ツバキンを探せ!
- 2 hours ago
- 3 min read
4月1日、新年度のはじまりはすっきりしないお天気。雨が続き、陽光桜や早咲きの桜は花びらもだいぶ散りました。
ソメイヨシノが花盛りを迎えるこの時期は、雨がちな天気のことが多いですね。以前にはこんな記事も。桜流しの雨
さて、そんな雨降りの中で、むしろ生き生きと輝いているキノコがあります。春先にヤブツバキの木の下で見つかる
“ツバキン”こと、ツバキキンカクチャワンタケです。名前のとおり、菌核病にかかったツバキの落ちた花を栄養に
菌核と呼ばれる塊を形成し、そこからニョキッと生えてくる茶碗型のキノコです。長池公園の駐車場や自然館周辺に
植栽されたヤブツバキの周りでも、積もった落ち葉を掻き分けながら目を凝らせば簡単に見つけることができます。
3月初旬、ある新聞社の記者さんから「ツバキキンカクチャワンタケを案内してもらえないか」と相談を承りました。
まだ時期的に早いのではないかという不安は見事に的中し、取材当日は1本も見つかりませんでした。仕方がないので
その日はよく見られるスポットや探し方のアドバイスをお伝えしたのでした。しばらく経った頃に再び連絡があり、
その後、他の場所で無事に撮影でき、記事が完成したとのこと。私とのフィールドワークがお役に立てたかどうかは
わかりませんが、新聞の裏面のほぼ1ページ全面にわたって、素晴らしい写真とともにツバキキンカクチャワンタケが
紹介された記事をわざわざ送って下さりました。それならばと、長池公園でもそろそろ出現していることを期待して
改めて、園内のヤブツバキを見廻っていくと・・なんてことはない、あちこちから発生しているではありませんか!
成長段階によって、はじめは茶碗、だんだんお皿の形に変化していくのが面白いですね。さあ、探してみましょう。
このブログでは、これまでも特定の植物から生えるキノコを色々と取り上げてきました。例えばドングリから生える
ドングリキンカクキン(ナラミノチャワンタケ)やホオノキの古い果実から生えるホソツクシタケ、クワの木の根元で
見つかるキツネノヤリタケとキツネノワンなどです。この手のキノコはわかりやすいので植物専門の私も興味津々。
さてこの日は雨の中、園内の開花状況などを見て廻りました。順にヒヨドリ、シジュウカラ、イカル、ヤマザクラ、
ニリンソウ、ミツバツツジ、マルバスミレ、ナシ、キケマン、カキドオシ、ヤブサンザシ、ナツノハナワラビです。
めくるめく春の便りに正直追い付きません。全てを追うのは諦めてマイペースに開花情報をお知らせしていきます。
おまけ。自然館の屋上から、咲き残っていたタマノホシザクラにカメラを向けてみました。萼片が綺麗な星形です!





















































