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カワウの通勤

1月14日、最近は築池にカワウが来ています。水面に顔を出した倒木の上がお気に入りの休憩スポットのようです。

長池公園に飛来するカワウはずっとこの場所に留まっているわけではありません。毎日、遠方の集団ねぐらから通勤

してきているのです。長池公園は大栗川の源流の一つであり、大栗川は多摩川の支流ですから、多摩川本流に沿って

点在しているねぐらのいずれかから、毎朝、川を遡って飛来していると考えられます。午前中は盛んに魚を捕って、

忙しそうに過ごしていますが、日没が近付くと、枝に止まって潜水でずぶ濡れになった翼を乾かすようになります。

彼らは潜水に特化した体のつくりをしているので、羽に油を塗って水を弾くことはしません。そのため、着衣水泳の

ようにずぶ濡れになってしまいます。このままではねぐらへ帰宅することができないので、しっかり乾かすのです。

暗くなってくると、池の上空を何度か旋回して調子を整えたあと、ねぐらへと帰っていきます。まるでシンデレラ。

多摩川には、四谷橋近くの送電線や高月浄水場などに比較的大規模なねぐらが形成されています。後を追ったことは

ないので、どこから来てどこへ帰っていくのかはわかりません。400羽以上もの群れが送電線にずらりと並んでいる

様子は壮観ですが、その中に、長池公園まで通勤している子がいるかもと想像すると、なんだかわくわくしますね。

おまけ。築池のトモエガモの群れの中に溶け込んでいるオシドリの雄。どうやら翼を負傷しているようで心配です。


 
 
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