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「」に対する検索結果が487件見つかりました

  • 裏高尾の植物

    3月19日、ネイチャーガイドとして活躍する皆さんと一緒に、裏高尾を歩いてきました。 それぞれ専門が違うので、異なる視点を共有したり、お互いに解説し合ったりしながら 楽しく学びある散策となりました。もちろん、予定通りに進むはずはなく、当初の予定 よりも大幅に短いコースを往復するにとどまりました。とはいえ、中身は濃厚でしたよ! この日、一番輝いていたのはコチャルメルソウ。流れに沿って群落が広がっていました。 人気のハナネコノメやスミレの仲間に比べて、足を止める人は少なめですが、いい花です。 緑色の部分が萼片で、そこから生えた魚の骨のように見えるものは、なんと花びら! 行く先々でアブラチャンの花が見頃でした。新芽のグラデーションも味わい深いですねぇ。 期待のスミレ類はまだまだ咲き始め。写真はナガバノスミレサイシンとヒメスミレです。 出会った植物の一部をダイジェストでご紹介します。順に、ヒメニラ、キバナノアマナ、 カントウミヤマカタバミ、ニリンソウ、ナツトウダイ、エンレイソウ、ユリワサビ、 ハシリドコロ、カテンソウ(緑)、ヨゴレネコノメ、ヨツシベヤマネコノメ、イチゴツナギ、 カンスゲ、ヤマオオイトスゲ、シナミザクラです。次から次へと目移りしてしまいました。 帰り際、フユザンショウの葉痕に別れの挨拶。この顔と姿、どこかで見たような・・?? 今回は番外編(いつも?)として、低山地ならではの植物を中心にご紹介しました。

  • カタクリと巣箱のヤマガラ速報

    3月18日、風の強い一日でした。夜には市内西部で大規模な火災も発生したようです。 朝、ながいけの道対岸のカタクリの開花状況を見に行ってみました。まだ気温が低く、 花被片は反り返らずに下を向いていましたが、全部で9株の開花を確認できました。 14~17℃程度まで気温が上がると、花被片が反り返ってよりカタクリらしい姿になります。 花を観察するには、あたたかい日の日中がおすすめ。予想最高気温を目安にしましょう! カタクリ群落の中で控え目に咲いているのはアオイスミレです。カタクリの開花がピークを 迎える頃、アオイスミレは枯れてしまい、代わってナガバノスミレサイシンが咲きます。 ところで、先日17日から自然館中庭の巣箱に、待望のヤマガラが出入りを始めました! 巣作りの初期段階で、主にコケのかたまりを繰り返し運び込んでいます。巣箱内の様子は、 展示室1のモニターを介してリアルタイムで見ることができますので、ぜひご覧下さい。 上の写真は本日18日朝の様子です。私たちスタッフもこれから目が離せなくなりそうです。 巣箱の手前の足もとには、レンプクソウやマツバスゲ(いずれも栽培品)が咲いていました。 ゆっくり見ていたい気もしますが、頭上を行き来するヤマガラに気を使って早々に退散。 中庭の植物をご覧になられる際は、受付スタッフと巣箱の主まで一声おかけ下さいね!

  • アカネズミの落とし物とミヤマウグイスカグラ

    3月17日、近所を散歩中に何かのかたまりを蹴飛ばしてしまいました。「お、クルミ?」 拾い上げると、まるで鳥の頭骨のように綺麗な丸い穴の開いた、オニグルミの果実でした。 ご存じの方も多いかもしれません。これは野ネズミの一種、アカネズミの食べあとです。 例えばリスは、かじって切れ込みを入れてクルミを真っ二つに割ります。また、カラスは 高いから落としたり車に踏ませるなど、工夫してクルミを割ることが知られています。 ではアカネズミはどうかというと、クルミを割る力やその術を持っていないため、両側から 少しずつかじって穴を開け、中身をほじくり出すようにして食べるので、こうなるのです。 アカネズミは夜行性なので、姿を見かけることは滅多にありませんが、案外、身近な場所に 生息しているようです。こうした食べあとの存在や、アカネズミを主食とするフクロウが 暮らしていることなど、直接観察できなくても、状況証拠がそのことを教えてくれます。 この散歩道にはウグイスカグラが植栽されていますが、近くでよく見てみると、花や枝に びっしりと毛が生えています。さらに拡大すると、毛の多くは腺毛といって先端が丸く 膨らんだ特徴的な毛であることがわかります。ミヤマウグイスカグラという変種です。 ウグイスカグラには複数の種内変異が知られていて、ミヤマウグイスカグラもその一つ。 (※全体に毛のあるヤマウグイスカグラを基準変種とし、無毛の変種をウグイスカグラ、 多毛かつ腺毛の多い変種をミヤマウグイスカグラとして区別するのが一般的です。) 多摩丘陵には自然分布しないミヤマウグイスカグラですが、時々、植栽されていることが あるので、もし花や果実までモジャモジャのウグイスカグラを見かけたら要注目です! ミヤマウグイスカグラを見た後だと、普通のウグイスカグラがいっそう美肌に見えません? 今日のおまけは雑草。キュウリグサ、スズメノエンドウ、そしてノカンゾウの芽生えです。

  • シデコブシ

    3月16日、各地でコブシやモクレンの仲間(マグノリア)の開花が始まりました。 こちらの美しい花は、堀之内寺沢里山公園の管理棟付近で開き始めたシデコブシです。 コブシよりも花びらが多く、ほんのりとピンクに色付いており、遠くからも目立ちます。 名前の“シデ”は“紙垂”のこと。紙垂は、神社のしめ縄などに付いているあの稲妻型の 白い紙のことです。細長い花びらが風にたなびく様子とイメージを重ねたのでしょうね。 シデコブシは、公園樹や庭木として一般的な樹種なのですが、じつは日本固有種であり、 それも愛知県、岐阜県、三重県の一部の湿地にしか分布しないとても貴重な植物です。 街中でも植えられているのをよく目にする一方で、自生地は天然記念物に指定されるほど 珍しいとは、不思議な感じがします。シデコブシを元につくられた園芸品種もいくつか あるので、全てが野生種と同じものとは限りませんが、身近に見られるのは嬉しいですね。 公園近くの通り沿いでは、並木の大きなハクモクレンの花が咲き始めていました。こちらも コブシと違って花びら(花被片)の枚数が多いのが特徴ですが、花はとにかくビッグサイズ! 畑の周りではスイバ(スカンポ)がぐんぐん成長し、早くも赤い花穂を立ち上げていました。 春の雑草は、どれも越冬葉だけの状態から花を咲かせるまでの成長の速さに驚かされます! 手入れの行き届いた花壇では、パンジーや葉ボタンも生き生きと輝いて見えました。 おまけ。近所の生垣でサンゴジュの芽吹きを観察しました。休眠状態から一斉に芽吹いて 目を引く落葉樹の芽吹きと違って、常緑樹の新しい葉が出てくる時期は結構バラバラです。 意識していないと気付きません。今シーズンは常緑樹の芽吹きにも注目したいと思います。

  • 松木小学校自然体験プログラム

    3月15日、4月並みのあたたかさとなり、園内は多くの来園者で賑わっていました。 花壇の手入れや植物保全作業なども行われ、長池公園全体が活気に溢れていました。 築池の野鳥観察ボード周辺には、ヤブカンゾウの新芽があちこちから顔を出していました。 自然館に、季節限定の「桜コーナー」が出現!剪定枝の展示や開花情報をお楽しみ下さい。 午前中は松木小学校2年生約80人が来園し、「春探し」のプログラムに取り組みました。 ヤマアカガエルの赤ちゃんを観察したあとは、外に出てたくさんの“春”を探しました。 それにしても、子どもたちは本当にイイ目を持っていて、色々なものを発見してきます。 みんな生き生きと目を輝かせて探索し、ノート3ページ分の春を見つけてくれましたよ! ゴール地点では、満開のシナミザクラがお出迎え。少し気の早いお花見も楽しめました。 おまけ。オビアカサルゾウムシと手すりで再会。やはり動物的な可愛さがありますね。 もう1枚はケヤキ樹皮下にいたヒレルクチブトゾウムシです。さて、何に見えますか?

  • ひっそりと旬の草花

    3月14日、自然館前のシュンランが花盛り。青々と茂った葉の陰から顔を出していました。 花がクリオネっぽく見えるのは私だけでしょうか?シュンランには葉があるので、当然、 光合成を行っていますが、それ以外に地中の腐生菌や外生菌根菌からも養分を得ています。 このような性質はキンランなどでも知られていて、部分的菌従属栄養植物といいます。 正面入口の左手足もとにはフッキソウが咲いていました。名前は常緑性でよく繁ることから 付けられたもので、“富貴草”ですが、実際には草ではなく低木に分類されています。 根元のほうを見てみると、アジサイなどに似てしっかりと木化しているのがわかります。 雌雄同株で、花序の上のほうに雄花、下のほうに雌花が咲きます。ぜひ実物をご覧下さい。 ヒメカンスゲ、ミヤマカンスゲに続き、つくいけの道でヒカゲスゲの雄花も開花しました。 細長い葉が叢生して大きな株になります。春の雑木林には欠かせないスゲの一つですね。 体験ゾーンの田んぼには、タネツケバナが一面に咲いていました。少し葉っぱをちぎって 口に入れてみると、美味しいのでおすすめです。味はクレソンに近い感じでしょうか。 梅園の草地では、イグサの仲間、スズメノヤリが点々と見つかりました。春の野原の 定番雑草ですが、案外知られていない植物です。特徴的な“白髪”にご注目下さい! ところで、この日は二子玉川ビジターセンターのスタッフが長池公園へ視察に訪れました。 ボランティアコーディネートやイベント企画など、様々な話題について情報交換することが でき、私たちもとても勉強になりました。今後も、交流を続けていきたいと思います!

  • 手すりに夢虫

    3月13日、すっきりと晴れた空の下、講師のお仕事で津久井湖方面の里山を歩きました。 主に、咲き始めて間もない春の花と、温かさに誘われて動き始めた昆虫を観察しました。 低山地ならではの出会いを中心に、観察した動植物をダイジェストでご紹介します。 沢筋の斜面では、まるで猫のおもちゃのようなフサザクラの花が咲き始めていました。 谷の奥からは越冬中のクロジたちが“チッ”と、ささやき合う声。一瞬、姿も見えました。 先日紹介したばかりのキブシの花が、ここでも同じくらいの割合で咲き始めていました。 写真は順に、コクサギの冬芽、メタセコイヤの花、ヤマオオイトスゲ、セントウソウ、 ミミガタテンナンショウです。その他、早くもニリンソウがわずかに開花していました。 足もとをブルーメタリックの大きな虫が這いまわっていました。ヒメツチハンミョウです。 以前、この講座でヒメツチハンミョウの幼虫集団が草に登って、ハナバチ類に飛び乗る チャンスを待っているシーンに遭遇したことがあります。ハナバチ類の巣に入った幼虫は、 卵や、巣に貯蔵された花粉、蜜などを食べて育つのだそうです。運任せの凄い習性ですね! 大きなスギの樹皮が剥がれかけていたので、思わずめくってみると、色々潜んでいました。 順に、ムーアシロホシテントウ、クサギカメムシ、エサキモンキツノカメムシです。 特にエサキモンキツノカメムシは数が多く、一度に十数匹も出てきてびっくりしました。 今回の講座、主役はなんといっても手すりの虫たちです。丁寧に見ていくと、様々な昆虫が 手すりの上を歩き回っていました。しばし夢中・・いや夢虫になって皆さんと観察タイム。 順に、アカホシテントウ、ヒメアカホシテントウ、ヒゲナガホソクチゾウムシ、 ゴマフハトムネヨコバイ、ヒゲナガサシガメ(幼虫)、ムラサキナガカメムシ(交尾中)、 オオツノカムシ、ウシカメムシ、ツヤアオカメムシです。カメムシ類の多様性たるや! 小さな昆虫たちとの触れ合いにすっかり時間をとられてしまい、予定していたルートの 短縮を余儀なくされましたが、そういう“想定外”こそがこの講座の醍醐味でもあります。 今年度最後の講座も、参加された18人の皆さんと和気あいあい、素敵な一日になりました。

  • ハルコガネバナ

    3月12日、日中は冷たい雨が降り続きましたが、炭焼きは朝までに無事終了したようです。 各所に設置した「炭焼き実施」ののぼり旗を回収しつつ、園内の花木を見て廻りました。 芝生広場と南エントランスゾーンの一角にあるサンシュユが、どちらもすでに満開でした。 ちょっと呼びづらいサンシュユの名前は、漢名の「山茱萸」を音読みしたものです。 かの牧野富太郎は“ハルコガネバナ”の和名を提唱したものの、浸透しなかったようです。 ハルコガネバナのほうがピッタリな感じもしますが、草花にありそうなネーミング・・? 体験ゾーンのトンボ池と畑の間にあるシナミザクラ(カラミザクラ)も咲き始めていました。 サンシュユと同じ中国原産の花木です。もう少し咲き進むと雄しべの束が目立ってきます。 多摩丘陵の雑木林ではおなじみのキブシも、ようやく開花が始まりました。園内の各所で 目にしますが、今シーズンは外周バス通りから見える木がもっとも早く咲き進んでいます。 上から順番に咲いていくので、メジロなどの小鳥は咲き始めの頃のほうがよく訪れます。 枝に止まって蜜を吸うので、花序の下の方の花にはうまく嘴を差し込めないのでしょうね。 長池公園には雄花のみを付ける雄株と、雌花のみを付ける雌株が両方とも生育しています。 長池公園西バス停付近の道路向かいでは、鮮やかなピンク色のカンヒザクラが見頃です。 本種は、バス通りを彩る200本のヨウコウ(陽光桜)の片親でもあります。もう片方の親は アマギヨシノという園芸品種。そのアマギヨシノ自体も交配によって作出された桜です。 ヨウコウの咲く日が待ち遠しくて、早くもうろうろする人続出中。気持ち、わかります!

  • ネコヤナギ開花

    3月11日、東日本大震災から13年、私たちスタッフも作業の手を止めて黙祷を捧げました。 震災で亡くなられた全ての方々へ哀悼の意を表しますとともに、ご冥福をお祈り致します。 長池前のネコヤナギがちらほらと咲き始めました。葯の赤色や花粉の黄色が美しいですね! ハナバチやアブの仲間が花粉集めに大集合。写真の子はヤヨイヒメハナバチでしょうか。 カタクリ観察路では、気の早い3株が蕾を伸ばしていました。気が早いのはカタクリだけ ではありません。蕾を観察している間にも何人かデッキを下りてきて、「さすがにまだ?」 なんて声をかけて下さります。皆さん、心待ちにされているのだなぁと嬉しくなりました。 恒例の手すりウォッチングです。独特なフォルムをしたホソバヒメカゲロウがいました。 小顔の割に翅はとても大きくて貫禄があります。でも、上から見てみると超薄型なんです。 顔のアップが見たくてさらに近付いたところ、ひらひらと優雅に飛び去っていきました。 手すりの上の一期一会が楽しいこの頃です。皆さんもぜひお近くの手すりにご注目を!

  • 春は足もとから

    3月10日、ぽかぽか陽気の日が増え、足もとの雑草もだいぶ賑やかになってきました。 ピンクや紫の絨毯に潜り込んでみれば、一つ一つの花にも表情があって可愛いですね。 みんな大好きホトケノザ。ハートの花びらはヤハズエンドウ。そして大根の花そっくりで もっと濃い紫色が派手やかなオオアラセイトウ。オオアラセイトウは聞き慣れない名前かも しれませんが、ショカッサイ、ムラサキハナナ、ハナダイコンなどとも呼ばれています。 他の花に埋もれて素通りしてしまいそうな、こちらの小さな花はアメリカフウロです。 花のつくりをちゃんと見たことが無かったので、真上からアップで覗くと驚きました。 星形の萼片、5枚の花びら、そして5つに分かれた雌しべの柱頭、これら3つが重なって、 まるで花の中に花が咲いているかのように見えるのです。雄しべが伸びてくると 雌しべが目立たなくなり、印象は変わると思うので、咲き始め限定の姿かもしれません。 春の雑草の主役はなんといってもタンポポ。左の写真はカントウタンポポと思われます。 頭花を支える緑色の部分、総苞片が反り返らず密着していることが在来種の特徴です。 ただし、この見分け方も最近は通用しなくなってきました。外来種のタンポポでも、 総苞片が全く反り返らない系統が見つかっているからです。ニセカントウタンポポ、 カントウモドキなどと呼ばれるものは、黒々した総苞片が反り返らずに密着します。 さらには、総苞片が反り返っているものはセイヨウタンポポ、という昔の常識も、 現在では正確ではないことが分かっています。在来系統と外来系統の雑種に由来するもの、 つまり雑種タンポポがそれらの9割近くを占めているといいます。純血を保ったままの セイヨウタンポポはもはや珍しい存在になりつつあるのです。外見での区別は困難ですが、 頭花を手で擦るように触り、指にほとんど花粉が付かなければ雑種の可能性が高いです。 一方で、カントウタンポポをはじめとする在来種のタンポポはむしろ増加傾向にあります。 少し自然度の高い芝生や草地では、在来タンポポが元気に花を咲かせているはずですよ! ちなみに2枚目はノゲシ(ハルノノゲシ)です。茎の途中にも葉が付き、背が高くなります。 また、花も枝分かれして複数咲き、総苞片が下膨れ型の特徴的な形をしています。 植物を見始めた頃、図鑑の写真を見て、タンポポとノゲシの花はよく似ているなぁと思って いたのですが、こうして全体を見られるようになってからは、別人にしか見えませんね。 雑草を一つ一つ、いや、一人一人観察しながらの散歩はとっても楽しいのでおすすめです!

  • オビアカサルゾウムシとパーキッズ定例活動

    3月9日、つくいけの道の手すりを見ていたら、可愛いゾウムシがフリーズしていました。 猫背で顔はうつむき加減。ちょっと二宮金次郎っぽい雰囲気もあって、哀愁が漂います。 背面の特徴的な色と模様から、オビアカサルゾウムシ(またはその近縁種)と判明しました。 ここの手すりは昆虫のメッカなので、巡回で通る度についチェックしてしまいます。 さて、この日のパークキッズレンジャー定例活動は姿池の水抜き清掃を実施しました。 今回は11組が参加し、みんなで協力して1段目と4段目を清掃。池底に付着した藻やヘドロを だいぶ除去できました。多くの来園者が足を止めて見学され、子どもたちと交流する姿も! 在来のドジョウやヨシノボリのほか、外来魚やアメリカザリガニもある程度捕れました。 午後は任意参加で、域外保全を行っているタマノホシザクラの樹幹に付着した黒色膏薬病の 除去(たわし擦り)を行いました。居残り組の頑張りのおかげで、バッチリ任務完了です。 こんなマニアックで過酷な作業をやってくれる子どもたちは、全国探してもいませんよ!笑 活動終了後は炭焼きの様子を見学。途中、クワエダシャク探し(7匹発見!)も楽しみました。 本当に豊かで充実した一日。パーキッズの皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。

  • チンアマナ

    3月8日、未明に積雪があり、朝の長池公園は2月に続く二度目の銀世界となりました。 じつは、3月の雪ということで、自然館前のある光景にちょっと期待して出勤しました。 雪の中からにょきにょきと顔を出している葉っぱ、正体はアマナです。アマナの葉の形、 角度、生え方はとても独特で、特に雪が積もると、まるで水族館の人気者「チンアナゴ」の ように見えるのです。私はこの光景を見る度に、葉先に2つの目を描きたくなります。 雪の帽子を被ったハナモモやオオバヤシャブシ、そしてサラサウツギの果実も綺麗でした。 第二デッキにはアズマヒキガエルの卵塊がありました。今年も産卵してくれて一安心です。 体験ゾーン、トンボ池裏の広場では、アンズの花が見頃でした。花はほんのりとピンクに 色付き、花の下にある萼片が反り返るのがウメと見分けるポイントです。(写真3枚目) 午後にはすっかり雪も解けて、いつの間にか穏やかな春の陽気が戻ってきていました。 おまけ。3月8日は数字の語呂合わせから「ミツバチの日」に制定されているそうですよ!

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