ズミを食べてみた
- ひとまちみどり由木 指定管理者
- 2 days ago
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1月12日、先日までの風も弱まり、穏やかな陽気が戻ってきました。長池見附橋から東へしばらく歩いたところに、
ショッピングモールの歩行者用入口がありますが、この付近にはバラ科の「ズミ」という果樹が列植されています。
本来は山地の高原や湿地などに自生する樹木で、多摩丘陵での自生は希少です。近隣では長池公園や大塚公園内にも
生育しているのですが、いずれも公園整備時に植栽されたものでしょう。そこから小鳥によって運ばれたと思われる
実生木も時折見かけます。レンジャク類をはじめ、ズミの実が大好きな小鳥がいるのです。ズミは漢字では「酸実」、
酸っぱい実と書くくらいですから、美味しさを期待しての生食はおすすめできません。しかしながら“コリンゴ”や
“コナシ”と呼ぶ地方もあるので一度くらい試食してみようと思い、食べ頃そうな一粒を拝借して食べてみました。
かじった瞬間、予想外の食感に驚きました。なんと、リンゴをかじった時と同じ感触、音がしたのです。コリンゴ!
小鳥たちはカミカミはしていないと思いますが、“ミニチュアリンゴ”の食感に良い意味で期待を裏切られました。
真っ赤なズミの実と並んで黄橙色に熟した実の木も植えられています。こちらはズミの品種のキミズミのようです。
うっかり、キミズミのほうは食べてみるのを忘れたので、次回こそは。そしてもう一つの発見は、3枚目の写真です。
枝がボロボロに剥がれています。これは、バラ科を食草とするルリカミキリの幼虫の食痕ではないかと思われます。
ふだん何気なく通っている散歩道でも、ちょっと足を止めてよく観察すれば気付きや発見に溢れているものですね!

















