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Join date: Feb 29, 2024

Posts (531)

Jan 11, 20262 min
お腹を満たすもの
1月10日、先日登場したルリビタキと盛んに争っていたジョウビタキの雄。強さではこちらのほうが一枚上手です。 この可愛いビジュアルからは想像できないほど、気が強く、特に同じジョウビタキや近しいルリビタキに対しては、 果敢に飛びかかっていきます。ミラーに映る自分に攻撃を繰り返すくらいですから、縄張り意識の高さは相当です。 自らの縄張りを強く誇示する理由は、冬の限りある資源を独占するため。まだわずかに木の実が残っている今でこそ 餓えることはないかもしれませんが、厳冬期は動物食が中心となるので仲良く分け合うなんて言っていられません。 秋から実っているガマズミは、最初の頃は酸味や渋味が強いのか誰も見向きもしませんが、年末くらいからは急激に 小鳥たちによって食べられて少なくなってきました。他に食べる果実がなくなってきたから、とも考えられますが、 サンシュユがそうであるように、完全に熟して甘くなるのが遅いのでしょう。(※2枚目は別日に他のスタッフが撮影) 一方、モズは完全に動物食の小鳥なので、木の実には目もくれません。その代わり、動くものなら何でも食べます。...

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Jan 11, 20262 min
遅延羽衣成熟
1月9日、机の前でじっとしているのはあまり得意ではないのですが、ちょっと集中して書類の作成に没頭しました。 そんな時に限って、事務所の窓越しに見えるナンテンが食べ頃らしく、飛来する小鳥が気になって仕方ありません! さて、この日もお昼休みに堀之内方面へ。タイミング良くルリビタキが現れてくれました。何度か通う中で、動きが 掴めてきました。ここで待っていればあそこに止まるだろう・・そんな駆け引きが楽しく、相手に無用なストレスを かけないで済みます。縄張りが近接するジョウビタキ(雄)やモズ(雄)との攻防も一段と激しくなってきて大変そう。 先日の記事でも触れたとおり、ルリビタキの雄は、全身が青くなるのに(性成熟に)、数年を要する性質があります。 この性質は、科学的には「遅延羽衣成熟(Delayed plumage maturation:略称DPM)」と呼ばれるもので、他には キビタキなどでも見られます。(ルリビタキほど顕著ではない。)なぜルリビタキがDPMという性質を獲得したのかと いう理由については、はっきりしていません。これまでに提唱されてきた主な研究仮説を3つ紹介したいと思います。...

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Jan 10, 20262 min
霜だたみの朝
1月8日、朝晩の冷え込みがどんどん厳しくなってきましたが、今朝は里山に白銀の世界が広がっていました。白銀と いっても雪ではなく霜のことです。長池公園の体験ゾーンで、霜の降りた草や落ち葉のお化粧を楽しんできました。 冬を耐え忍び、春の訪れを待つ雑草たちが葉に霜をまとっています。オオイヌノフグリ(1枚目)やコハコベ(2枚目)、 ミチタネツケバナ(3枚目)、ヒメオドリコソウ(7枚目)など、おなじみの面々ですが、いつもとは違う姿にうっとり。 いつもなら見向きもしないアズマネザサ(4枚目)やナガバジャノヒゲ(5枚目)、コナラ(6枚目)も、ほらこのとおり! 枯れ草や落ち葉などに霜が降りて、辺り一面がキラキラと輝いている様子は“霜だたみ”と表現されるそうですよ。 そんな霜だたみをものともせず、小鳥たちが地上に降りて採餌していました。近付いても逃げないアオジ集団です。 左が雌で、右が雄。遠目はみんな緑っぽいスズメのように見えますが、よく見たら顔の模様が結構違っていますね。 妙に小鳥たちからの視線を感じた朝の園内散策。たまには観察する側から観察される側になるのも悪くありません。...

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