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強風の中のコジュケイ
1月11日、前の晩から強風が吹き荒れ、雑木林の木々や街路樹強風も大きく揺れていました。関東各地で、山火事や 倒木の被害が出ているようで心配です。日中、多摩市の公園にいましたが、時折、枝が落ちてこないか心配でした。 風を避け、雑木林の中の窪地にある小さな流れに潜り込みました。以前、多摩丘陵では珍しいメヤブソテツの群落を 見つけた場所です。腰をかがめてシダをチェックしている時、ふいに後ろで気配を感じました。振り返ると目の前に コジュケイが佇んでいました。あまりの強風に、鳥たちもこうして茂みの中に潜って、やり過ごしていたのですね! お目当てのメヤブソテツの群落は健在でした。ヤブソテツの仲間は見分けるのが難しいといわれていますが、本種は かなり特徴的です。高尾山や奥多摩方面には点々と分布していますが、多摩丘陵では2ヶ所でしか確認していません。 どちらも都市公園の中なので、たくましく生き残っていってほしいものです。(※希少種のため生育場所は控えます。) おまけ。強風で揺れる木々を眺めていたら、枝先にメジロの古巣を見つけました。「よく落ちないな!」とびっくり
Jan 14


お腹を満たすもの
1月10日、先日登場したルリビタキと盛んに争っていたジョウビタキの雄。強さではこちらのほうが一枚上手です。 この可愛いビジュアルからは想像できないほど、気が強く、特に同じジョウビタキや近しいルリビタキに対しては、 果敢に飛びかかっていきます。ミラーに映る自分に攻撃を繰り返すくらいですから、縄張り意識の高さは相当です。 自らの縄張りを強く誇示する理由は、冬の限りある資源を独占するため。まだわずかに木の実が残っている今でこそ 餓えることはないかもしれませんが、厳冬期は動物食が中心となるので仲良く分け合うなんて言っていられません。 秋から実っているガマズミは、最初の頃は酸味や渋味が強いのか誰も見向きもしませんが、年末くらいからは急激に 小鳥たちによって食べられて少なくなってきました。他に食べる果実がなくなってきたから、とも考えられますが、 サンシュユがそうであるように、完全に熟して甘くなるのが遅いのでしょう。(※2枚目は別日に他のスタッフが撮影) 一方、モズは完全に動物食の小鳥なので、木の実には目もくれません。その代わり、動くものなら何でも食べます。.
Jan 12


遅延羽衣成熟
1月9日、机の前でじっとしているのはあまり得意ではないのですが、ちょっと集中して書類の作成に没頭しました。 そんな時に限って、事務所の窓越しに見えるナンテンが食べ頃らしく、飛来する小鳥が気になって仕方ありません! さて、この日もお昼休みに堀之内方面へ。タイミング良くルリビタキが現れてくれました。何度か通う中で、動きが 掴めてきました。ここで待っていればあそこに止まるだろう・・そんな駆け引きが楽しく、相手に無用なストレスを かけないで済みます。縄張りが近接するジョウビタキ(雄)やモズ(雄)との攻防も一段と激しくなってきて大変そう。 先日の記事でも触れたとおり、ルリビタキの雄は、全身が青くなるのに(性成熟に)、数年を要する性質があります。 この性質は、科学的には「遅延羽衣成熟(Delayed plumage maturation:略称DPM)」と呼ばれるもので、他には キビタキなどでも見られます。(ルリビタキほど顕著ではない。)なぜルリビタキがDPMという性質を獲得したのかと いう理由については、はっきりしていません。これまでに提唱されてきた主な研究
Jan 11


霜だたみの朝
1月8日、朝晩の冷え込みがどんどん厳しくなってきましたが、今朝は里山に白銀の世界が広がっていました。白銀と いっても雪ではなく霜のことです。長池公園の体験ゾーンで、霜の降りた草や落ち葉のお化粧を楽しんできました。 冬を耐え忍び、春の訪れを待つ雑草たちが葉に霜をまとっています。オオイヌノフグリ(1枚目)やコハコベ(2枚目)、 ミチタネツケバナ(3枚目)、ヒメオドリコソウ(7枚目)など、おなじみの面々ですが、いつもとは違う姿にうっとり。 いつもなら見向きもしないアズマネザサ(4枚目)やナガバジャノヒゲ(5枚目)、コナラ(6枚目)も、ほらこのとおり! 枯れ草や落ち葉などに霜が降りて、辺り一面がキラキラと輝いている様子は“霜だたみ”と表現されるそうですよ。 そんな霜だたみをものともせず、小鳥たちが地上に降りて採餌していました。近付いても逃げないアオジ集団です。 左が雌で、右が雄。遠目はみんな緑っぽいスズメのように見えますが、よく見たら顔の模様が結構違っていますね。 妙に小鳥たちからの視線を感じた朝の園内散策。たまには観察する側から観察される側になるのも悪
Jan 10


夕暮れのオオバンと寒椿
1月7日、この日は主に自然館内で作業していました。夕方、芝生広場の門松を撤収しに外へ出ると、築池に来客が。 このブログでも何回か登場しているオオバンです。都内ではありふれた水鳥ですが、長池公園ではいつでも見られる わけではありません。ほんのり夕焼け色に染まった水面に波模様を作りながら、岸辺近くを悠々と泳いでいました。 同じクイナの仲間のバンに似て、それよりも大きいからオオバンという名前が付いています。自宅の壁に貼ってある 「日本のクイナ」というポスターに並べて描かれた11種のクイナ類の中でも、確かに一際大きくて目立っています。 そうはいっても、周囲に浮かぶカモたちと比べたらずっと小さく見えます。全長を調べると、オオバンが約40cmで カルガモが約60cmとあります。どうりでオオバンが小さく見えたわけだ。20cmの差は見た目にも大きいですね! 話は変わりますが、各地でカンツバキ類が花盛りを迎えています。長池公園でも、南エントランスの駐車場の周りに 背の高いタチカンツバキ“勘次郎”と背の低いカンツバキ“獅子頭”が植えられているので、見比べてみましょう
Jan 8


ゲゲゲの・・・
1月6日、山開きまでの間、まだしばらくは緑地作業がお休みなので、事務仕事など細々とした作業を進めています。 この日は、擁壁の安全点検で各公園を廻ったり、掲示物を貼り替えたりと、公園管理者らしい業務に奔走しました。 そんな作業の合間に癒してくれたのはルリビタキです。今年も美しい雄に出会えました。最初の換羽で大人の羽衣に ならず、3年くらいかかってやっと背面全体が青くなるという、小鳥では珍しい生態を持っていることから、必然的に 見かけるのは茶色っぽい個体ばかりになります。その珍しさも相まって、雄の中でも特に青い子は人気があります。 念のため、詳しい場所は書かないでおきますが、ここでは青い子とは別にもう1個体、茶色いタイプの子が隣り合って 縄張りを作っています。両者のテリトリーは互いに重なっていませんが、同所的に、ジョウビタキとモズも縄張りを 構えてパトロールしているので三つ巴状態になっています。良い採餌場を巡って、今後は争いが絶えなさそうです。 ちなみに、タイトルの「ゲゲゲ」は鬼太郎ではなく、ルリビタキの地鳴きです。この声を覚えておくと便利ですよ!.
Jan 8


おしゃれなジョウビタキ
1月5日、私にとってはこの日が仕事始めとなりました。初日は当番で松が谷方面の巡回清掃を行いました。休み中に どっさりとゴミが捨てられていたり、トイレットペーパーの予備が空になっていたりしましたが、平和なほうです。 大きな異常がなくてほっとしました。常連の皆さんにも、鳥たちにも新年のご挨拶をしつつ、ゆっくり廻りました。 巡回のついでに堀之内方面の公園に立ち寄ったのですが、足もとへやってきたジョウビタキの雌を見て驚きました。 なんと雌なのに、胸からお腹まで鮮やかなオレンジ色ではないですか!ふつう、雌は腰と尾羽以外は茶色いのです。 まさかの珍種か?と思いましたが、声や行動はジョウビタキそのもの。海外のジョウビタキ属も調べてみましたが、 やはり種とてはジョウビタキで良いようです。噂によると、ごく稀に腹面が鮮やかなオレンジ色の胸をした雌が観察 されるそうで、web上でも似たような個体の画像がヒットしました。褐色のジョビコさんに見慣れた目からすると、 結構違和感があるので、最近かなり増えてきている“AI画像”を疑われてしまいそうですが、もちろん天然ですよ!.
Jan 8


ケヤキで呪文
1月4日、公園で元気良く鬼ごっこに明け暮れる冬休みの子どもたちを遠目に、荷物番を託された私。ベンチの後ろに 大きなケヤキの木があり、これはめくるしかないな・・と今年初となるケヤキ樹皮下の生きもの探しを始めました。 駅前の広場でも、いるいる、ちゃんと冬越しする昆虫たちが次々に見つかりました。「ヤノナミガタチビタマムシ」、 「ハダニクロヒメテントウ」、「ヒレルクチブトゾウムシ」、定番の種類ばかりですが、長い名前を呪文のように唱えて チェックしていきます。ふと我に返って後ろを見ると、遊んでいたはずの子どもたちが周りに集まっていました笑。 「何がいるの~?」との問いかけに、順を追って先ほどの呪文を唱えます。「え、すご!」・・こんなことですごいと 言われていい気分になってしまいましたが、すごいの対象が違っていました。私ではなくて、いかにも図鑑に載って いなさそうな昆虫たちが、たった1本の木の皮の裏に潜んでいる、その事象自体への驚きが声になって漏れたのです。 自然観察会の基本は、“いつでもどこでもだれとでも”です。鬼ごっこを中断してまでケヤキ樹皮下の生物多様
Jan 7


運ばれるコミノネズミモチ
1月3日、昨晩は雪がぱらつきました。日陰では夕方まで残雪。朝は自然館前のシモバシラに氷柱もできたそうです。 日中は正月らしい晴れの陽気が続いていますが、朝夕の冷え込みは体に堪えますね。さて、記事は夕方の散歩から。 大塚西公園の池のほとりにこんもりと茂ったコミノネズミモチ。よく見ると、紺色の実がまばらに付いていました。 多くの実はすでに小鳥に食べられてしまったようです。しばらく眺めていると、茂みからメジロが顔を出しました。 そしてそのままパクッと口の中へ。コミノネズミモチはシナイボタとも呼ばれる比較的新しい造園樹木の一つです。 多摩ニュータウンでは公園樹や庭木として各地に植えられており、それらの実を小鳥が運ぶことで里山の雑木林にも 進出し始めています。以前にも何度かブログで取り上げているので、どうぞご覧下さい。 鹿島・松が谷の自然観察会 昨年まで委員として関わっていた「東京都外来種対策リスト2025」が公開されていますが、このリストに記載する 外来植物の選定を進める際、コミノネズミモチについてもリストに入れてもらいました。今はまだ、在来生態系への.
Jan 3


福来頬白
1月2日、初詣の帰り道、すぐ近くの林縁の茂みの中から“チチチッ” というおなじみの地鳴きが聴こえてきました。 背伸びをして覗いてみると、枝にホオジロが止まっていました。顔の白黒模様と胸からお腹にかけての茶色が 特徴 。 ホオジロってこんなに丸っこかった?・・これは寒さをしのぐために羽毛と体の間に空気の層を作っているのです。 以前にもジョウビタキの記事で紹介したことがありましたが、「ふくらすずめ」と呼ばれる状態です。風船みたい! “膨ら”の部分を“福来”や“福良”とも書けるので、縁起が良いそうです。ふくらすずめな姿の小鳥を観察できる 条件は、寒いこと以外に、安心してリラックスした状態であることが重要です。のんびり一休みしていたのですね。 癒しの“福来頬白(ふくらほおじろ)”に今年の平穏無事を願いながら・・年末年始くらいはゆっくりしましょうか。 おまけ。も ともと丸い子たちにも出会うことができました。エナガちゃんと、昨年生まれのカイツブリちゃんです!
Jan 3


謹賀新年(2026年)
1月1日、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。皆さまのパークライフが いっそう豊かなものとなることを願いながら、今年も日常の自然観察の記録や活動の一コマを発信してまいります。 今年の鳥始めは出先で立ち寄ったため池にいたカワセミです。背中の青とお腹のオレンジを両方見せてくれました。写真はありませんが、水面にダイビングして狩りをしていたので、魚が捕れるかどうかで今年の運勢を占いました。 カワセミ占いです。結果は魚・・ではなく淡水エビのような水生生物を咥えてすぐに飲み込みました。中吉くらい? 雑木林の小径ではウソ(亜種アカウソ)やクロジに出会いました。じっくり見られず、クロジに至ってはピンボケ笑。 でも、声を聴き分け、姿を見つけられただけでも十分です。幸先の良い鳥始めのスタートを切ることができました。 ところで、散策中にホンドタヌキのため糞場を2ヶ所で見つけました。タヌキのトイレ自体はあちこちにありますが、 元日にほやほやの糞を拝めたのはラッキーかもしれません。これでたくさん“ウン”が付いてくれたら良いなぁ~!
Jan 2


年末のご挨拶(2025年)
12月31日、2025年が穏やかに幕を閉じようとしています。今年も公園利用者の皆さま、ブログ読者の皆さまには 大変お世話になりました。心より感謝致します。明日からも変わらず歩んでまいりますので宜しくお願い致します。 先週、11月に松が谷方面で発見したニシオジロビタキとの再会を果たすことができました。影響を考慮して、詳しい 場所については控えさせていただきますが、可愛らしい姿を皆さんにも見ていただきたいので、写真を掲載します。 最初に見つけたときよりも近くまで降りてきてくれました。私にとって嬉しいクリスマスプレゼントになりました。 ところで、来年の干支は午(うま)ということで、馬の尻尾に因んだ動植物を一つずつご紹介します。1枚目はその名も ウマノオバチです。2021年春に、念願叶って栗林で出会うことができました。シロスジカミキリの幼虫に寄生する 寄生バチで、名前の由来になったメスの長い産卵管が特徴です。尻尾のような産卵管はなんと体長の6倍もあります! 2枚目は身近なシダ植物の一つ、トクサです。トクサはつくしんぼのような胞子嚢穂が、茎の先端に付いてい
Dec 31, 2025


ジュウガツザクラと自然観察会のお知らせ
12月30日、今年も残すところあと一日となりました。生きものたちは冬越しの準備、私たちは年越しの準備です。 お墓参りで市外の山里にあるお寺に訪れると、冬桜の一種、ジュウガツザクラが綺麗に咲いていました。10月頃から 咲き始めることに由来していますが、実際には年明けまで華やかに咲き続けます。二季咲きなので春にも咲きます。 マメザクラとエドヒガンの交配で生まれた園芸種で、小ぶりの花は花びらが細く、半八重咲きになるのが典型です。 集落を望む丘の上で、モノトーンの冬景色に彩りを添えていました。ちなみに多摩丘陵にも時々植栽されています。 話は変わりますが、夏の猛暑の影響などもあって、しばらく開催できていなかった「長池公園 季節の自然観察会」を 久しぶりに企画しました。すっかり間が空いてしまい、申し訳ありません。冬越しする動植物などを観察しながら、 ゆっくり歩きたいと思います。また、散策のあとはブログ投稿1000回を記念(すでに1100日目前ですが・・)して フリートークも考えていますので、読者の皆さんはぜひふるってご参加下さい!申し込み開始は1月5日9時~
Dec 31, 2025


青空のオスプレイ
12月29日、年末らしく雲一つない穏やかな陽気となりました。この時期は見通しの良い河原を歩きたくなります。 青空を背景にミサゴが飛翔していました。細長い翼は、広げると大人の身長ほどもあります。こちらへ向かって迫り くる姿は大迫力です。 猛禽類の中では珍しい魚食性で、空中で の ホバリング と水面へのダイブを得意としています。 魚を狩るために 特化し た体の構造は、タカ科(ワシタカ)と様々な点で異なっており、それらを根拠にミサゴ科という 独立した科に位置付けられています。近年では、ハヤブサの仲間がタカ目とは遠縁でむしろインコやオウムに近いと いう事実がDNAによる系統解析で明らかとなり話題になりましたが、猛禽類の進化の歴史は不思議がいっぱいです。 この日はかぜも弱く、あちこちで上昇気流が発生しているようでした。その気流に乗って、ミサゴ以外にも猛禽類が 優雅に輪を描いていました。1枚目はノスリ、2枚目はトビです。視線の先に、それぞれ何を探しているのでしょう? 今冬は各地でよく見かけるシメ。河畔林を進むたびに小さな群れに出会いました。“小さな猛禽”こと
Dec 30, 2025


サインのフィールドサイン
12月28日、長池公園自然館は年内の開館最終日を迎えました。今年も多くの方にご利用いただき、感謝致します。 来年も引き続き、地域の憩いの場として、また、学びの拠点として、賑わいと安らぎの空間を提供してまいります。 なお、自然館は12/29~1/3まで休館となりますが、公園内はいつもどおりご利用いただけますのでご安心下さい。 ところで、道草くらぶの皆さんと園内各所に草名ラベルを設置していますが、今シーズンは道ばたの雑草に注目して もらうべく、足もとの低い位置にもいくつか名札を刺していました。それらのうちの一つが写真のようなボロボロの 状態で発見されました。まるで弾丸の痕跡のような穴がいくつも見受けられます。犯人はあの子に違いありません。 あの子とは、ホンドタヌキのことです。「ちょうどいい高さに、ちょうどいい嚙み心地のモノがあるじゃん!」という タヌキたちの心の声が聴こえてくるようです。そういえば、前にも、体験ゾーンのキランソウのラベルが穴だらけに なっていたり、九兵衛坂公園の階段沿いに設置した草名ラベルが全てかじられていたりしたことがありましたっけ
Dec 30, 2025


すっぽりはまる
12月27日、鑓水方面の住宅街をお散歩中に、ちょっと不思議な光景を目にしました。パイプに頭を突っ込んだ鳥! ・・と思ったら、正体はパイプに溜まった水を飲みに来ていたオナガでした。するりと頭を抜いたあとはゴクゴクと 喉に水を流し込んでいきます。野鳥の水飲み方法は、以前も何度か書いたように、下嘴がコップの代わりなのです。 水の入った筒があっても、人間にこの飲み方はとても真似できません。群れは慌ただしく他へ移動していきました。 ツツジの植え込みの下に2枚の羽が落ちていました。最近の記事で取り上げたばかりのシジュウカラの外側尾羽です。 手に持った写真は表裏が逆になっているので、おそらく同じ個体のそれぞれ尾羽の右側と左側ではないでしょうか。 尾羽の両端の2枚だけが白っぽい羽であることがわかる写真が無いか探していたところ、以前、自然館内に迷い込んで しまったシジュウカラが尾羽を広げたシーンの画像を、自然館スタッフが貸してくれました。ほら、白いでしょう? 他にも尾羽の両側が白い小鳥は、ホオジロ、アオジ、エナガなど色々いますが、シジュウカラの外側尾羽を見分ける.
Dec 30, 2025


パーキッズ活動納めとタテジマカミキリ
12月26日、午前中は年内最後の緑地作業で、乳母ヶ谷公園の落ち葉清掃を行いました。回収した落ち葉の総量は、 なんと460kg!雨のあとで水分を含んでいたこともあり、かなりのボリュームとなりました。年明けまでしばらく 緑地作業はお休みです。作業チームの皆さん、1年間お疲れさまでした。そして、午後は同じく年内最後の実施となる パークキッズレンジャー活動です。落ち葉の裏で冬を越すチョウの幼虫調査と、雑木林の落ち葉かきを行いました。 落ち葉プールで盛り上がったあと、自然観察納めもしておきたいと思い立って、藪を漕ぎ、急斜面を上がりました。 ヒノキの木陰にひょろっと伸びたハリギリの幼木。昨年はここにタテジマカミキリが張り付いて越冬していました。 今年はどうかと覗いてみると・・いました!大人の身長よりも高いところなので観察するのが大変でしたが、全員で 冬越しするタテジマカミキリを拝むことができ、大満足です。昨年の記事はこちらです。→ 立春のタテジマカミキリ ヒノキの樹皮下では、AくんとYくんが複数のトゲヤドリカニムシを発見。越冬中のクロウリハムシやヤニサシガメ
Dec 29, 2025


続・いつでもどこでもジョウビタキ
12月25日、クリスマスムード一色で賑わう某ショッピングモールの花屋の片隅。動き回る小鳥の影を捉えました。 先日ご紹介したばかりのジョウビタキの雌でした。こんなに可愛い小鳥がちょろちょろしているのに、気が付く人は 一人もいません。私が夢中になってカメラを向けていると、不思議そうな顔を浮かべつつも、素通りしていきます。 その時に心の中で思った“見て見て!”という気持ちをここで発散させて下さい笑。どうしてこんな場所にいるのか 最初は不思議だったのですが、考えてみれば、花屋では、冬でも色とりどりのお花が咲いていて、虫たちが集まって います。地植えの花壇には、土壌生物を豊富に含んでいそうな土がそこここに。おまけに実のなる庭木もあります。 そうです。ジョウビタキをはじめ、多くの鳥にとって花屋は資源の宝庫。まさにビオトープガーデンだったのです。 ふと上を見上げると、ここにも黒い影が。シルエットでも特徴的な細長い嘴をしたこの小鳥はイソヒヨドリですね! 残念ながら、屋上から聴こえてくる朗らかな囀りに耳を傾ける人も全くいません。買い物客のすぐそばで生活しつつ...
Dec 29, 2025


手乗りシジミ
12月24日、朝から雨模様でしたが、午前中は傘を差して、東京都立大学プレミアムカレッジのフィールドワークで 長池公園をご案内しました。足もとが悪く歩くのも大変なほどでしたが、とても意欲的な皆さんに助けられました。 午後からは四半期に一度の監査がありました。忙しくて写真を撮っていなかったので、先週の話題をご紹介します。 19日の午後、縁あって、八王子市越野にある帝京大学中学校・高等学校の敷地内に残る雑木林の調査を行いました。 1995年に開学した中高一貫校ですが、これまで30年以上、敷地内の自然について本格的な調査は行われておらず、 最近ではナラ枯れによる危険性などもあり、学内外で活用されることはほとんどなくなっているそうです。折しも、 建設前に実施された自然環境調査(アセス)の資料を最近入手できたため、当時と今との環境の変化や動植物の所在に 注目しつつ、まずは現状を把握するための予備調査として、教員と有志学生の協力のもと、敷地内を散策しました。 雑木林は確かに樹木の高木化やナラ枯れの被害、竹林の拡大などが目立ちましたが、業者によって間伐や下草刈り
Dec 28, 2025


いつでもどこでもジョウビタキ
12月23日、午前中は長池小学校つばさ学級の落ち葉かき対応、夕方から楢原小学校へ出張して打ち合わせでした。 この日が今年最後の教育機関対応です。2025年4月~12月までに行った教育機関への支援件数を集計してみると、 計62件、28施設、延べ2662人にも上りました。“ながいけ自然学校”と呼んでもいいほど、よく対応しました。 この日は行く先々でジョウビタキに出会いました。こちらは、楢原小学校近くの河原にいたジョウビタキの雄です。 可愛い顔で私にガンを飛ばしているように見えます。じつは舌打ちする感じで地鳴きを真似してみたら、ずんずんと 近付いてきたところなのです。冬は単独で縄張りを作ってパトロールに余念がない彼らのことですから、きっと私を 侵入者と思って様子を伺いに来たのでしょう。ルリビタキの地鳴きも真似できるようになりたい今日この頃です・・ 朝は、長池公園の築池のほとりで雌を見かけました。売れ残っていたガマズミの実に、ようやくちらほらと来訪者が 現れるようになりました。他に食べ頃の実が無くなって急に注目されるようになったのか、それとも、人間の眼で
Dec 27, 2025
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