ロマンスグレー
- 22 hours ago
- 2 min read
2月20日、堀之内沖ノ谷戸公園の一角で、林床と林縁の草刈りを行いました。スイセンやフクジュソウの可愛い花を
横目に、無心で刈払機を振っていきます。ふと見上げるとジョウビタキの雄が近くまで来ていました。今シーズン、
堀之内東山エリアにはかなりの高密度でジョウビタキが越冬しています。公園の周りを一周するだけで、何個体もの
ジョウビタキに出会いました。それぞれが単独で、明確な縄張りを持って過ごしているので、個体識別も容易です。
愛宕神社へ登る参道沿い、植栽された花木の多い辺りには写真の彼がいました。雄の配色の美しさがはっきりわかる
ような写真をやっと撮ることができました。顔は黒ですが、頭は灰白色です。じつはこの頭の色が、ジョウビタキの
名前の由来になっているといいます。ジョウビタキの「ジョウ」は漢字で「尉」と書き、老夫や初老の男性あるいは
能楽に登場する翁のこと。ジョウビタキの雄の頭の色合いに、その渋くてダンディな白髪姿を連想したのでしょう。
もはや聞き馴染みの無い世代がほとんどだと思いますが“ロマンスグレー”という言葉がピッタリかもしれません。
ジョウビタキといえば、嬉しい再会がありました。1月の初めに発見し、その後、他の雌に縄張りを奪われてしまって
行方不明となっていたあの子=オレンジ色のお腹をした雌を、別の場所で見つけたのです!1月に滞在していた場所と
直線距離にして約700m離れたこの場所で、再び縄張りをゲットできたようです。元気な姿を拝めて安心しました。
すぐに飛び去ってしまったので、杭に引っ掛かったゴム手袋という何ともいえないシチュエーションですみません。
この子の経緯については、こちらの記事をご参照下さい。おしゃれなジョウビタキ / 続・おしゃれなジョウビタキ
今年、たっぷり遊んでくれたジョウビタキたちも、そろそろ渡りに向けて準備を始める頃です。春までにあと何回、
会えるでしょうか。最近は国内での繁殖も普通になっているので、いつか夏の高原へ会いに行ってみたいものです。













