今季初トラとヒナコウモリ続報
- ひとまちみどり由木 指定管理者
- 6 日前
- 読了時間: 2分
12月7日、今年は冬鳥が多く、いつどこで出会いがあるかわかりません。南大沢駅の近くの
住宅地で子どもたちと遊んでいると、足もとの草むらから大きめの鳥が飛び立ちました。
斜面樹林のシラカシの根元に止まった姿を見ると、今季初の確認となるトラツグミでした。
肉眼でもはっきりと模様が見えるほどの距離なのに、望遠レンズを持ち合わせていなかった
ことが悔やまれます。昨年は、自宅のすぐ裏の斜面地に居付いて楽しませてくれましたが、
今年はどうでしょうか。以前と比べて身近な場所で見かける機会が増えたのは、探すのが
うまくなったからなのか、それとも都市の樹林地が成熟し、トラツグミの飛来数そのものが
増えたからなのか、よくわかりません。繁みでガサガサ音が聞こえると、ついガビチョウか
コジュケイだろうと思い込んでちゃんと見ていませんでしたが、こういう出会いがあるから
油断はできません。長池公園にも来ているかもしれないので、ぜひ注意してみて下さいね!
ところで、当ブログではこれまで何度も話題にしてきたヒナコウモリについて、続報です。
過去記事はこちら→ ヒナコウモリとポンポンアザミ / カブトムシ初認とヒナコウモリ
渡りの時期を中心に、日が暮れると頻繁に声を聴くにもかかわらず、その生活史はベールに
包まれています。特に、日中の生活場所を知りたいと思うようになり、声を確認した地点を
メモしてきました。また、ブログで紹介してきた結果、読者からの情報提供もありました。
主要箇所を地図上にプロットしてみると・・予想通り、蓮生寺公園と浄瑠璃緑地の周囲に
集中していることが判明。あくまで推測ですが、この地図の点と点を線で結んだ範囲の中の
どこかに集団ねぐらがあり、そこを拠点として、採餌のために四方へ繰り出しているのでは
ないでしょうか?先々週には、長池公園の自然館裏でも初めて声を聴くことができました。
もう少し独自に調査を続けて、この街に暮らす彼らの生態に迫ってみたいと考えています。
おまけ。ヒナコウモリではありませんが、もっとも身近な種類のアブラコウモリが、明るい
時間帯から築池の上をゆらゆらと飛び回っていました。シルエットでもすぐわかりますね!
















