2 日前こぼれ種4月21日、今週は季節の進行が一気に加速したこともあり、私の自然観察レーダーは ずっと鳴りっぱなし。仕事も忙しい時期だけに、もどかしく過ごした1週間でした。 この日は休みでしたが、長池公園では初記録となるコマドリの囀りが確認されたそうです。...
3 日前昆虫二題とジュウニキランソウ4月20日、八王子市環境保全課主催の緑地保全講習会(第1回)が長池公園で開催されました。 今年度も講師を務めることになり、個性あふれる新しい受講者の皆さんを迎え入れました。 初回は午前中が座学、午後は園内を歩きながら里山の概要と手入れについて解説しました。...
3 日前今年もいたいた4月19日、昆虫の擬態といえば冬のイメージが強いですが、新緑の季節にも見事な擬態を 見せてくれる種類がいます。その一つが、エノキの幼木の枝先で見つかるこちらです。 アカボシゴマダラ(春型)の5齢幼虫が、芽吹いたばかりの葉に化けているところです。...
3 日前ミツデカエデ4月18日、自然館正面入口から見えるミツデカエデ(植栽品)の雄株が見頃を迎えています。 カエデらしからぬ“三つ手”状の三出複葉が特徴ですが、すでに葉も芽吹き始めています。 ミツデカエデは、由木地区には点々と分布しているカエデ類です。長池公園内にもわずかに...
フィールドノートヨウコウとケスゲと観察会告知3月24日、長池公園のバス通り沿いの桜、ヨウコウがだいぶ咲き進んできました。 ヨウコウは、アマギヨシノとカンヒザクラを掛け合わせて作出された園芸品種の桜。 大きく育つことなくコンパクトな樹形の割に花付きが良く、その鮮やかな色彩も魅力です。...
フィールドノートコスミレ3月23日、巡回で訪れた九兵衛坂公園の階段沿い林縁に、コスミレが咲いていました。 先日、近くにある学童の子どもたちと一緒に、落ち葉掃除をしたばかりの場所です。 コスミレは新宿新都心や渋谷の雑踏の片隅にも生えているくらい身近な種類なのですが、...
フィールドノートビロードツリアブ3月22日、カタクリの花が次々と開き始め、開花数を数えると50株ほど確認できました。 この時を待ちわびていたかのように、蜜を求めてビロードツリアブが飛び回っていました。 モコモコの体にハチドリの嘴そっくりの口吻、ホバリングするその姿はとても独特です。...
フィールドノート早春の自然環境調査3月21日、昨年、八王子市環境保全課主催の緑地保全講習会(全6回)で講師を務めましたが、 後半の3回は、市内の民有緑地を舞台として実際に作業を行いました。その後の状況が 気になっていた矢先、調査のお仕事で再びこの場所を訪れることができました。...
フィールドノートキュウリグサと自然館周辺の花暦3月20日、車を停めた駐車場の周りにキュウリグサのお花畑が広がってきました。 ムラサキ科の植物の中ではもっとも普通に見られる種類。いわば、おなじみの雑草です。 アップで見るとこんなに可憐な姿をしています。“お花のスタンプ”みたいな花ですね。...
フィールドノート裏高尾の植物3月19日、ネイチャーガイドとして活躍する皆さんと一緒に、裏高尾を歩いてきました。 それぞれ専門が違うので、異なる視点を共有したり、お互いに解説し合ったりしながら 楽しく学びある散策となりました。もちろん、予定通りに進むはずはなく、当初の予定...
フィールドノートカタクリと巣箱のヤマガラ速報3月18日、風の強い一日でした。夜には市内西部で大規模な火災も発生したようです。 朝、ながいけの道対岸のカタクリの開花状況を見に行ってみました。まだ気温が低く、 花被片は反り返らずに下を向いていましたが、全部で9株の開花を確認できました。...
フィールドノートアカネズミの落とし物とミヤマウグイスカグラ3月17日、近所を散歩中に何かのかたまりを蹴飛ばしてしまいました。「お、クルミ?」 拾い上げると、まるで鳥の頭骨のように綺麗な丸い穴の開いた、オニグルミの果実でした。 ご存じの方も多いかもしれません。これは野ネズミの一種、アカネズミの食べあとです。...
フィールドノートシデコブシ3月16日、各地でコブシやモクレンの仲間(マグノリア)の開花が始まりました。 こちらの美しい花は、堀之内寺沢里山公園の管理棟付近で開き始めたシデコブシです。 コブシよりも花びらが多く、ほんのりとピンクに色付いており、遠くからも目立ちます。...