ウワミズザクラと小さなカミキリムシたち
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4月14日、久しぶりに長池公園の特別保全ゾーンをひと回りしました。保全ゾーン内は、終息しつつあるナラ枯れの
爪痕がまだあちこちに残っており、倒木や立ち枯れ、ぶら下がり枝なども多数あって現在もなお危険な状況でした。
長池のほとりの新緑の中に、一部分だけ白く見える範囲がありました。双眼鏡で見てみると、ウワミズザクラの花が
いくつも咲いていて白く見えていることがわかりました。ウワミズザクラは保全ゾーン内だけでなく園内の数ヶ所に
咲いているので、ぜひ探してみて下さいね!他人の空似ですが、ブラシ状の花序はサラシナショウマを連想します。
さて、ながいけの道ではある場所に多数の小さなカミキリムシが群れていることに気付きました。そのある場所とは
ミツバウツギの枯れ枝です。一見するとハムシの仲間のように見えるこのカミキリムシは、ヒナルリハナカミキリ。
この時期、里山ではもっとも目に付くカミキリムシの一つです。よく見ると、背中が青色に輝いていて魅力的です。
とにかくよく動くので撮影は大変ですが、個体数が非常に多く、次から次へと飛来する様子は見ていて飽きません。
もう一種、同じようなフォルムで赤っぽい色をしたカミキリムシもいました。キバネニセハムシハナカミキリです。
小さな昆虫は、どれも一度では覚えられないほど長い名前ばかりで困りますね。このカミキリムシもまた、枯れ枝に
集まっていました。どちらの種類もハナカミキリの仲間らしく、近くのコバノガマズミの花にも訪花していました。
一方、キブシの枯れ枝には別の種類のカミキリムシが単独でいました。こちらはカミキリムシというよりもハバチの
ような見た目をしています。コジマヒゲナガコバネカミキリです。カミキリムシのファンにいわせると、この仲間は
属名の「グラフィラ」と呼ばれる人気の高いグループなのだそう。同じ属のコボトケヒゲナガコバネカミキリなども
園内のミツバウツギで確認されているので、私も注意深く見てみようと思います。しかしまた名前の長いこと・・!
小さなカミキリムシばかり見ていたら、いつもなら小さく見えるヨツモンクロハムシがずいぶん大きく感じました。
この時期、渡ってきたばかりの夏鳥を探して上を見て、小さな昆虫を求めて木々を眺めて、初夏の草花を見つけたら
足を止めてしゃがみ込んで、そんなことの繰り返し。忙しくてたまりませんが、こうして豊かさを味わっています。































