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カラスザンショウのポートレート

Updated: 3 days ago

1月20日、施設点検で大塚・東中野方面の公園緑地を廻ってきました。年末大掃除の名残りでしょうか、あちこちに

衣服やシーツの投棄があって回収しました。以前、公園に捨てられたシーツの中から何匹ものヤモリが出てきたのを

思い出します。生きものにとっては“棚から牡丹餅”かもしれませんが、私たちには物騒なモノでしかありません。

話は変わりますが、長池公園の雑木林では、カラスザンショウの実生木が増えています。数年続いたナラ枯れにより

倒木したり伐採を行ったりした箇所を中心として、雑木林内の各所に“ギャップ”といわれる空間が生じています。

それまで幅を利かせていた大きな木がなくなり、地表まで直接光が差すような大きな隙間ができるのです。こうした

環境では一気に下草が勢力を増してくるわけですが、それと同時に、成長が早くパイオニア的性質を持った落葉樹の

赤ちゃんがニョキニョキと育ってきます。実を食べる小鳥が運んでくるサンショウの仲間やクサギ、クマノミズキ、

ヌルデ、ハリギリなどです。中でも、あっという間に大きくなって実を付けるまでに成長したカラスザンショウは、

冬の鳥たちの食糧として人気を集めています。他の木の実よりもだいぶ遅れて年明け頃に食べ頃となるようですね。

そんなカラスザンショウは羽状複葉と呼ばれる大きな葉っぱが特徴なのですが、葉の落ちた部分に残された葉痕が、

じつに面白い“顔”をしています。何に見えるかはあえて書かず、皆さんのご想像にお任せすることにしましょう!

カラスザンショウの弟分ともいえる、サンショウとイヌザンショウにも可愛らしい顔がありました。トゲの付き方に

ご注目。この仲間は、葉が落ちてしまってもちゃんと区別できます。皆さんもぜひ顔探しを楽しんでみて下さいね!


 
 
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