9月15日、里山トイレの鍵閉めの帰り道、猫じゃらしの葉っぱに芋虫を見つけました。
例年、ヨシやススキの葉っぱで見かけることの多い、クロコノマチョウの幼虫です。
猫じゃらし(アキノエノコログサ)の葉っぱを食べている姿は初めて見ました。
まだ小さいこの時期の姿は、あの国民的子ども向けアニメの敵役にそっくりですね。
せわしなく動き回っていた写真の2匹以外にも、4匹確認することができました。
ペース的にすぐに食べ尽くして移動してしまいそうですが、成長を見守りたいと思います。
同じアキノエノコログサの花穂には、以前ご紹介したクモヘリカメムシが多数発生中。
一方、オオニシキソウの花にも色々な昆虫が集まっていました。キンケハラナガツチバチは
秋を代表するハチの仲間。よくスズメバチと間違われて追い払われていますが、危険は無く
穏やかなハチで、こうして手に乗せてものんびりと体の手入れに勤しんでいます。
写真の子は、左の翅が欠損していてうまく飛べない様子でした。頑張って生きてね!
里山では早くもヒガンバナが開花し、ニラの花もあちこちで咲いています。
先日11日の記事でご紹介した、第一駐車場裏のサガミランも開花していましたが、
残念なことに、その近くで踏まれて根元から倒れてしまったマヤランを見つけました。
繰り返しになりますが、このように気付かずに植物を傷つけてしまうこともあるので、
林内を歩き回ることはせず、注意深く慎重に観察を行っていただくようお願い致します。