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ワインレッドの虫たち

5月18日、先日、下柚木小学校の学校林授業の際に、美しい色をした甲虫を見つけました。

ヤマユリの葉の上にポツンと止まったその甲虫は、背中がワインレッドに輝いていました。

その時はすぐにピンとこなかったのですが、調べてみると、ユリ科の植物などを食草と

するカタクリハムシというハムシの仲間でした。写真ではその美しさをうまく表せないのが

残念です。ノミハムシの仲間なので、後肢の腿節が肥大しているのが特徴ですが、ピョンと

跳んだりすることは無い種類だそうです。ハムシというと葉を食い荒らす厄介者扱いされる

ことが多いのですが、ポツンと一匹止まったカタクリハムシがとても愛おしく感じました。

こちらはさらに渋い色味ですが、先日ご紹介したばかりのヒメスギカミキリの雌です。

カタクリハムシのいた森の倒木を歩き回っていました。わずか2日足らずでリベンジ達成!

真っ赤な虫もいいですが、私は自分のPCと同じワインレッドの甲虫にゾッコンのようです。

おまけ。西多摩の散歩で見た植物。ヒメウラジロ、チャボタイゲキ、ノハラムラサキです。


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