虫を使う花、葉を使う虫
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7月21日、この日は提出書類の作成に没頭していました。夕方、少しでも自然を感じたくなって自然館周りを一周。
会議室の外壁に沿って仕立ててあるウマノスズクサの花がいつの間にかたくさん咲いていました。金管楽器のような
不思議な形をした花は、他の株から花粉をくっつけてきたハエが中に入ると、その形状と内部の毛に阻まれてしまい
簡単には出られず受粉に貢献する、という巧妙な仕組みになっているそうです。さて、その花に気を取られていたら
周囲の葉っぱにジャコウアゲハの幼虫が何匹も取り付いているのを見逃すところでした!どれだけ食べれば気が済む
のかというほど、葉っぱという葉っぱがかじられています。この葉っぱ、じつは、アリストロキア酸という毒成分を
含んでいるので、他の生きものは口にしません。ジャコウアゲハはこの毒成分を自らの体内に取り込み、外敵からの
防御に利用するというトリッキーな生態を持っています。「どんどん食べて強くなるぞ~!」と聴こえてきたような。
ウッドデッキを挟んだ向かいの木々ではニイニイゼミが騒がしく鳴いています。何気なくカメラを向けるとサクラの
幹をカミキリムシが歩いていました。ヤツメカミキリです。決して珍しい種類ではありませんが、いざ探すとなると
なかなか出会えないカミキリムシなので、少し得した気分になりました。やっぱり散歩は休んだらいけませんね!

















