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五月雨のフィールドワーク

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5月21日、朝からしとしとと雨が降り続きました。この日に予定されていた季節の自然観察会は翌日へ順延となり、

堀之内方面の巡回清掃と、環境学習の仕込みとして中山方面の雑木林へセンサーカメラを仕掛けに行ってきました。

時折、雨足が強くなり、全身ずぶ濡れになりつつ任務を遂行。こんな天気の日にフィールドへ出歩いている人など、

ほとんどいません。ここのところ、観察会や授業の対応が続いていたので、久々に一人でじっくり自然と向き合う

時間です。まだ草刈りされていない原っぱには、ハラビロトンボの姿。雨とトンボの組み合わせは美しいですよね!

アカメガシワの葉の陰で雨宿りしていたのはナナフシモドキです。虫たちにとっては、大きな葉っぱが傘の代わり。

天敵の小鳥や小動物は雨の日でも活動しているので、たとえ雨に打たれようとも、彼らは擬態に余念がありません。

センサーカメラの設置中に、足もとをサワガニが通り過ぎていきました。今年はなぜかサワガニをよく見かけます。

木々の葉が生い茂り、地上へ届く光も少なくなるこの時期の林床は、開花する草花も疎らです。辺り一面、緑一色の

中に白く浮かび上がったアカショウマの花は、花の少ない雑木林において、昆虫たちの注目の的になっていました。

そろそろ帰ろうと歩き始めると、足もとのオヤブジラミに止まる面白い子を見つけました。アカスジカメムシです。

セリ科の植物に集まる習性があり、ハナウド、シシウド、ノラニンジン、オルレア(ハナカザリゼリ)などにいるのを

時々見かけますが、オヤブジラミで見たのは初めてです。やっぱり昆虫は植物を見分ける(嗅ぎ分ける?)達人ですね!

雨降りだからこそ味わえる自然の魅力があります。延期になった明日の観察会でもそれを伝えていこうと思います。

 
 
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