5月16日、長池公園自然館や駐車場の周りで、サラサウツギが見頃を迎えています。
公園整備時に植栽されたものですが、長池公園の風物詩の一つとして親しまれています。
うっすらピンクに色付いた花びらが、何枚も重なって房状になるのが特徴です。
周辺では、本家のウツギやその八重咲き品種(シロバナヤエウツギ)も見ることができます。
昨年の記事でこれらの写真を載せているのでご覧下さい。卯の花くたし (h-yugi.org)
こちらも見頃のガマズミです。辺りに、鼻に突く感じのちょっといや~な香りが漂います。
この強い香りに誘われて、ハナムグリやアブなどの昆虫が次から次へと集まってきます。
さて、専門学校の校外実習は本日が最終日。調査結果をまとめて発表会を行いました。
前座として、初日に学生の皆さんが仕掛けたセンサーカメラの撮影結果を確認しました。
3日間で撮影された野生動物は、ニホンアナグマ、ハクビシン、アライグマ、ガビチョウ、
キジバトの5種類。ため糞のそばに仕掛けたのに、タヌキが写らなかったのは意外でした。
植物調査の発表も、皆さんの個性が出ていて素晴らしかったです。この実習をきっかけに、
通学時や出かけ先で、道ばたの草花に目が向くようになればいいな・・と願っています。