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価値ある自然を未来に繋ぐ

5月13日、今年度も下柚木小学校から依頼があり、5年生を対象とした学校林の自然観察の

授業を担当しました。いつにも増して元気で生きもの大好きな子どもたち、そして、童心に

帰って一緒に楽しんで下さる保護者有志の皆さんとともに、学校林の自然を満喫しました。

テーマは50年前と50年後の学校林です。昔の航空写真などを紹介し、かつての暮らしぶりや

自然の様子について今と比べながら想像したあと、学校林の将来も予想してもらいました。

落とし物からタヌキの献立予想をしたこと、美しいクロホシタマムシが何匹か確認できた

ことなどが、私は特に印象に残っています。終了後、子どもたちからは「50年後もみんなが

学べて遊べる学校林を残したい!」と素敵なコメントがありました。学校の宝ですもんね!

浮かれ気分で事務所へ戻ろうとしたところ、軽トラの鍵をインキー(閉じ込め)してしまって

いたことに気が付き、帰れなくなりました。自然館にいたスタッフが急遽、スペアーの鍵を

持ってきて下さり助かりました。珍しいことではありませんが、ボケボケでごめんなさい!

一方、長池公園では、今年度も秋葉台小学校4年生対象の米作りの授業が始まりました。

引き続き100人を超える大所帯なので、長池里山クラブと公園スタッフ、そして保護者の

有志の皆さんが分担し、畔塗り、足洗い、里山見学、自然観察を順番に回していきました。

私は出張授業が控えていたので、最初のクラスしかご一緒できませんでしたが、梅園を

駆け回って生き生きと目を輝かせる子どもたち。ツチイナゴ、ヒメヒゲナガカミキリ、

クビキリギス、アシナガコガネなどの昆虫が観察できたほか、なんと、地上に作られた

コジュケイの巣と卵も見つかったそうです!目が多いとこういう発見があるから楽しい・・

いよいよ始まった米作り。美味しいお米を作るための長き道のりを楽しんでほしいですね!

おまけ。午後は開発予定地の植物救出の現地下見に立ち合うため、市内某所の民有緑地へ。

早速、満開のコアジサイとナツハゼが出迎えてくれました。花がほんのり色付くタイプの

ホウチャクソウも発見!なんとか、一部の植物だけでも移植をして未来に残せますように。


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