今年もミツボシツチカメムシ
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3月18日、 講師の仕事で八王子城跡へ出かけてきました。集合場所の高尾駅には早くもツバメが到着していました!
バスを降りてから目的地の八王子城跡までの道のりは、普通に歩けば15分程度の行程です。しかしあちこちに野花が
咲き、山里の情緒漂う一本道はあまりに魅力的でなかなか前に進みません。路傍のホトケノザやヒメオドリコソウに
気を取られていると、小さなカメムシを見つけました。シソ科の植物の汁を食草とするミツボシツチカメムシです。
ヒメオドリコソウやメハジキの花の周りで時々目にますが、3年前にも取り上げていました。ミツボシツチカメムシ
生垣のベニバナトキワマンサクには、透き通る翅を持った蛾が2匹止まっていました。マエアカスカシノメイガです。
足もとを歩いていた派手なカメムシはナガメ。あたたかくなり、多くの虫たちが活動を始めているのを実感します。
意外だったのは、アセビの花に10匹以上ものビロードツリアブが群れていたことです。春になると現れるアイドル的
存在のビロードツリアブ。姿を見かけるのはもっぱらスミレやカタクリなど草花が中心です。アセビの花がこれほど
多くのビロードツリアブを引き寄せているとは驚きました。確かに飛翔能力の高さと細長い口吻はアセビの花の蜜を
吸うには都合が良いのかもしれません。彼らの目には、アセビの花がいったいどのように見えているのでしょうか。
期待のスミレ類はやや時期が早かったのか、開花していたのはアオイスミレ、ナガバノスミレサイシン、コスミレ、
ノジスミレ、そして、写真はありませんがタチツボスミレの全5種類でした。ノジスミレは高尾駅前で観察しました。
東京では城山川流域に限定的に分布する希少種、イブキスミレは残念ながらまだ葉のみでした。再訪しなければ・・
沢筋の林床には3月ならではの花が点々と咲いていました。いつも良い時期を逃してしまうカントウミヤマカタバミ、
ネコノメソウ3種(ネコノメソウ、ヤマネコノメソウ、ヨゴレネコノメ)、ユリワサビ、マルバコンロンソウなどです。
7枚目はイチリンソウ、ニリンソウの群落に紛れ込んでいたツクバトリカブトの芽吹き。ちょっとドキッとしますね!
その他で印象に残った植物をダイジェストでご紹介。順にミミガタテンナンショウ、ヤマオオイトスゲ、カヤラン、
ニセカントウタンポポ(=カントウモドキ:3倍体雑種)、コテングクワガタ、アブラチャン、フサザクラ、リンボク、
チドリノキ、オオバベニガシワ、ナギイカダです。ついマニアックな植物ばかり取り上げてしまったので、反省・・
八王子城跡の植生を特徴付ける樹木の一つ、リンボクをはじめ、次から次へと観察対象が現れて楽しい散策でした。
さて、恒例(?)の自然館へのお土産はこちら。ノウサギの糞、テイクアウトです笑。草食なのでいい匂いがしますよ!

































































