木漏れ日のイヌショウマ
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10月1日、八王子市市制施行日を記念していちょうホールで開催された、令和8年度表彰式典に出席してきました。
数百人規模の盛大な式典は圧巻で、名門の都立片倉高校吹奏楽部による祝演は特に心を揺さぶられ、感動しました。
滅多に羽織ることのないスーツで肩が凝ったので、着替えてからフィールドへ。八王子市街地から程近い民有緑地で
学生ボランティア活動の下見です。この場所は以前から里山ボランティア養成講座を通して整備を進めてきました。
その成果の一つとして、整備前にはほぼ開花の見られなかったイヌショウマが、林床一面に咲くようになりました。
よく似たサラシナショウマと違って小花に柄が無く、育ちの良いものはよく枝を分けて咲くほか、茎に葉が付かない
ことや葉の形にも違いが見られます。個人的には、まるで“手持ち花火”のようなイヌショウマのほうが好みかも。
虫たちにも人気のようです。薄暗い谷底部へわずかに入り込む木漏れ日が、イヌショウマの花を輝かせていました。
そのそばでは、ホソバシュロソウが花から果実へと変貌を遂げている最中でした。こちらもイヌショウマとともに、
見事に再生してくれた希少な植物です。先ほどまで過ごしていた大ホールでの賑わいが幻だったかのように、静かな
森の中で生きものたちの気配に耳を傾けます。わずかな時間でも、こうした癒しのひとときがとても大切なのです。



