越夏するオシドリ
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8月30日、長池ぽんぽこ祭りから一夜明け、長池公園には穏やかな日常が戻りました。ところで皆さんは築池にいる
1羽のオシドリをご存じでしょうか?この子は昨年の秋から滞在している雄で、翼をケガしていて飛べないようです。
多摩地域には秋から冬に渡ってくる水鳥なので、本来であれば夏場はいませんが、この子は築池で越夏しています。
朝は築池に浮かんだ倒木上で休んでいることが多く、散歩の方々から“ツクオくん”と呼ばれて親しまれています。
やはり左の翼はだらんとしたままですので、ケガは治っていないようです。自然館スタッフが、ツクオくんの写真を
何枚も撮影して下さっており、珍しいカワセミとのツーショットまで!すっかり、“築池の顔”となっている様子。
飛べなくてもこの場所で生き延びていくために、様々な知恵や能力を発揮しています。常連の皆さんからは、水面に
落ちたアブラゼミをすかさず拾い上げて食べていた、という報告もありました。たくましく生きていて素晴らしい!
ちなみにこちらが半年ほど前のツクオくんです。この時はまだ生殖羽で立派な姿をしていました。カモ類は春と秋の
2回、全身の羽が生え変わるので、今は非生殖羽で雌と同じような地味な姿です。同一人物(?)とは思えないですね!
10月頃には、ドングリの落果とともに再び仲間たちが渡ってくるはずですので、それまで頑張ってほしいものです。



