早春の三大雑草(白い花)
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2月22日、ポカポカ陽気の週末、長池公園は多くの来園者で賑わっていました。広場の片隅ではすでに早春の雑草が
顔を出し始めています。こんな早くから足もとの草花に注目する人はほとんどいませんが、花の種類が少ない今こそ
身近な植物の名前や見分け方を覚える絶好のタイミングです。あの“小さな白い花”の名前がパッと言い当てられた
瞬間から、身の回りの世界の見え方が変わります。日々の散歩がいっそう豊かなものになること間違いありません。
私が勝手に早春の三大雑草と称している3種類の雑草を紹介します。どれも道ばたでごく普通に見ることができます。
共通しているのは、小さな白い花を咲かせる点です。この手の雑草はみんな同じに見えるという方も多いでしょう。
まず1枚目はミチタネツケバナという外来種です。大根の葉をスモールライトで小さくしたような葉が放射状に広がり
その中央からニョキッと伸びた茎の先に白い花が咲いています。花びらは4枚で、花の周囲にはバンザイをしたような
棒状の果実が天を刺しています。この外観はとても特徴的なので、一度見ただけですぐにでも覚えられるはずです。
2枚目はナズナ(ペンペングサ)です。咲き始めて間もないので、まだあの特徴的なウチワ型の果実が見えていません。
しかしながら、花をアップで見ればやはり花びらは4枚で、アブラナ科であることはすぐに検討が付くかと思います。
葉は切れ込みの深いものからごく浅いものまで多型です。確実なのは特徴的な形の果実が実るのを待つことですが、
葉に星状毛と呼ばれる放射状に広がる独特な毛が散在することに着目すれば、1枚の葉でも判別することができます。
3枚目はナデシコ科のコハコベです。ナデシコ科の植物は5枚の花びらが基本形で、茎に付く葉は対生となり2枚ずつ
対になっています。これらの葉には切れ込みやギザギザが全く見られないことも重要なポイントといえるでしょう。
パッと見では同じ“小さな白い花”でも、ちょっとだけ足を止め、目線を落として眺めると、全く別人に見えてくる
はずです。まずは手始めにもっとも身近なこれら3種の区別をマスターしてみて下さい。あとは沼るだけですから笑。
今日は脇役に徹してもらいますが、“色付き”の草花も順次、紹介していきたいと思います。写真はフラサバソウ、
オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウです。先日の記事に書いたとおり松木公園ではフラサバソウが開花中でした。
橋を渡ってすぐの長池公園にはなぜか1個体も見られないのが不思議なくらい、ここにはたくさん生えていますよ!
おまけ。早春の草木の「あの花なんだっけ?」に答えるべく、駐輪場や自然館にはこんな一覧が掲示されています。
分厚い図鑑を持ち歩くよりも、AI判定の結果を疑うよりも、きっとお役に立つはず!ぜひ、散策時にご活用下さい。

















