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ノアズキとヤブツルアズキ

9月4日、小鳥用の巣箱設置のご相談があり、由木あすなろ保育園を訪問してきました。

午後は大学との打ち合わせ、由木中学校の職場体験もこの日から始まり、慌ただしく

一日を過ごしました。公園の仕事はたくさんの人との関わりによって支えられています。

ところで、自然館中庭のノアズキが満開となり、窓ガラス越しに黄色いお花畑が見えます。

八王子市内では自生は見られず、中庭のノアズキも他所からいただいたものの植栽です。

左右が非対称で、見れば見るほど不思議な形をした花です。ちょっと耳を彷彿とさせます。

花の中央でカギ状に曲がっているのは竜骨弁といわれる構造です。複雑なつくりですね!

園内には、本種と近縁のヤブツルアズキが自生しています。花だけ見るとそっくりですね。

果実の形や葉裏の毛の種類などを見れば確実に見分けることができますが、それらよりも、

小葉の形を見比べていただければ違いは歴然。ノアズキの小葉は玉ねぎ頭の形なのです!

以前、講座用に作成したこちらのシートをご覧下さい。3枚1セットの小葉を持つマメ科の

植物はこんなに色々あります。でも、見慣れてしまえば葉だけでも見分けられるでしょう!

こちらのシートは印刷自由ですので、植物観察のお供にぜひご活用いただければ幸いです。

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