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トガリアメンボと企業の里山活動支援

7月5日、先日の記事で大物を2種類取り上げましたが、じつはもう1種、私も初めて見る

“小物(失礼)”が別の公園スタッフにより持ち込まれました。長池にたくさん泳いでいた

ということですが、これまで気が付きませんでした。というより意識していませんでした。

それはこんな生きものです。そう、アメンボ。でもよく見ると、お尻が尖っていて不思議な

形をしているのです。正体はトガリアメンボという外来種でした。ニューギニア原産で、

2001年に兵庫で初めて確認され、その後各地に広まっているようです。近隣では、2015年に

石神井公園、2020年に狭山丘陵で記録があるといいます。体長わずか4mm程度と、非常に

小さなアメンボ類なので、長池以外の水域でも生息が見過ごされているかもしれませんね。

さて、この日は朝から上川の里特別緑地保全地区の一角にある耕作放棄地へ出張でした。

このエリアでは、複数の大手企業が八王子市と連携協定を結び、社会貢献事業の一環として

里山活動や生物多様性保全活動に取り組んでいます。私はカルビー㈱の生物多様性保全に

アドバイザーとして関わっており、今回も作業の指揮と自然観察の講師役を務めました。

薄曇りだった天気もみるみるうちに快晴へと変化し、蒸し暑さにめげそうになりながらも

何とか予定していたミッションを遂行することができました。主な作業は雑草の刈り取り、

湿地への丸太の歩道設置、瓦礫やゴミの回収、園路の開拓とウッドチップ施工などです。

1日でやるのにはかなり欲張った内容になりましたが、エネルギッシュな社員の皆さんの

マンパワーに助けられました。大きなモミの木の下でアオバトの声を聴いたり、ランチの

テーブルに遊びに来たオバボタルを観察したりと、この谷戸の持つポテンシャルの高さを

存分に味わいつつ、皆さんと一緒に楽しく汗を流せて、とても有意義な一日となりました!


 
 
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