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田んぼでアニマルトラッキング

9月11日、約3000人もの命が失われた9.11同時多発テロから24年。当時、ニュースで流れた

衝撃の光景は今も鮮明に思い出されます。あの出来事から、世界は変わったのでしょうか?

話は変わりますが、先日、水の引いた田んぼの泥の上に、無数の足跡が残されていました。

普通、哺乳類や水鳥の足跡が綺麗に残ることはほとんどありません。綺麗な足跡が残るには

いくつか条件の重なる必要があり、たいていは崩れていて種名の判別には至らないのです。

アニマルトラッキングにおいて足跡が大いに役立つのは、雪上で動物の痕跡を探す時です。

しかしながら、田んぼに残ったこれらの足跡は非常に状態が良く、一目でピンときました。

縦横無尽に足跡を残していった哺乳類の正体は・・そう、アライグマです。夜行性なので

日中に目にする機会こそ少ないものの、都内の緑地や里山には相当な数が生息しています。

アメリカザリガニなどの水辺に棲む小動物を、夜な夜な物色していたのかもしれませんね。

アライグマの足跡に混じって、丸みのある可愛らしい足跡も見つかりました。犬の可能性も

ゼロではありませんが、犬が人の手を離れて田んぼの中を歩き回っているとは思えないので

ホンドタヌキの足跡でしょう。彼らもまた、水辺の小動物を狙って侵入したのでしょうか?

野生動物が歩き回ることで、稲穂が踏まれたり倒されたりするリスクはあるにせよ、稲の実

そのものは無事で、たわわに穂を垂らしています。これからはカモとの闘いが始まります。

田んぼの土手では、ジョウシュウカモメヅルのヒトデ形をした花が、多数開花しています。

開花期間が長く、シーズン内にも消長を繰り返すため、ピークが読みづらいのが難点です。

見頃はもう終わりかと思っていた矢先、今になってまた見事に花を咲かせているのでした。

もう一つ、人気の高い植物、ミズオトギリも水路沿いでいくつもの花を咲かせていました。

夕方の16時前後から開花する不思議な植物です。1つの花にアリたちが群がっている光景は

とてもメルヘンです。しかし、移動能力の低い彼らが花粉の媒介に貢献しているかどうかは

定かではありません。ドロバチの仲間も訪花していたので本命はこちらかもしれませんね!

・・ということで今日は、田んぼに残された足跡と、周辺で見頃の草花をご紹介しました。


 
 
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