7月8日、コープみらい主催のイベント「原っぱの教室in長池公園」が開催されました。
長池公園のスタッフとパークキッズレンジャーが講師+サポートを担当しました。
前半パートは、いきものコレクション図鑑アプリのBIOME(バイオーム)を活用して
自然観察を行いました。ゲーム性のあるアプリの導入と、パークキッズレンジャーの
手厚いサポートもあって、参加者は様々な生き物を発見し、盛り上がってくれました。
自然館前ではこんなドラマチックな光景。シオヤアブがトラマルハナバチを捕食中でした。
息の根を止められたトラマルハナバチの脚には花粉がたくさん付いています。
きっと、お花の蜜に夢中になっているところを襲撃されたに違いありません。
クモの巣にかかったアブとハチに目移りするクモの様子からの連想で、「虻蜂取らず」と
いう諺がありますが、アブはハチを食べるのですね。ハチよりも強い生き物がいるとは・・
もちろん初めは見つける力も大事ですが、見つけた生き物を観察したり、その面白さを
みんなで味わう時間も同じくらい大切です。アプリだけを頼ってしまうとどうしても
忘れがちな部分なので、観察会自体のテーマを「みんなで楽しもう」にして補いました。
写真は左から順に、ノコギリカミキリ、スジコガネ、コチャバネセセリです。
捕まえなければ気が付かないこともたくさんありますが、観察後はすぐに逃がしました。
前半パートの様子をご覧下さい。このとおり、みんなで楽しむことができましたよ!
一方、後半パートは室内でネイチャークラフトにチャレンジしてもらいました。
長池公園で伐ったり拾ったりした小枝や木の実を自由に使って、“フレームづくり”です。
短い時間でしたが、親子揃って夢中になり、想像力に溢れる素敵な作品が誕生しました!
初めての企画ながら、観察と工作という二つの自然体験を通じて、私たちも、参加した
子どもも大人も、みんなの笑顔に包まれた素晴らしいイベントになりました。
関係者と講師の皆さん、そしてパークキッズレンジャーの皆さん、お疲れさまでした!