top of page

井の頭公園の水鳥

2月26日、久しぶりに吉祥寺の井の頭公園を訪れました。といっても30分程度の滞在です。

林の小鳥は諦めて、池の水鳥に注目してみました。オオバンと一緒に泳いでいたカモは・・

“ナポレオンハット”ことヨシガモでした。以前はこの池ではほとんど見られなかった種類

だと思いますが、近年は複数羽が渡来し、滞在するようになっているそうです。この池で

ヨシガモが見られるようになった要因の一つとして、かいぼりを実施して食糧となる水草が

増えたことが考えられるといわれています。かいぼりの実施が、水鳥の種相や個体数にまで

影響をもたらしていたのですね!長池公園でも、近年はトモエガモをはじめとする植物食の

淡水カモ類が増加傾向にあるので、引き続きモニタリングを続けていきたいところです。

寝てばかりのヨシガモの近くには、せっせと泳ぎ回っているオカヨシガモの雄がいました。

オカヨシガモもヨシガモと同様、植物食中心の生活を送る種類です。さて、井の頭公園の

マスコット的存在といえば、こちらのカイツブリ。本当にいつ見ても可愛いフォルムです!

空高くノスリが通過していきました。街なかで猛禽類の存在に気付くと嬉しくなりますね。

短い時間でしたが、のんぶり過ごす水鳥にほっこり癒されつつ、楽しい観察ができました。

bottom of page