骨格標本を手掛けて下さっているヤマザキ動物看護大学の面々です。新しい展示が追加された模様です!

今回、新たに仲間入りした標本たちです。修復作業を終えて戻ってきたホンドタヌキの骨格、ニホンイタチの骨格、

そしてアブラコウモリの透明骨格標本です。里山の野生動物は、全身が毛で覆われていることもあって、どれもよく

似ているのですが、全身骨格を見てみると、体つきや体勢などが、それぞれ異なっていることがよくわかりますね。

哺乳類や鳥類、魚類など、長池公園で拾得されたり駆除されたりして得られた野生動物を、研究材料として提供する

試みを始めて、かれこれ10年ほどになります。研究に活用された動物たちは精巧な標本に生まれ変わって、自然館に

舞い戻ってきます。大学と公園の間に続く“死骸”を通じた不思議な関係は、これからも続いていくことでしょう。

おまけ。展示室1では「第14回 あさかわ写真コンクール 入選作品展」も開催中。会期は1/7まで。こちらもぜひ!

 
 
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