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黄鶯哯睆

2月10日、自然の暦の七十二候では、2月9日から13日頃までを「黄鶯哯睆(こうおうけんかんす)」と表現します。

つまりウグイスが鳴き始めるという意味です。さすがにちょっと早すぎるのでは?・・と思われるかもしれません。

それもそのはず、黄鶯とは日本にはほとんど生息しないコウライウグイスという鳥のことです。私は韓国で観察した

ことがあり、中国や東南アジアではポピュラーな鳥のようです。日本のウグイスの初鳴きは1ヶ月先くらいでしょう。

長池公園では一年を通してウグイスを観察することができます。春先は、雄が気持ち良さそうに囀っているので姿を

見つけやすいのですが、冬はいつも込み入った藪の中をチョロチョロ動き回っていてなかなかじっとしていません。

この日はササ藪に積雪があったからか、園路の脇まで出てきていました。時々周囲を警戒しつつ、落ち葉をひっくり

返すのに忙しそうです。観察する私と一緒に園路沿いの林縁を伝って100mくらい移動し、飛び去っていきました。

ウグイスは一夫多妻制で、雌のみが抱卵から巣立ちまでの全てを行います。越冬期も1羽ずつ単独で過ごしているので

一年の大半は孤独な生活を送っているのです。群れでわちゃわちゃしている小鳥とは一味違う魅力の持ち主ですね。

打ち合わせまでの時間、よこやまの道方面まで足を延ばしました。ヤマガラ、ルリビタキ、エナガ、アオゲラです。

この冬は鳥の個体数、種類ともかなり多いので、カメラや双眼鏡を持って散策される方も多く目に付きます。今まで

あまり野鳥に興味が無かったという方も、今シーズンは身近な野鳥をじっくり見て覚えるチャンスかもしれません!


 
 
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