お腹を満たすもの
- ひとまちみどり由木 指定管理者
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1月10日、先日登場したルリビタキと盛んに争っていたジョウビタキの雄。強さではこちらのほうが一枚上手です。
この可愛いビジュアルからは想像できないほど、気が強く、特に同じジョウビタキや近しいルリビタキに対しては、
果敢に飛びかかっていきます。ミラーに映る自分に攻撃を繰り返すくらいですから、縄張り意識の高さは相当です。
自らの縄張りを強く誇示する理由は、冬の限りある資源を独占するため。まだわずかに木の実が残っている今でこそ
餓えることはないかもしれませんが、厳冬期は動物食が中心となるので仲良く分け合うなんて言っていられません。
秋から実っているガマズミは、最初の頃は酸味や渋味が強いのか誰も見向きもしませんが、年末くらいからは急激に
小鳥たちによって食べられて少なくなってきました。他に食べる果実がなくなってきたから、とも考えられますが、
サンシュユがそうであるように、完全に熟して甘くなるのが遅いのでしょう。(※2枚目は別日に他のスタッフが撮影)
一方、モズは完全に動物食の小鳥なので、木の実には目もくれません。その代わり、動くものなら何でも食べます。
この雄は、鮮やかなグリーンが目立つツヤアオカメムシを捕えて食べていました。臭くないのかとつい心配になって
しまいます。写真には撮れなかったのですが、リュウキュウサンショウクイもツヤアオカメムシを食べていました。
カメムシが発する臭いは、そもそも外敵から身を守るために分泌される化学物質のはずなのに、小鳥が嫌がらないの
であれば、防御の役割を果たしているとは思えません。それかもしかすると、本当は不味いけれど捕まえやすいから
背に腹は代えられない、なんてことも有り得るのでしょうか。ちょっとモズに本音を聞いてみたくなったのでした。
おまけ。大塚東公園近くのトウカエデ並木の樹名板をめくると、今年もナミテントウが集団越冬していました。噂の
カメムシ(クサギカメムシ)も同居中。あれ?よく見たら右側にニホンヤモリが潜んでいます。ヤモリはカメムシにも
テントウムシにも興味が無いのでしょうか。虫たちは、同居する捕食者の存在に内心は戦々恐々としているのかも。

















