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多世代交流×環境保全活動

6月4日、パークキッズレンジャーの定例活動で、姿池斜面草地のオオブタクサ抜き取りと

クズつる除去作業を実施しました。今日は小学生とその保護者だけでなく、幼稚園児、

中学生、高校生、そして大学生も参戦!これだけ多くの世代が集まって作業を行うのは

なかなか珍しいと思います。かつての里山仕事もこんな感じだったのでしょうか?

特に嬉しかったのは、パークキッズレンジャー登録第1号のMくんが立派に成長し、

高校生になって「パーキッズの運営サポート役」を自ら志願し、参加してくれたことです。

今後は子どもたちの成長を一緒に見守る側として、活躍してくれます。・・感無量ですね!

斜面地には日陰が無いので、近くのクワの木の下まで移動して休憩を取りました。

つい最近まで幼虫や蛹ばかりだった、ハラグロオオテントウの成虫が何匹もいました。

クワを食害するクワキジラミを食べてくれる益虫です。その大きさに歓声が上がります。

同じく、これまで幼虫を何匹も確認していたクワコの成虫も見つけることができました。

お蚕さんと違って飛ぶことができるので、逃げないようにそっと近付いて観察しました。

美しいアカガネサルハムシや、背中にハートを背負ったエサキモンキツノカメムシの姿も。

そしてとっておきは、何といってもハラビロカマキリの赤ちゃんが次々に生まれる様子を

観察できたことです。命の誕生シーンは子どもたちの心を動かしたに違いありません。

一本のクワがこれだけ多くの生き物の暮らしを育んでいるなんて、誰が想像したでしょう!

足もとには、ナナフシモドキ、カツオゾウムシ、ムーアシロホシテントウなどがいました。

活動中の写真を別のスタッフからいただいたので掲載します。皆、生き生きしていますね!

午後は、多摩未来メッセで開催中の「八王子環境フェスティバル」を見学してきました。

会場は大賑わい。こちらでも、“世代を超えた交流”がキーになっている気がしました。

会場でお世話になった皆さん、どうもありがとうございました。


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