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二度あることは三度ある

Updated: Dec 25, 2025

12月20日、最近、ある珍しい鳥に出会いました。近隣での過去の観察記録も改めて振り返ってみたいと思います。

11月30日、子どもたちを連れて松が谷方面の広場で遊んでいた時のこと。「ティティティティッ」という聞き覚えの

ある声が聴こえてきました。ニシオジロビタキに違いない!そう直感して声のする方を探すと、尾羽を上げた姿勢が

特徴的なシルエットがケヤキの枝先を飛び回っています。その後もしばらくじっくりと観察することができました。

後日も何度か見に行きましたが、私はそれから確認できていません。現況は不明ですので、場所の公表は控えます。

本種は全国的にも珍しい渡り鳥の一種。最近では越冬個体の記録が増えており、例年、関東でも数ヶ所で確認される

ようになっていますが、かつては見つかると新聞に載るほどでした。私が初めてこの鳥に出会ったのは今から22年も

前の2003年まで遡ります。学生だった当時、府中の浅間山公園まで電車とバスを乗り継いで見に行ったのでした。

噂どおりの愛くるしい姿に魅了されたのですが、大砲レンズがズラリと並び、手懐けるための餌がばらまかれている

状況を目の当たりにしてカルチャーショックを受けたことを思い出します。今も昔もそのような環境下で野鳥を見る

ことが私は苦手です。このことがきっかけで、ありのままの野鳥の生態を楽しむお散歩バーダーのままでいようと、

そう思い直してからは、珍しい野鳥を見に行く機会が激減したので、ニシオジロビタキともご無沙汰していました。

時は流れて2017年の12月21日、松が谷の東中野公園で落ち葉清掃を行っていた時に、偶然、ニシオジロビタキを

見つけました。ホームで、それも自分が見つけることになるとは思ってもみなかったので再会の喜びも一入でした。

この子はそのまましばらく滞在して楽しませてくれましたが、年明けにはあっという間に情報が知れ渡って、一時は

人垣ができるほど注目を集めていました。1月半ばくらいに積雪があり、その前後から行方がわからなくなりました。

もう由木地区で出会うことはないだろうと思っていたら、2021年の12月21日、今度はモノレールの反対側にある

梶川緑地のグランドゴルフ場付近での作業中、またしてもニシオジロビタキと出会ったのです。同じ日付というのが

運命的な何かを感じてしまいますが、この年は一度きりの遭遇で、その後は同じ場所では確認できなくなりました。

そして忘れた頃に、3度目の自力発見となる冒頭の松が谷方面での出会いがあったわけです。こうした事実からいえる

のは、鹿島・松が谷周辺の公園緑地には、数年に一度くらいの頻度でニシオジロビタキが渡来しており、ひっそりと

どこかで冬越ししている可能性が高いということです。今シーズンも、すでに神奈川県の某所でニシオジロビタキが

話題を呼んでいることからもわかるとおり、場所によっては情報を公表する際に注意が必要ですが、ぜひ皆さんも、

近隣の緑地に飛来していないかどうか、気にしてみて下さい。トリル音と呼ばれる早口の地鳴きがポイントですよ!

ラストのこちらの子は、2021年の2月に市内の緑町公園で撮影しました。この子は巷でずいぶん話題になりました。

ニシオジロビタキほど可愛くて、愛嬌たっぷりで、人怖じしない小鳥はそうそういません。それだけに、もしもまた

出会うことがあれば、彼らの自然体の姿をみんなで楽しく観察できるように、マナーある行動を心がけたいですね!

 
 
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