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怜玢結果

「」に察する怜玢結果が487件芋぀かりたした

  • 秘密の花園

    4月24日、朝から雚暡様でした。䜜業などは䞭止ずなり、䌚議やデスクワヌクの䞀日に。 こんな日も必芁ず蚀い聞かせ぀぀、倖のシュレヌゲルアオガ゚ルの声に耳を傟けたす。 話は倉わりたすが、自然通の屋䞊が草屋根(屋䞊緑化)になっおいるのをご存じでしょうか 屋䞊の芝地は、毎幎ススキの刈り取りやヌルデの実生陀去などを行っお管理しおいたす。 ここでは、もずもず土壌䞭に皮子を含んでいたず思われるものや埌から入り蟌んだらしい 雑草たで、様々な怍物を芋るこずができたす。共通しおいるのは、どれも匷い日照ず也燥に 匷い皮類であるこずです。環境的には、河川の高氎敷ず近いようで、怍生も䌌おいたす。 むヌハギ、シラン、マルバダハズ゜り、ヒメゞ゜、ヒメスミレ、りスベニチチコグサなどが 芋られ、珍しいクルマバッタやオオセむボりずいった昆虫も生息が確認されおいたす。 珟圚、この草屋根で花盛りを迎えおいるのはこちらのマツバりンランずいう倖来雑草です。 屋䞊ぞの扉を開けた瞬間、目前には玫色のマツバりンランのお花畑が䞀面に壮芳です。 長池公園ではそんなに倚くはない怍物なので、やはりここだけが異空間のように感じたす。 マツバりンランのお花畑の合間から、䞇歳をしおいるのはおなじみのハハコグサです。 そしお、由朚呚蟺では滅倚に芋られない怍物も生育しおいたす。キク科のノニガナです。 花はタビラコの仲間、総苞片はノゲシ、葉はニガナに䌌おいる、ちょっず䞍思議な皮類。 䞊の写真を撮ったのは倕方なので花がしがんでしたっおいたすが、午前䞭には黄色い花を 咲かせおいたした。葉は先が现長く尖っおすくっず立ち䞊がり、ずおも特城的です。 ちなみに3枚目はアカオニタビラコ(å·Š)ず䞊んで生えおいたもの。結構印象も違いたすね。 こがれ皮から発生した個䜓が自然通呚囲でも芋぀かるこずがあるので、探しおみたしょう。 ・・ずいうこずで、今日は“秘密の花園”こず、自然通屋䞊に咲く怍物をご玹介したした。 なお、自然通屋䞊は職員以倖は立ち入るこずができたせん。玹介のみでごめんなさい

  • ビンズむず長池小぀ばさ孊玚プログラム

    4月23日、ながいけの道沿いの雑朚林で、ビンズむの小矀ず出䌚いたした。 セキレむの仲間らしく地䞊や枝でトコトコず歩いおいる様子を、じっくり芳察できたした。 このブログでの登堎回数がやけに倚いビンズむですが、私の奜きな鳥の䞀぀なのです。 以前も曞きたしたが、越冬期は草原や束林などで芋られる䞀方、朚々が芜吹いおくるず 雑朚林の内郚に移動しおむモムシなどの昆虫を食べおいたす。5月連䌑明けくらいには 姿が芋えなくなり、い぀の間にか高地ぞず枡り去っおいきたす。長池公園でも、毎幎、 枡来したばかりのキビタキなどの倏鳥ず同時期に、ビンズむの姿が目立぀ようになりたす。 ビンズむたちのいた近くの林瞁では、カマツカの花が満開でした。今幎は圓たり幎ですね 先週、長沌公園でオオバりマノスズクサが咲き始めおいたこずを思い出し、䞭倮園路の ぀る怍物園の様子を芋おきたした。やはりここでも開花しおいたした。それもたくさん 園内自生のオオバりマノスズクサを移怍しお、初めお花が咲いたのは数幎前のこずです。 それから開花数は順調に増えおいるように思いたす。なお、長池公園の本皮は、研究者に よるず、正確にはオオバりマノスズクサずタンザワりマノスズクサの雑皮系統だそうです。 お隣ではハンショりヅルも咲き始めおおり、早速、コマルハナバチがやっおきおいたした。 さお、この日は長池小孊校぀ばさ孊玚の第1回生き物芳察プログラムを実斜したした。 今幎床初回ですが、ほずんどの生埒が長池公園ですでにこの授業を経隓しおいるので、 すぐにスむッチが入っお次々に生き物を芋぀けおくれたした。虫や小動物を手に乗せる こずに抵抗があった生埒も、慣れお倧䞈倫になっおいたりず嬉しい倉化もありたした。 この日、䞀番泚目を集めたのは、アオゲラの叀巣を䜏凊にしおいるアオダむショりです。 穎から顔を出しお、蟺りの様子を窺っおいるずころをみんなでじっくり芳察できたした 順に、ヒゲブトハナムグリ、ペツモンクロツツハムシ、キセルガむの䞀皮です。 小さな生き物たちぞの優しい県差し、ふれあい、そしお、可愛いな䞍思議だなず関心を 持っお1匹1匹ず向き合うこずができる心ず時間のゆずり。倧切にしおいきたいですね

  • アケビのポヌトレヌト

    4月22日、䌁業による里山敎備掻動の支揎のお仕事で、垂内北西郚の緑地ぞ出匵したした。 珟堎ぞ到着するずすぐに、キビタキやダブサメ、ツツドリなどの囀りが聎こえおきたした。 この蟺りは山深く、以前、小孊校付近にクマが出没しお話題になったこずもあるほどです。 珟地での打ち合わせず䞋芋をひずずおり終えたあず、30分ほど呚蟺を歩いおみたした。 午前䞭は雚がぱら぀いおいたので、雚露の茝きず新緑の組み合わせがずおも綺麗でした。 私はカメラや写真の知識が党くずいっおいいほど無いため、これたで、あくたでも蚘録の ために動怍物の写真を撮り続けおきたした。そんな私ですが、この時ばかりは矎しい情景に 心を奪われお、うたく写真に収めたいなぁず欲が出たのです。近くに咲いおいたアケビに カメラを向けおみたした。結果、珍しく思いどおりの写真が撮れお自画自賛しおいたす笑。 雚䞊がりの新緑もいいものですね写真は順に、アブラチャン、アカシデ、カゞカ゚デ。 この谷戞にはショりブが倚く、氎田跡の湿地に青々ず茂っおいたした。それらの隙間からは ネコノメ゜りが顔を芗かせ、シラコスゲやコダむコン゜りなど特城的な怍物もありたした。 5枚目はガクりツギ、6枚目はミツバりツギです。今はりツギの付く暹朚が倚いですね。 アブラチャンの葉には、予想どおりヒゲナガオトシブミがいたした。1・2枚目が雄で、 3枚目は雌。アブラチャンなどの葉を噚甚に巻いお揺籠を䜜る、おなじみの昆虫です。 足もずにはこんな虫がいたした。おっきりハムシの仲間かず思っお調べるず、違いたした。 ペツボシテントりダマシずいうテントりムシダマシの䞀皮のようです。むむ・・隙された 「なかなかいいずころでしょ」ずばかりに登堎したダマアカガ゚ル。谷戞の豊かさを 象城する存圚です。もう少しゆっくり芋お廻りたかったのですが、お楜しみは次回に。 埌ろ髪を匕かれる思いで珟地を埌にしたした。今埌の掻動展開に期埅が膚らみたす。

  • こがれ皮

    4月21日、今週は季節の進行が䞀気に加速したこずもあり、私の自然芳察レヌダヌは ずっず鳎りっぱなし。仕事も忙しい時期だけに、もどかしく過ごした1週間でした。 この日は䌑みでしたが、長池公園では初蚘録ずなるコマドリの囀りが確認されたそうです。 堎所は特別保党ゟヌン内。別のスタッフが声を録音しおおり、情報提䟛しおくれたした。 先日17日の講座で、近幎急増䞭の倖来怍物、コゎメむヌノフグリを芳察しおいる時に、 「どうしおこんなに増えるのだろう」ず皆さんの䞭で考察談矩が繰り広げられたした。 するず参加者の䞀人が、アスファルトの隙間にこがれ萜ちた皮子を芋぀けおきたした。 手にずっおみるず、なるほど、皮子のくがみには倧きな癜い物質がくっ付いおいたす。 これはアリたちが奜む甘い誘惑、゚ラむオ゜ヌムに違いありたせん。䞀぀の果実には 4぀の皮子が入っおいお、数ずしおはオオむヌノフグリの18個ず比べおだいぶ少なめ。 その代わり、皮子自䜓が倧きいので目立ちたすし、食べ応えもそれなりにありそうです。 コゎメむヌノフグリもオオむヌノフグリ同様に自家受粉によっおバンバン皮子を生産するず 掚枬されるので、皮子の倧量生産ずアリ散垃の組み合わせでどんどん増えるのでしょう。 ・・ずいうこずで、今週の蚘事で取りこがしおいた“こがれ皮”な話題を他にもいく぀か。 こちらの矜は、先の講座の集合時に参加者の䞀人が京王線の高架䞋で拟ったものです。 この堎所はむワツバメの巣を乗っ取る圢でヒメアマツバメが営巣しおいるので、萜ずし䞻が ヒメアマツバメであるこずはすぐにわかりたした。調べおみお驚いたのはその郚䜍です。 翌の䞋偎に䞊ぶ颚切矜の䞀぀で、次列颚切(䞭倮付近の数枚)ずいう郚䜍の矜でした。 小鳥の颚切矜は、どの皮類もだいたい同じ倧きさず圢をしおいたす。特に先端の初列颚切ず 次列颚切の長さはそれほど倉わらないのが普通です。ずころがヒメアマツバメではそれらの 長さが極端に異なっおおり、この矜がたさか次列颚切だずは思っおもみなかったのです。 長幎、様々な野鳥の矜を拟い集めおきた䞭で、こんなに短い次列颚切は初めお芋たした 2枚の矜から、改めお、飛ぶこずに特化した鳥の構造䞊の特殊さを実感したのでした。 難しい話はこれくらいにしお、私のマヌケな顔ずマヌケな笛の音をお楜しみ䞋さい笑。 氎の入る前の田んがに矀生しおいるスズメノテッポり、通称“ピヌピヌ草”の先端の穂を 抜き取り、葉を䞋に折りたたんで吹いおいたす。葉舌ずいう癜い膜がリヌド代わりになっお 「ピヌピヌ」ずなんずもいえない音が出るのです。ぜひ皆さんも遊んでみお䞋さいね おたけ。アカメガシワの可愛いスタンプです。赀い粉を吹いた若葉を玙に挟んで擊るだけ。 若葉を指で擊るず色が倉わる“むリュヌゞョン”を披露したら、参加者が「こんなのも できるよ」ず教えおくれたした。いいこず教えおもらっおばっかりな今日この頃です

  • 昆虫二題ずゞュりニキラン゜り

    4月20日、八王子垂環境保党課䞻催の緑地保党講習䌚(第1回)が長池公園で開催されたした。 今幎床も講垫を務めるこずになり、個性あふれる新しい受講者の皆さんを迎え入れたした。 初回は午前䞭が座孊、午埌は園内を歩きながら里山の抂芁ず手入れに぀いお解説したした。 冬に特別支揎孊玚の子どもたちが萜ち葉を掻いおくれた林床は、ゞュりニヒト゚が䞀面に。 しばし芳察タむムずなりたした。じっず芋おいるず、花には様々な昆虫がやっおきたす。 ながい觊角がトレヌドマヌクの可愛いこの子は、ニッポンヒゲナガハナバチの雄です。 自分が可愛いずいうこずなど知る由もありたせんが、このビゞュアルは愛されお圓然。 恐い、危険、がどうしおも先行しおしたいがちなハチのむメヌゞを少し芆せたでしょうか なお、シロスゞヒゲナガハナバチずいうそっくりな皮類もいお、翅の暡様で芋分けたす。 そういえば、「みんなの長池」最新号の衚玙がシロスゞヒゲナガハナバチでしたね もう䞀皮、觊角に特城のある昆虫が集たっおいたした。ヒゲブトハナムグリの雄です。 季節倖れですが、觊角がたるでトナカむのよう。胞郚の緑ず腹郚の玫も矎麗ですね ぀い先日も党く別の堎所で芋かけたばかりなので、よく芋られる時期なのかもしれたせん。 南倚摩゚リアでは珍しい印象はありたせんが、東京郜党䜓では枛少しおいる皮だそうです。 ずころでこれらの写真は、ゞュりニキラン゜りずいう怍物です。互いに近瞁で䞀緒に生える こずもある、キラン゜りずゞュりニヒト゚の自然雑皮ずいわれおいたす。雑皮なので、 花の色はキラン゜り寄りのものからゞュりニヒト゚寄りのものたで様々、立ち䞊がり方や 花の付き方、葉の付き方などは、䞡者の䞭間ずいえるような芋た目をしおいたす。 たた、倚幎草のため、䞀床発生するず毎幎同じずころで芋られるこずが倚いようです。 雑皮ずいい぀぀あちこちで普通に芋぀かるものですが、雑皮圢成を促しおいるのはじ぀は 先ほど登堎した送粉者のニッポンヒゲナガハナバチやヒゲブトハナムグリだったりしお 参考たでに、䞡芪皮の写真も茉せおおきたす。巊がキラン゜りで右がゞュりニヒト゚です。 もはや講習䌚の話はどこかぞすっ飛んでしたいたしたが、このたた続けたいず思いたす笑。 倕方、手すりの昆虫を芳察しながら里山トむレの鍵を閉めに行くず、色々芋぀けたした。 園内各所のダマグワでは、枝や葉を䜕匹ものハラグロオオテントりが歩き回っおいたした。 その他の昆虫は、順に、シラケトラカミキリ、カシワクチブトゟりムシ、アオメアブ、 アカスゞキンカメムシ、コメツキムシの䞀皮です。手すりが䞀段ず面癜くなっおきたした

  • 今幎もいたいた

    4月19日、昆虫の擬態ずいえば冬のむメヌゞが匷いですが、新緑の季節にも芋事な擬態を 芋せおくれる皮類がいたす。その䞀぀が、゚ノキの幌朚の枝先で芋぀かるこちらです。 アカボシゎマダラ(春型)の5霢幌虫が、芜吹いたばかりの葉に化けおいるずころです。 じ぀は昚幎の4月にも、この子たちを蚘事にしおいたした。新芜にかくれんが (h-yugi.org) 寒いうちは根元でスタンバむしおいお、芜吹く盎前は枝の付け根たで移動、そしお芜吹きの タむミングに合わせお枝先ぞ歩みを進めおいくようです。自分をわかっおいらっしゃる 5月連䌑頃には、あっずいう間に蛹化しおしたうので、この姿を探すなら今のうちですよ。 捜玢のヒントは、膝䞈から背䞈くらいの幌朚で、葉が展開し始めおいる゚ノキを䞹念に 芋おいくこずです。個䜓数は倚いので、園路沿いのなんおこずない朚にもいるはずです。 長池公園は次から次ぞず芋頃の花が移り倉わり、自然情報ボヌドの曎新も倧忙しです。 私は「あそこにあれが咲いおいたしたよ」ずお知らせするだけなので、楜をしおいたす。 綺麗な字で、芋られる堎所もわかりやすく敎理しお曞いお䞋さる自然通スタッフに感謝 写真は順に、クゲヌマラン、キンラン、ゎりダ゜り、シロバナハンショりヅル、アケビ、 サルトリむバラ、ゎマギ、メギ、ハナむカダ。いずれも園内で、珟圚開花䞭のものです。 出匵からの垰り道、峠で䞀䌑みしおいるず、頭䞊のナツグミが芋事に咲いおいたした。 この時期に咲く朚の花は皮類が倚く、うかうかしおいるうちに芋逃しおしたいそうですね。

  • ミツデカ゚デ

    4月18日、自然通正面入口から芋えるミツデカ゚デ(怍栜品)の雄株が芋頃を迎えおいたす。 カ゚デらしからぬ“䞉぀手”状の䞉出耇葉が特城ですが、すでに葉も芜吹き始めおいたす。 ミツデカ゚デは、由朚地区には点々ず分垃しおいるカ゚デ類です。長池公園内にもわずかに 自生しおいたす。ただほずんどが幌朚なので、花盛りの姿を芋るこずは滅倚にありたせん。 自然通呚囲では、移怍栜培品のキケマンやハルザキダマガラシの黄色い花が目立ちたす。 黄色ずいえば、園内各所でキンランも開花䞭です。林床の䞀面に咲くさたは壮芳ですね 長池公園にも自生しおいる゚ビネの花。自然通呚囲には様々な色のバリ゚ヌションが 揃っお咲いおいたす。どれも皮ずしおぱビネに違いありたせんが、アカ゚ビネ(橙色)、 ダブ゚ビネ(緑色)ず呌ばれるこずがありたす。これらずは別に、関東には自生しない キ゚ビネ、そしお、゚ビネずキ゚ビネの自然亀配皮であるタカネなども怍えられおいたす。 この日は午前䞭、垂内の民有緑地で調査のお仕事でした。満開のサンショりにクサむチゎ、 むチリン゜りやりバナリの矀萜もあっおなかなか良い緑地でした。ちなみに3枚目の写真は ハリギリの山地性の品皮(たたは倉皮)ずしお知られるケハリギリの葉裏を撮ったものです。 葉裏や葉柄にびっしりず毛が生えおいお、葉の切れ蟌みもハリギリより深いこずが特城。 䞘陵地でも、山寄りの地域や緑の濃いずころでは、しばしば出䌚うこずがありたす。 午埌からは、別所小孊校おおぞら孊玚の子どもたちず野鳥芳察プログラムを実斜したした。 今幎床は毎月1回、野鳥をメむンテヌマにし぀぀、身近な自然を幅広く味わっおいきたす。 これから1幎間、おおぞら孊玚の皆さんず様々な䜓隓ができるこずを楜しみにしおいたす

  • 長沌公園の動怍物

    4月17日、芳察䌚講垫の仕事で長沌公園を散策したした。たくさんの出䌚いがありたした。 高校時代から散々通っおきたフィヌルドなのですが、ただただ新しい発芋がありたす。 同時に、呚囲の田んがが耕䜜転換(畑地化)や宅地化によっお軒䞊み倱われおしたったり、 土砂厩れやナラ枯れの圱響で園内の環境に倧きな倉化があったりず、同じ堎所を芋続けお きたからこそわかるこずも倚いので、皆さんぞのレクチャヌにも぀い熱が入りたす。 この日、特に印象深かったのは、ニホンアナグマにばったり遭遇したこずず、枡り途䞭の コマドリがよく囀っおいたこずですが、それらは残念ながら写真に撮れたせんでした。 定番コヌスの霧降の道では、面癜い圢のオオバりマノスズクサが咲き始め、斜面に矀生する ホタルカズラが芋事でした。流れのそばでは、ネコノメ゜りの花も点々ず咲いおいたした。 各所で芋られるハンショりヅルはいずれも蕟でしたが、この姿こそが私の䞀抌しです。 たるで色鉛筆で描いたリンゎのようで、緑から赀玫ぞのグラデヌションが矎しいのです。 身近な皮類からマニアックなものたで、新緑の季節ならではの怍物たちを堪胜したした。 順に、ダマミゟむチゎツナギ、クロヒメカンスゲ、カワラスゲ、タマノカンアオむ、 ミツバツチグリ、チゎナリ、セむタカシケシダ、コバノガマズミ、ミツバりツギ、 ダマツツゞ、コクサギ、りワミズザクラ、ハナむカダ、サルトリむバラ、゚ンコりカ゚デ。 長沌公園は䞡生爬虫類が倚いのも魅力です。この日はニホンアマガ゚ル、アオダむショり、 ヒガシニホントカゲなどに出䌚いたした。カ゚ルさん、玠手で掎んでしたいごめんなさい。 皆さんに案内をしながらの芳察なので、野鳥はじっくり探せたせんでしたが、枡り途䞭の センダむムシクむがよく囀っおいお、捕らえた昆虫を振り回すシヌンも芳察できたした。 最近はどこでも芋られる、留鳥のリュりキュりサンショりクむかず思っお玠通りしそうに なったのですが、枡りの季節ずいうこずもあり、念のために双県鏡で確認しおみるず、 胞からお腹にかけお真っ癜。枡りの途䞭に立ち寄っおいく倏鳥のサンショりクむでした。 3枚目は冬鳥のツグミ。色合いがくっきりしおきお、シベリアぞの旅立ちの日も近いかな そしお、なんずいっおもこの時期は昆虫ですね。䞀぀䞀぀玹介したいのをぐっず我慢しお。 順に、アカボシゎマダラ(春型)、ヒメクロオトシブミ、むクビチョッキリの仲間の揺籃、 シバカワコガシラアブ、トビむロオオヒラタカメムシ、オオツマキヘリカメムシ、 むノコヅチカメノコハムシ、むチモンゞカメノコハムシ、ペツボシハムシ、ツチむナゎ、 ヒメオビオオキノコ、オナガグモです。䞭でも私のお気に入りはシバカワコガシラアブ。 小顔ずおすもうさんのような䜓型がすっかり気に入っおしたいたした。たた䌚いたいな 最近では、生物倚様性保党を目的ずした倧芏暡な環境敎備や工事が各所で進められおおり、 それらの効果に泚目しおいたす。これからも長沌公園には足繁く通うこずになるでしょう。

  • メリケントキン゜り

    4月16日、鑓氎方面圚䜏のスタッフが、倜の犬の散歩で「ミゟゎむが鳎いおいた」、 「フクロりが止たっおいた」など、い぀も、それはそれは矚たしい話をしおくれたす。 今は倜に出歩くこずがほずんどない私も、倜な倜な出歩いおいた孊生時代は、ミゟゎむや フクロり、それに倧奜きなアナグマをはじめずする野生動物ずも顔を合わせおいたした。 この日の深倜、久しぶりに所甚で車に乗り蟌むず、目の前をよたよたハクビシンが 歩いおいきたした。あんなに顔なじみだった野生動物も、今の私には新鮮に感じられたす。 さお、この日は倧塚東公園で枯れ枝の凊理などを行いたした。い぀も、軜トラ䞀杯に積んだ 剪定枝を持ち蟌んでいる業者の敷地内、蚈量噚の呚りの砂利にこんな雑草が生えおいたす。 数幎前から芋られるようになったもので、南米原産のメリケントキン゜りずいう怍物です。 キク科の䞀幎草で、マメカミツレやカラクサナズナなどよく䌌た雑草がいく぀かありたす。 じ぀はこのメリケントキン゜り、web怜玢しおいただければわかるのですが、ずんでもない 嫌われ者です。ちょっず可哀想なくらいに各地の行政が目を光らせお駆陀を促しおおり、 目の敵にされおいたす。それもそのはず、果実には鋭いトゲがあり、芝生に矀生するず、 そのトゲが私たちの皮膚やお散歩の犬にプスッず刺さっおしたい、かなり痛いのです。 気付かないくらい小さいだけに、知らぬ間に広がり、駆陀も難しい厄介な存圚ずいえたす。 銖郜近郊でも、もはや手の斜しようがないほど矀生しおいる堎所が倚くありたすが、 由朚呚蟺では、今のずころ姿を確認しおいるのはこの䞀角だけなので、ご安心䞋さい。 ・・ずはいえ、油断は犁物なので、仕事でこの蚈量噚を通る時は、靎底で螏たないように 现心の泚意を払っおいたす。垂内倖の業者が頻繁に出入りする斜蚭なので、この子たちも 誰かの靎やタむダに刺さっお、意図せずに運び蟌たれおきた皮子の子孫かもしれたせんね。 所倉わっお、こちらは長池前の陜だたりにお。ムラサキシゞミが日向がっこしおいたした。 翅を閉じるず呚囲に同化しおしたいたすが、広げるずこの通り衚面の瑠璃色が茝きたす。 呚りにはムラサキサギゎケの矀生も。玫ツヌトップに癒された、束の間のひずずきでした。

  • 身近な鳥の暮らしの䞀コマ

    4月15日、事務所にいるず䞭庭から“キャラララ”ずシュレヌゲルアオガ゚ルの声が 聎こえおきたす。気になっお、声のする堎所を芋に行っおも絶察に姿は芋せおくれたせん。 それくらい隠れるのが䞊手なのに、䌑んでいる時は葉っぱの䞊に堂々ず止たっおいたり・・ 自然通呚蟺ではむロハモミゞが花盛り。新緑ず赀い花のコントラストがずおも綺麗です カ゚デの仲間は目立たないながらも玠敵なデザむンをした花が倚いので、楜しみですね。 ずころで先日、南倧沢駅近くの商業ビル宀内でこんな光景を目にしたした。時間は倜です。 ラむトの䞊にツバメが飛んできお止たりたした。党く逃げないので、スマホでパシャリ。 ツバメは倏から秋にかけお、倧集団で河川敷のペシ原などにねぐらを圢成するこずが 知られおいる、集団性の高い野鳥です。ではこの子はなぜ単独でこんなずころに・・ その答えはすぐに掚枬できたした。きっず、この子は近くの軒䞋で営巣しおいるペアの雄。 雌が抱卵などで就寝時も巣を離れられない時期、雄はそのそばで䞀人、倜を明かすのです。 い぀も誰かず䞀緒に過ごしおいるツバメが、おそらく唯䞀、孀独に過ごす瞬間ずいっおも 良いのではないでしょうか子育おが始たるず雄も忙しくなるので、こうしおボヌッず しおいられるのも今のうちかもしれたせん。なんお、誰かず重ねおいるわけでは決しお・・ もう䞀぀、身近な鳥の行動を玹介したす。おなじみハシブトガラスが䜕かを咥えお 遊んでいたした。咥えお持ち䞊げたり、䞋に眮いたりを繰り返しおいたす。骚盀ベルト 巣材にはなりそうにない倧きな平たいものです。私にはただ遊んでいるように芋えたした。 ちなみに、カラスは1.1kgの円蓋を嘎で持ち䞊げられる、ずいう研究報告がありたす。 平たい圢状であれば、結構重たい物でも持ち䞊げるこずができおしたうのだそうです。 カラスが力持ちであるこずよりも、そんな事実たで怜蚌されおいるこずに驚きですね

  • キツネノダリタケずキツネノワン

    4月14日、朝方にホトトギスの声を聎きたした。異䟋の早さなので通過個䜓でしょうか たた、12日にキビタキ、13日にコシアカツバメず、次々に倏鳥が枡っおきおいたす。 これから5月連䌑にかけお、今幎も楜しく忙しい枡り鳥の通過シヌズンが始たりたした。 先日のパヌキッズ掻動で、ながいけの道沿いの桑の朚の呚囲にこんな䞍思議なキノコたちが 芋぀かりたした。よく芋るずキャンディ型ず茶碗型の2皮類が䞀緒に矀生しおいたした。 それぞれ、キツネノダリタケずキツネノワンずいう皮類です。草を掻き分けるずたくさん 䞭には、蓄音機のような理科の実隓噚具のような、䞀回転ひねりのキツネノワンたで ずにかく、どちらの皮類も1本1本が個性的な圢をしおいるので、芋おいお党く飜きたせん。 これらのキノコですが、実は桑の朚の䞋に生えおいたのには理由がありたす。それは掘っお みるず答えが隠されおいたす。どれも菌栞化した桑の実から生えおいるのです。どうやら、 桑の雌花に感染し、感染した実は熟すこずなく癜くなっお萜ちおしたう、それらの桑の実が 冬の間に菌栞化、春に子実䜓(キノコ)が顔を出し、桑の開花に合わせお再び胞子を飛ばす、 このような生掻史を持っおいるようです。぀たり、桑が無いず生きおいけないのですね。 これたでにも、圓ブログではホ゜ツクシタケやドングリキンカクキンなど、怍物から生える キノコをいく぀か玹介しおきたしたが、たた䞀぀、新しい䞖界に出䌚えお感動です おたけ。春のキノコの定番、アミガサタケもながいけの道の足もずに顔を出しおいたした。

  • パヌキッズ掻動で花パトず倖来皮駆陀

    4月13日、新幎床初ずなるパヌクキッズレンゞャヌの定䟋掻動を実斜したした。 芋頃の草花をチェックしお廻り぀぀、倖来皮アメリカスミレサむシンを抜き取りたした。 居残りパヌキッズず実斜した午埌の郚も含めお、蚘録した怍物などを䞀郚ご玹介したす。 䜓隓ゟヌンの奥では、あちこちでフデリンドりの花が芋頃を迎えおいたした。秋の野に咲く リンドりをそのたたミニチュアサむズにしたような可愛い姿です。南゚ントランスゟヌンの 尟根幹線口からさくらトむレ付近にかけおも矀生しおいお、こちらも䞀芋の䟡倀アリです。 ながいけの道の右手、山偎の林瞁に点々ず咲いおいたアカネスミレです。花の色が濃くお 䞭心郚(偎匁基郚)に毛がありたす。葉っぱは軟らかくおふわふわした毛が生えおいたす。 ササ刈りや萜ち葉かきなどによっお、芋通し良く手入れされた雑朚林に生える皮類です。 ながいけの道沿いには、濃い玫色の花を咲かせるスミレがもう1皮、生育しおいたす。 その正䜓こそがアメリカスミレサむシン(ノィオラ・゜ロリア“パピリオナケア”)です。 圚来のスミレ類に玛れお芋逃しそうですが、厚みず光沢のあるハヌト圢の葉っぱを䞀床 芚えるず、盞圓な数が生育しおいるこずに気付くでしょう。根はワサビのように肥倧し、 匕き抜くのも䞀苊劎。毎幎、数癟数千株を駆陀しおいたすが、なかなかしぶずいです。 この日はパヌキッズの力を借りお、ながいけの道ず䜓隓ゟヌンを䞭心に駆陀を行いたした。 倧人も子どももうたく芋分けながら抜いおくれお、蚈669株を駆陀するこずができたした その他の怍物は写真のみですみたせん。順に、ミツバツチグリ、キゞムシロ、ヒカゲスゲ、 ワダ゜り、むチリン゜り、ツボスミレ、シロバナハンショりヅル、ニワトコ、ニガむチゎ。 怍物目的ずはいえ、そこはさすがパヌキッズ、次から次ぞず様々な生き物を芋぀け出しお くれたした。もはや私のほうが远い付かなくなり、写真に撮れたのはそのほんの䞀郚です。 順に、ヒガシニホントカゲ、ニホンカナヘビ、カメノコテントり、トゲヒゲトラカミキリ、 ナミアゲハ、カブトムシ(幌虫)。途䞭、「今日のテヌマは昆虫調べだよね」なんお声も。 最埌はお埅ちかね、パヌキッズ掻動のスナップです。(参加者から写真をお借りしたした) 春䌑みのお土産話に花が咲いたり、スズメノテッポりの笛で遊んだり、幞せな䞀日でした。

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