top of page

里山保全隊で遠征ミッション

  • 37 minutes ago
  • 2 min read

3月9日、毎週月曜日は長池公園のボランティア「里山保全隊」の定例活動日ですが、今回は特別なミッションです。

町田市小山ヶ丘にある小山田端自然公園で活動されている「多摩丘陵の自然をまもる市民の会」からご相談を受け、

現地での保全活動に参戦してきました。2004年に開園したこの公園は、湿地や雑木林が良い状態で保全されており

カタクリをはじめとする希少な植物が数多く自生しています。ミッションはヤブザクラ生育地周辺の保全作業です。

総勢19名でヤブザクラの幼木が生育する林床斜面のササを刈り取り、テイカカズラなどのつるを剥がしていきます。

U字溝に溜まった落ち葉を取り除く作業も行いました。この作業を待ち望んでいたかのように、モズが出現しました。

パワーみなぎる里山保全隊の皆さんと、作業に手慣れた守る会の皆さんが、力を合わせてミッションコンプリート!

途中、モグモグタイムで交流もしつつ、楽しく和やかな里山仕事となりました。ヤブザクラの開花が楽しみですね。

作業を終えたあとは閉鎖管理区域内を特別にご案内いただきました。この公園の見どころは何といってもカタクリの

大群落です。まだ数花が咲き始めたばかりでしたが、山全体がカタクリの葉で足の踏み場も無いほど。圧巻ですね!

同じ環境には、ナガバノスミレサイシンもちらほら咲き始めており、這いつくばって可憐な花を堪能してきました。

その他の植物も一部ご紹介します。アマナ、アオイスミレ、ヤブレガサ、フシグロセンノウ、シュロソウ、メダケ、

アカフユノハナワラビ、イヌスギナです。ここに載せた以外にも長池公園には自生しないヤブザクラ、ヤマナラシ、

ヒトリシズカ、シモバシラ、オオバキハダなどが現存しています。さほど広くない面積からは想像もできないほどの

植物多様性を有しており、これも絶え間なく続けてこられた保全活動の賜物といえるでしょう。南多摩の丘陵地では

唯一ここだけにしかないフシグロセンノウという山地性植物が自生していることを伺っていたので、今回、芽生えた

ばかりの新鮮な葉姿を拝むことができて良かったです。今年も花が咲きますように。また、ニホンアナグマの痕跡が

園内の至る所にあり、ホンドギツネも時々目撃されているそうで、野生動物にとっても重要な拠点になっています。

そんな唯一無二の宝の山を50年以上も守ってきた会の活動に感謝しつつ、今後も支援を続けていきたいと思います。


 
 
bottom of page