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コゴメウツギ

5月12日、ボランティア活動の作業場所の選定も兼ねて、長池公園内を花パトしました。

コゴメウツギ(バラ科)の花が各所で見頃を迎えていました。初夏は名前に“ウツギ”の付く

植物がやたらと多く、長池公園にもウツギ(アジサイ科)、ツクバネウツギ(スイカズラ科)、

ミツバウツギ(ミツバウツギ科)、フサフジウツギ(ゴマノハグサ科)などが見られますが、

あえて科名を付け加えたことからもわかるとおり、それぞれが別の仲間に属しています。

花がウツギっぽかったり、枝がウツギのように中空だったりするものは、何でもかんでも

ウツギと付けられている状況なので、それを理解していないと余計にこんがらがりますね。

話を戻すと、コゴメウツギは、私個人的には、数ある“ウツギ”の中でも別格な存在です。

推しポイントは・・①花がちっちゃ可愛いこと、②バラ科なのにトゲがなく枝葉が柔らかい

こと(しかも若葉は食べられる)、③花言葉が「運の強い人」で縁起が良さそうなことです。

とにかく実際に見てみたら、皆さんだってたちまちファンになること間違いありませんよ!

ながいけの道ではフタリシズカが咲き始めました。第一デッキ付近などではクララの若葉が

次々に展開。少し柵から距離がありますが、長池前のウキヤガラ群落は花穂がお目見え中。

ながいけの道を往復しただけでも、目立つ花こそないものの、見どころに溢れていました。

後ろ髪を引かれつつ、昼からは都内の専門学校へ出張。その間に、里山保全隊の皆さんが

水辺観察ボードの園路を挟んだ向かい側の石垣の周りを綺麗に手入れして下さりました。

アヤメの花をはじめ、ノアザミやヤマユリなど、丁寧に刈り残してあってさすがですね!



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