エナガの糸引きシーズン
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3月5日、環境省のEPO北海道より視察がありました。首都圏の自然共生サイトを調べる中で長池公園に関心を持って
下さり、出張滞在のスケジュールに組み込んでいただいたそうです。北海道とは、地理的には遠く離れていますが、
地域一体で生物多様性保全を進めるという共通のビジョンで活動されているため、有意義な意見交換ができました。
午後からは巡回清掃で鹿島方面の公園緑地を廻ってきました。鹿島緑地では連れ立って行動するエナガのペアに遭遇
しました。しばらく眺めていると、モチノキの茂みに出入りを繰り返しています。巣作りの最中に違いありません。
茂みから飛び立ったエナガを目で追うと、近くの枝先にぶら下がるクモの卵嚢やガの繭から糸を引っ張り出している
ところを見ることができました。茂みに戻ったかと思うと今度は樹幹に止まり、着生するコケをむしり取りました。
糸引きとコケ集めを交互に繰り返している様子からすると、まだ造巣初期段階で、外装に使うコケを糸で器用に貼り
付けていく過程であることが推測できます。エナガは、他の小鳥と比べてかなり早い時期から繁殖を開始するので、
早いところではもうすでに内装に使う羽毛を拾い集めています。巣材運びに忙しい彼らの姿は早春の風物詩ですね!
頭上から「ピョーピョーピョー」とよく通る声。アオゲラです。この時期、口笛でその鳴き声を真似てみるとすぐに
近くまですっ飛んできます。そして「ピョーピョーピョー」と反応したり、「カカカッ」という威嚇音を立ててきたり
ライバルの接近と勘違いして私の様子を伺ってくるのです。雄限定ですが、これが面白くてつい試してしまいます。
キツツキたちの巣作りはまだこれから。繁殖期に向けて野鳥の行動にも変化が見られる楽しいシーズンの到来です!
おまけ。自然館近くの階段の手すりにジャコウアゲハの蛹がいると来園者から教えていただきました。少し生々しい
ビジュアルですが、貴重なので撮影。すると突然、蛹から「ブーー」と振動音が響き始めました。いったい何事!?
30秒ほどの間、途切れることなく続いた振動音はパタリと止み、それ以降は、刺激をしても何をしても全くその音は
聞かれることはありませんでした。気になって調べてみたのですが、音の要因(正体?)は全くわかりませんでした・・

























