メグスリノキ
- ひとまちみどり由木 指定管理者
- 17 分前
- 読了時間: 2分
11月29日、先週、巡回清掃のついでに東中野にある「西のつつじが丘お休み処」で一休み。
この場所は民有地ですが、地権者の厚意で展望休憩所として、一般にも開放されています。
野猿街道沿いにある「天野」バス停から、天野薬師入口の看板を目印に、歩いて5分ほどで
登ることができます。夜景スポットとして紹介されたこともあるとても心地良い空間です。
このお休み処の四阿の後ろには、2本のメグスリノキが植えられており、その紅葉がとても
見事です。メグスリノキは、この辺りには自生しない低山地性の珍しいカエデの仲間です。
メグスリノキの紅葉を見るために、高尾山まで足を運ぶ方も少なくありませんが、自生に
拘らなければここの紅葉は絶品ですので、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?
その先に続く林道でも、季節を通じて様々な出会いが待ち受けています。今回は、足もとに
落ちていたヤママユガの空繭、ドライフラワーのように立ち枯れたオケラ、大きなお化けの
ような葉っぱが見事に黄葉したキクバドコロなどが印象的でした。ワクワクする道中です。
そして、尾根道から見下ろす深い谷には多くのシダ植物が群生しています。普通の感覚なら
こんなに急峻で鬱蒼と茂った谷をわざわざ下りる人はいないと思いますが、ライフワークで
地域のシダを調べてきた私にとって、この辺りの複数の谷筋はまさにシダの宝庫なのです。
ごく一部ですが、写真で紹介します。オニカナワラビ、コバノイシカグマ、ウラジロです。
かつて、現在の多摩モノレール沿線には天野谷戸と呼ばれる広大な谷戸の景観が広がって
いましたが、街びらきによってそのほとんどが造成されました。天野谷戸そのものはすでに
失われたものの、谷戸田を潤していた湧水地は、当時のまま深い谷の奥に残されています。
開発を免れたこの一帯の豊かな自然環境が、今後も末永く守られることを願うばかりです。
※周辺は大半が民有地のため、調査目的などを除き、道を外れて歩くことはご遠慮下さい。





























