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ノウサギの落とし物と秋葉台小学校授業

2月2日、夕方から堀之内東山はぐくみの森緑地の希少植物保護柵内で作業を実施しました。

来週に予定しているボランティア活動の下準備として、落枝の片付けなどを行いました。

だいぶ日が傾いてきたので、谷のどん詰まりまでパトロールして引き上げることに。

足もとにノウサギの糞が転がっていました。「あぁ、ここにはまだいてくれたんだな!」

完全植物性かつ冬の糞は乾燥しているので、拾い上げることに全く抵抗はありません。

今この瞬間にも、私の周囲300m以内に彼らがいる。そう思うと胸が高鳴ってくるのです。

多摩丘陵周辺では大変希少なシダ植物、オオクジャクシダの現存を確認できました。

冬でも観察できるのがシダの良さ。マルバベニシダ、イワガネソウ、アカハナワラビです。

さて、今日の午前中は秋葉台小学校4年生+のびのび学級の野鳥観察授業3回目でした。

この授業を始めた十数年前には想像もできなかった人数となり、130人近い子どもたちと

楽しい時間を過ごしています。鳥の体のつくり、鳥の暮らしに続き、今回は身近な環境を

テーマに観察と学習を行いました。開始早々、芝生にツグミとカワラヒワが降りていて、

一緒にいても違うモノを食べている様子が観察できたほか、10種類の野鳥と会えました。

次回は早くも最終回、まとめの野鳥新聞製作を行います。どんな作品ができるでしょうか?

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