12月24日、先日のことですが、やまざと駐車場入口付近に移植されている御殿峠産の
ジャケツイバラを観察しました。昨年に続き、今年も立派に花を咲かせてくれました。
今の時期はどうなっているかというと、葉っぱは一枚も残らず落ちて、トゲトゲのつるが
まるでヘビのように絡み付いているのみです。この様子が名前の由来にもなっています。
トゲトゲの枝をよく見ると、可愛らしい葉痕が見つかりました。どこかで見たような・・?
そうだ!北欧の森の妖精、トントゥです。つい先日、トントゥ作りのイベントが行われた
ばかり。私は参加できなかったのですが、そのレポートを見ていたので思い出しました。
葉痕を楽しんでいると、肩がトゲに引っかかって抜けられなくなってしまいました。
斜め下向きの鋭いトゲは、他の植物に絡んで上へ上へと登っていくための足掛かりです。
年数が経った幹の根元部分では、トゲが肥大化して恐竜の骨のようになっています。
また、ジャケツイバラといえば、もう一つ注目したい面白ポイントがあります。冬芽です。
冬芽の兄弟が身長順に並んでいます。小さいほうの2つは予備芽といって、長男坊の芽が
食べられたり成長できなかったりした際の、いわば保険のような役割を果たしています。
このような予備芽を持つ植物は、他にはあまり例がありません。ぜひ探してみて下さいね!
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