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築池のカモとイベントいろいろ
11月22日、望遠レンズを付けたカメラを持って築池の周りを散策する人の姿が増えました。 その多くはトモエガモやオシドリがお目当てでしょう。毎年来てくれる公園のマスコット。 今年も一目、その姿を拝もうとトモラー(トモエガモファン)やオシ推し(オシドリファン)が 築池詣に来て下さるのはありがたいことです。スタッフも彼らの動向を気にかけています。 「ちょっとちょっと!私だってこんなに美しいのよ!」とカルガモが羽ばたいてアピール? 渡りをしないカルガモですが、秋色の雑木林が水面に映り込み、季節感あるワンシーンに。 個人的にはカルガモが推しなのですが、あまりカメラを向けてもらえなくて寂しそうです。 トモエガモは飛来当初の8羽から減って、2~3羽が定着していますが、今後、また増えたり 減ったりするかもしれません。同様にオシドリやキンクロハジロも築池に定着しています。 さて、この日はイベントがてんこ盛りでした。22日、23日と週末の2日間、開催されている マルシェ『CRAFT PARK となりの職人 vol.8』において、長池公園とのコラボ企画として、...
Nov 24, 2025


インタープリテーションday
11月21日、午前中は秋葉台小学校4年生を対象に野鳥観察の授業対応、午後は別所小学校を 訪問して植物観察の出前授業を行うなど、小学校対応に奔走する充実の一日となりました。 個人的には、保護者会や理事会などの予定も入っていたのでタイトなスケジュールでした。 野鳥観察の授業は年間4回のうち、今回が2回目。初回は6月に実施しており、しばらく間が 空いてしまいましたが、こちらの心配をよそに、子どもたちは率先して鳥探しに取り組んで くれました。前回のテーマは「野鳥の形態(見た目)」でしたが、今回はもう一歩踏み込んで 「野鳥の生態(暮らし)」に注目してみます。室内レクチャーでは、スズメとハトの暮らしを 見つめ直してみようということで、皆さんからも、知っていること、見聞きしたことがある 情報をどんどん発言してもらいながら、彼らの暮らしぶりを紐解いていくことにしました。 あまりに身近な鳥なので知っているつもりでも、意外と知らないことが多いものですよね! 園内での観察では、長池の奥で休んでいるオシドリをはじめ、エナガ率いる小鳥の混群や、 キジバトの採餌行動、マガモ
Nov 24, 2025


リュウキュウサンショウクイの季節
11月20日、専門学校東京テクニカルカレッジの自然環境保全実習も、いよいよ後半戦です。 ネイチャーゲームや伐り出した竹を使った工作など、里山資源の活用について学びました。 1日を通して、園内のあちこちで鳴きながら飛び回るリュウキュウサンショウクイの小群を 見かけました。「チリリリ、チリリリ」という鈴のようによく響く鳴き声が特徴的です。 11~12月はなぜかエナガの群れと一緒にいることが多いため、エナガにつられてか枝の低い ところまで近寄ってくることもあります。木々の葉が落ちるとエナガの群れからは離脱し、 針葉樹の梢付近に仲間うちだけで集まることが多くなるので、観察はより難しくなります。 ポイントは①11~12月がおすすめ、②エナガの群れに注目、③背の低い木が観察しやすい。 これから冬の間は公園内で見かける機会も多いと思われますので、参考にしてみて下さい。 こちらはエナガです。エナガの群れに混ざって行動するリュウキュウサンショウクイは、 少し体型は似ているものの、体の大きさがだいぶ違います。そして群れから遅れがちです。 シマエナガがとても有名なのに
Nov 23, 2025


初霜と秋の尾根歩き
11月19日、朝から冷え込んだこの日、日陰の空き地に葉を広げたヒメオドリコソウには霜が 降りていました。私にとっては今季初霜です。一転、日中は穏やかな陽気となりました。 この日は講師の仕事で近隣の都立長沼公園を歩いてきました。私が大好きな公園の一つで、 これまで数えきれないほど訪れていますが、その度に発見がある、自然度の高い場所です。 あちこちで色付き始めたイロハモミジのグラデーションに目を奪われ、シラキやガマズミ、 ネジキなどの紅葉、アオハダやヤブムラサキなどの黄葉もじっくり拝むことができました。 尾根歩きでは、雑木林を構成する様々な樹種が現れ、秋ならではの表情を見せてくれます。 見たことがあるようなないような?帽子(パンツ)付きのどんぐりから根が出ているなんて! 小さな発見も見逃さないよう、目線は樹上と足もとを行ったり来たり・・歩みもゆっくり。 先日に続き、ここでもアキノキリンソウやセンブリなど秋の草花に出会えたほか、林床には クロヤツシロランの果実(1枚目)やナガバノスミレサイシンの裂開した果実と種子(2枚目)、 キジョランの葉を食べるアサ
Nov 23, 2025


トモエガモ帰還!
11月17日、昼下がりに常連の来園者から嬉しい速報が飛び込んできました。今年はどうかと 多くの方が待ち望んでいた冬の使者、トモエガモが8羽、築池に飛来したとの知らせです。 早速、築池を覗いてみると・・いました!先住のマガモよりも一回り小ぶりなカモたちが 泳ぎ回っていました。朝はまだいなかったというので、おそらく夜のうちに園内に飛来し、 午前中は長池奥など人目に付かない場所で過ごしていた子たちが移動してきたのでしょう。 長池では、ちょうど昼過ぎから里山サポーターによる外来種駆除活動が行われていたので、 侵入者に驚いて築池まで飛んできたのかもしれません。2020年末から翌年にかけて集団が 越冬して以降、毎年必ず姿を見せるようになり、現在では、冬の長池公園のマスコット的な 存在となっています。冬の間、そのユニークな姿が楽しめるようにそっと見守りましょう! トモエガモ発見の早道は、常連メンバーを覚えておくことです。単独で行動していることの 多いキンクロハジロ、年々渡来数が増加しているマガモ、常駐組のカルガモは基本ですね! 彼らのほかに、日替わりで数羽のオ
Nov 18, 2025


オオシマザクラの紅葉
11月16日、ここ数日は毎晩ヒナコウモリがよく鳴いています。14日の夜には、京王堀之内駅 近くの「八王子別所」交差点で灯りの周りを「チッチッ」と鳴きつつ飛び回っていました。 これまで何度となく取り上げてきたヒナコウモリですが、ここでは初めて観察できました。 蓮生寺周辺が彼らの夜間の行動圏のようなので、昼間の居場所を突き止めたいものですね。 近所でオオシマザクラの葉が鮮やかに色付いてきました。コケの絨毯の上に散らばった赤や 黄色がとても美しく、毎年のことながらつい目を奪われてしまいます。モミジと比べると、 注目されることが少ない桜の紅葉。今年は特に鮮やかに色付いているので、おすすめです! ところで、先週12日に講師を務めた自然観察会の様子が、取材して下さったカメラマンの しみずことみさんのwebサイトで公開されました。 秋を探しに行こう──富士見台公園で出会った木と土の時間 | 長池公園園長 小林健人さん | 八王子市下柚木 - 気まぐれ史跡写真 当日の様子が詳しくレポートされており、素敵な写真と文章でまとめられています。まるで...
Nov 17, 2025


今年も生きものフォト講座
11月15日、自然館前で今シーズン初めてのウソが鳴いていました。ウソではなく本当です。 ガイド中だったために双眼鏡で姿を見ることはできませんでしたが、間違いないでしょう。 ながいけの道、カタクリ観察路入口の手前にリンドウが咲いていました。園内の自生個体は いずれも園路から外れた雑木林の藪の中なので、こちらや長池左手奥の林床に定植してある ものをご覧いただければ幸いです。由木地区では風前の灯火となっているリンドウですが、 ニュータウンエリアを含む各所の雑木林に細々と自生しています。林の手入れが必須項目の 植物なので、自生地の開発だけでなく雑木林の管理放棄も大きな減少要因となっています。 さて、この日は毎年恒例となった「わぉ!わぉ!自然観察会 生きものフォト講座」が開催 されました。(公財)日本自然保護協会とソニーグループ㈱の共催企画で、メイン講師は昆虫 写真家の尾園暁さん、サブ講師を私が務めました。とはいっても、私はカメラや写真撮影の 知識がほとんど無いので、どちらかといえば、被写体となる自然や動植物との向き合い方に 関することを中心に、そのコツや
Nov 17, 2025


みなみ野敬愛保育園の子どもたちと自然遊び
11月14日、公園スタッフが朝、尾根幹線道路でホンドタヌキを見かけたと話していました。 同日、鑓水方面でもタヌキの目撃情報。そして私もトイレを閉めに行った帰りの車中から、 フサフサの冬毛のタヌキを観察しました。時間は17時半頃、場所はトンボ池裏の園路です。 タヌキ自体は珍しい動物ではありませんが、この日はひょっとしてタヌキの集会?お祭り? 自然館中庭では、開花のもっとも遅い野菊の仲間、アワコガネギク(キクタニギク)が開花。 南関東で黄色い野菊は本種だけなので、見分けは簡単です。この辺りには自生しておらず、 本来は恩方方面や高尾方面まで行かなければ出会えません。葉っぱの形も変化に富んでいて 面白いので観察してみて下さい。雑種のシロバナアブラギクもマダケ林下に咲いています。 午前中、みなみ野敬愛保育園3歳児クラスの皆さんがはるばる遊びに来てくれました。園の ある七国周辺もみどりが豊かなので、日常の園外活動でも役立つような自然遊びを中心に、 ガイドを行いました。開始早々、館内の剥製に夢中になる子どもたち、保育士さんたち! 大人が楽しめば子どもたちはもっ
Nov 17, 2025


別所小学校おおぞら学級と姿池清掃
11月13日、長池見附橋たもと(下流側)の植え込みで、シロヨメナが見頃を迎えていました。 「野菊の仲間は似たような花が多くて見分けられない!」という声をよく聴きます。本種は 幅の狭い純白の舌状花(花びら)と、深緑の細長い葉が特徴です。他の野菊と比べて、林縁の やや暗い環境を好み、生育環境からもある程度の種類に絞り込んで調べることができます。 木漏れ日に輝くシロヨメナは“可憐”という言葉がピッタリで、個人的に好きな野菊です。 シロヨメナの咲く長池見附橋の下、姿池では、別所小学校おおぞら学級の皆さんと一緒に 池清掃を開催しました。毎月、長池公園で自然学習に取り組んでいる子どもたちですが、 池の掃除は初めての試みです。専門学校東京テクニカルカレッジの学生や緑地管理チームの 面々も応援に駆け付け、賑やかに行われました。築池から越流してきた水生生物の観察も 行い、水の生きものに詳しい公園スタッフのKさんが、丁寧にレクチャーしてくれました。 池清掃と並行して、特定外来生物のオオクチバスとブルーギルの捕獲駆除も行いました。 水の引いた池に降りてきたハシボソガラ
Nov 16, 2025


秋の彩りとクワエダシャク今季初認
11月11日、長池小学校つばさ学級の定例プログラムと秋葉台小学校5年生の米作り授業の 最終回「脱穀」が、どちらも長池公園で行われました。脱穀は長池里山クラブとサトシゴの 皆さんに託して、私たちスタッフは長池小学校つばさ学級の皆さんと「秋の色探し」です。 開始早々、自然館前のマンサクの落ち葉の美しさに目を奪われました。一つとして同じ色は ないのではないか、そんなことを思わせるほど、じつに色とりどりの葉が落ちていました。 先週のブログ記事で考案した言葉がピッタリの、とても“うばめがしい”光景なのでした。 ふと思い付いて、手に取った落ち葉を緑のフキの葉っぱのポケットに差し込んでみました。 今年は木々の紅葉が非常に美しく、伝統色を手がかりにした色探しも順調に進みました。 鮮やかに色付いたキブシ、下から上へとグラデーションを魅せるミツデカエデ、花だけで なく葉っぱもやまぶき色に色付くことを知ったヤマブキなどなど。そして、注目すべきは 樹木だけではありません。草紅葉(くさもみじ)と呼ばれる雑草の葉の芸術も天下一品です。 先日もいくつかご紹介しましたが、今日は
Nov 12, 2025


アブと私
11月10日、市内西部の民有緑地を調査中に、花盛りのオヤマボクチを見つけました。裏山に オヤマボクチが自生しているなんて素敵なお宅です。いくつかの希少な草花を除き、周りは 綺麗に選択的な下草刈りがなされているので、居心地が良さそうでした。花に近付くと・・ 何匹ものホソヒラタアブがとっかえひっかえ、花を訪れていました。内部に潜り込むことは せず、筒状花の先端に止まって何をしているかといえば、蜜ではなく花粉を食べているよう です。それを証拠に、紫色の葯を目掛けて訪花しており、頭花の中央やピンクの柱頭が顔を 出している筒状花には見向きもしません。花粉を食べつつ、自らも花粉を運び、その媒介に 一役買っているのでした。ホソヒラタアブは幼虫がアブラムシを食べることから、もっとも 身近な益虫としても知られています。ハチみたいだし、アブなんて興味ないという方も多い でしょうけれど、草花を楽しみたい方にとっては、とっても重要な存在といえるでしょう。 ここでは、花を咲かせた株はわずか1個体だけでした。アブたちはいったいどうやってこの 森の中の1本のオヤマボクチに巡り
Nov 12, 2025


センブリのお花畑
11月7日、梶川緑地の大イチョウ周辺と梶川公園の草刈りを行いました。作業中、1年くらい お会いしていなかったあるご夫婦とバッタリ。鹿島・松が谷方面をフィールドに野鳥観察を 楽しんでおられるお二人とは、以前は草刈りや巡回の度によく鳥談義に花を咲かせたもの です。今でも、変わらず穏やかな眼差しで野鳥に目を向けている姿を見て、癒されました。 「この木(アキニレ)にはカワラヒワがよく来ますよね!」と話していたら、そのそばから “ピリリリ、ビーン”と鳴きながらカワラヒワの群れが梢に飛んできました。あまりにも タイムリーで「元気そうな○○さん(私)とカワラヒワに会えて、今日はいい日だなぁ!」と グータッチを求めてくるご主人、素敵です。皆さんとのやりとりは本当に励みになります。 日中、堀之内東山そらみの森緑地で2023年に見つかって以来、保護してきたセンブリ群落を 見に行ってきました。ちょうど花盛りで、一面にお花畑が広がっていました。今年発芽した 実生個体、開花個体とも数は明らかに増えており、生育は良好の様子。雑草はぼうぼうでは なく程良く生えている感じなので
Nov 9, 2025


なりすましサギ
11月6日、朝から姿池にダイサギがいたよと、自然館スタッフから情報提供がありました。 普段、姿池で見る大きな鳥はアオサギとハシボソガラスがほとんどなので、確かに珍しい。 午後の空き時間に行ってみると、さすがに姿池にはもう鳥影はありませんでした。しかし、 堤防を挟んだ向かいの築池の倒木上に、ダイサギが休んでいました。あ、移動したのかな? さすがの存在感で、立ち止まってスマホで写真撮影を試みる人も多数。まるで絵画のような 美しい情景に、しばらくうっとりと眺めてしまいました。そしてあることに気付きました。 こちらが朝、姿池を歩いていたというダイサギです。むむ・・築池の子と別人ではないか! 首を伸ばしているのでそもそも違う感じに見えますが、そこではありません。足にご注目。 少しわかりにくいですが、姿池にいた子は脛(すね)から跗蹠(ふしょ)の一部までの範囲が 黄白色をしているのに対して、先ほどの築池の子は足全体が黒いことが確認できたのです。 つまり、別の個体に入れ替わっていたわけです。写真に撮ってあったからこそ、気が付く ことができました。さらに、この違い
Nov 8, 2025


秋咲きのマンサク
11月5日、春の第一弾に続く共同企画として上柚木公園で秋の自然観察会を開催しました。 指定管理者「スポーツ&グリーン上柚木」が管理運営を行う上柚木公園は、陸上競技場を はじめとするスポーツ施設の充実した運動公園ですが、大栗川のかつての流路に沿って、 雑木林の崖線が連なるほか、園内には自然草原などが残っており、自然の質も高いはず・・ 上柚木公園の“みどり”の魅力や価値を掘り起こし、楽しんでいただこうというわけです。 約2時間半の観察会は、はじめから終わりまで盛りだくさんの内容となりました。参加者の 熱心さにはこちらも驚くほどで、次々に発見や質問が飛び出します。集合場所で待ち時間の 間に見つけられたということで、エノキの実生に止まるアカボシゴマダラの幼虫の観察から 始まったのですが、コスモス畑もじっくり見ていきたい。なぜなら、コスモスの周りに群生 する外来雑草のコセンダングサと、おなじみのコスモスがじつはとてもよく似ていることを 紹介したかったからです。そんなわけで行ったり来たりしているうちに、開始20分が経過。 いつもどうり、順調です笑。色々観察し
Nov 7, 2025


別所小学校1年生と秋の色集め
11月4日、別所小学校の元気な1年生の皆さんが、秋を探しに長池公園へやってきました。 前回、チュウゴクアミガサハゴロモ探しに夢中になった面々。今回は“色”がテーマです。 かつて、日本人は自然の中に様々な色を見出して、自由に名前を付けていました。そんな、 伝統色の中から選び抜いたオリジナルのカラーチャートを配布して、まずはお手並み拝見。 くちば色、なでしこ色、とうもろこし色・・おんなじ色の葉っぱや木の実は見つかるかな? 次は見つけたものの色を何かに例えて、今度は皆さんが色の名前を作る番です。素敵な色が たくさん生まれました。きらきら色やオーロラ色など、想像力を掻き立てる響きですよね! 綺麗な落ち葉やどんぐりを拾い集めたり、赤トンボが遊びに来たり、色探しのミッションは 里山の秋を思い思いに味わう時間でもあります。全員が最高の表情で楽しんでくれました! 授業のあとは、今月15日に開催されるフォト講座(日本自然保護協会・ソニー共催)の下見を 行いました。現在、展示室2で開催中のフォトコンテスト入賞作品展とのタイアップ企画と して毎年恒例となっているイベン
Nov 6, 2025


アプリ片手に松が谷散策
11月3日、東京都と㈱バイオームの共同プロジェクト「東京生きもの調査団」の課外活動と して、バイオームアプリを使った自然観察会が松が谷周辺で開催され、講師を務めました。 「東京生きもの調査団」は、東京都の生物多様性を守るために、東京都・専門家・都民が 一体となり、デジタル版野生生物目録「東京いきもの台帳」 を作成するプロジェクト。「いきものコレクションアプリBiome」を使い、市民科学の力を活かして東京の野生生物の 情報を収集・蓄積していくものです。都民一人ひとりが調査員・・素敵な取り組みですね! 東京いきもの調査団 課外活動~多摩丘陵編~ in 松が谷エリア - 東京いきもの調査団 都内各地から集まった参加者とともに、松が谷遊歩道さんぽみちをゆっくり歩き始めます。 生きもの好きの子どもたちも参加していて、次々に動植物を見つけては教えてくれました。 私一人だったら、つい草木や鳥、昆虫ばかりに目がいってしまう散策も、クモやヤスデ、 ナメクジ、コケ、地衣類、キノコなどなど・・生きとし生けるもの全てに目を向けます。 私も負けじと、樹名板の裏のヤモリ&カ
Nov 4, 2025


うばめがしい秋の一コマ
11月2日、メジャーリーグでの日本人選手の活躍に心を動かされた方も多いことでしょう。 私もその一人です。海の向こうの出来事に、幾多の人々が注目し、感動を分かち合う・・ スポーツの力は凄いですね!スケールこそ全く違いますが、自然体験も人々の心を動かす 素晴らしい力を持っていると思います。感動の連鎖が、少しずつ広がっていきますように。 さて、長池公園のお隣、道向かいの松木公園には長池公園には無いものが色々とあります。 その一つがウバメガシのどんぐりです。ウバメガシは南方系の樹木で、自生地は沿岸部など 潮風の当たるような環境ですが、内陸でも公園樹や生垣として植えられることがあります。 備長炭の原材料としても有名ですね。ウバメガシは花の咲いた翌年の秋に果実を付けます。 果実は確かに、帽子(※パンツとも表現される)付きの、いわゆるどんぐりそのものですが、 注目すべきはその色・かたち・大きさがバラバラで、じつに多様性に富んでいることです。 色や形の揃ったどんぐりのほうが使い勝手が良さそうではありますが、ウバメガシの場合は その不揃いさを逆手にとって、それぞれ
Nov 3, 2025


誰のお尻?
11月1日、早いものでもう11月です。毎年のことなのですが、10~12月は対応が立て込み、 うっかりすると秋の自然の見どころを逃してしまうので、季節の変化を五感で味わうための アンテナは大切にしつつ過ごしていきたいと思います。意識次第で景色も変わるものです。 この日は休みでしたが、所用でちらっと長池公園へ出向くと、パーキッズの小学4年生で 野鳥観察にのめり込んでいるKくんが家族で散策に来ていました。私も彼と同じ歳の頃には まだ見ぬ野鳥を追い求めて各地に出かけていたので、自分と重ね合わせてしまうのでした。 それにしても、第二デッキの茂みに佇むキビタキを目ざとく見つけたり、小鳥の地鳴きを 一つ一つちゃんと聴き分けていたりと、短い期間で急成長を遂げたことが伺えて感心感心! つくいけの道を一緒に歩いていたら、頭上で大きな声がしました。見上げてみると、お尻! 正体はこの子、最近渡ってきたばかりで体験ゾーンを縄張りにしているジョウビタキです。 この子は、いつも落ち着きがなく気が立っているように感じます。渡来直後だからなのか、 性格的なものなのか、もう少し時間
Nov 2, 2025


体験ゾーンの小鳥たち
10月31日、自然環境保全実習3日目は、先日のタマノカンアオイ調査の続きとマダケ林の 管理を行いました。少し時間に余裕があったので、体験ゾーンの田んぼ脇水路を利用する 小鳥たちの行動を観察しました。この場所は水浴びに訪れる小鳥の観察ポイントなのです。 水場へ降りる途中で小鳥が伝ってくる枝に、鮮やかに紅葉したエビヅルが絡んでいました。 ここに止まってくれたら秋らしくてとてもいいな・・と妄想していると、心を読まれたのか メジロがちょこんと立ち止まってくれました。背景の枝などがごちゃごちゃしているので、 写真としては今ひとつかもしれませんが、季節感のあるシーンを記録に残せて大満足です。 田んぼの周囲には、冬鳥のジョウビタキと夏鳥のキビタキ、留鳥のコゲラなどがいました。 先日のカイツブリはすでに姿が見えなくなっていて、築池には代わりにマガモがいました。 これらのほかに、漂鳥のアオジ、クロジ、シメ、ビンズイなども先日から確認しています。冬が近づき、鳥たちも存在感を増してきました。ぜひ双眼鏡を片手にお出かけ下さいね!
Nov 2, 2025


癒しのエナガ
10月30日、自然環境保全実習2日目は雑木林トレイルの一角にあるタマノカンアオイ群落の 個体数調査や、センサーカメラの設置などを行いました。全部で162個体をマーキングし、 個体ごとに生育状況や展開している葉の枚数などを丁寧に調べて、モニタリングしました。 頭上ではエナガの群れが賑やかに飛び回っており、作業の疲れを吹き飛ばしてくれました。 なぜかシマエナガのほうが一般の認知度が高い昨今ですが、本州に生息するエナガだって 可愛さでは負けていません。シマエナガと違って目の上に太い黒のラインが入っています。 群れの中に一羽、こんな子が混ざっていました。エナガの特徴ともいえるあの長い尾羽が 見当たりません。尾羽が無いと真ん丸でまるで別の小鳥のようです。秋は換羽の季節なので おそらく尾羽が生え変わる途中の姿ではないでしょうか。マシュマロみたいで癒されます! ヤマガラやガビチョウも作業の様子を覗きに来てくれました。いや、むしろ私たちが彼らの 生息域に踏み込んでいたのでしょう。植物はヤクシソウ、ノコンギク、ノハラアザミです。 ナラ枯れ木を伐採した跡地を中心に、
Nov 2, 2025
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